小林師範の続々指導日記
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2018/09/05(水) スポーツ界パワハラー暴力暴言は人格を歪める 第5553回
 午前中は、「台風一過」という訳には行きませんでしたが、風は弱くなりました。午後からは、夏が戻ってしまいました。熱中症にご用心です。
 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。 16時30分〜17時45分の湘南台カルチャーセンターの稽古で、昇級審査に備えて、形等中心で行いました。
 19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。別件ですが、保護者と組手強化について、意見交換をしました。自分が気が付かない点もあり、今後の組手強化に有益な場となりました。感謝申し上げます。
 さて、タイトルの件ですが、スポーツ界で体操、アメリカンフットボール、レスリング及びボクシング等々暴力やパワハラなどの不祥事が絶えません。ある新聞が、権力を盾に選手を黙らせる「服従の構図」と断罪しています。暴言や暴力も後を絶ちません。
 当然ですが、暴力や暴言を使った指導は許されません。しかも、効果が低いとされています。暴力や暴言をというのは、外発的動機付けです。「怒られたくないからする」「怒鳴られたくないからやる」というものです。あるサイトの記事で以下の事が述べられていました。(『朝日新聞 デジタル』2018年9月5日付け)
(転載開始)
 怒りの制御方法を10年以上教えている日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表理事は「スポーツの指導者に限らず、怒るのは性格のせいではない。多くの人が、怒ることが人を動かす最もいい方法だと思い込んでいる。それが間違い」と指摘します。
(転載終了)
 皆さんご存知の通り、賞罰(今回は罰)によって刺激される気持ちより、選手の心の中の興味や関心からわき出る意欲、つまり内発的動機づけの方が大きな成果につながる、というのが心理学やコーチ学の定説です。
 暴力や暴言は、選手やそしてそれを行うコーチの人格まで歪めて行きます。暴力や暴言を当たり前の様に考えていたら、人間として失格です。暴力や暴言を言う方もですが、それに服従せざるを得ない選手、やがては服従する事が当たり前と感じる様になってしまう選手にもにとっても、という事です。
 更に、スキル向上やモラール向上にも、効果がないのですから、やるだけそんです。


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