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2018/09/12(水)
指導者のことばで変わる 第5560回
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最初に、北海道の地震の影響で、9月15日〜17日に札幌で開催予定の日本スポーツマスターズ大会が中止になり、当然ですが空手道競技も中止となりました事を、ご報告致します。 今日は、スポーツセンターはお休みで、モーニングヨガに行きませんでした。9月26日(水)開催の技術指導本部会の招集通知兼事前配布資料を完成させ、該当者に送付しました。また、9月の大会について、写真等をアップしていませんでしたので、そちらの方も行いました。 11時30分〜12時30分は、やよい台幼稚園の稽古で、昇級審査を実施しました。16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、週末の昇級審査会&昇段審査会に向けて、形等中心で行いました。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。別件ですが、ある道場の正副運営代表と、参加義務がある大会への対応と道場主体でいわゆる地域貢献の活動への取り組みについて、意見交換をしました。 さて、タイトルの件ですが、『Sport JAPAN』(2018年9月―10月号)で「プレーヤーが変わる『ことば』がある」という特集が組まれています。詳細は、書きません。ただ、これと関連する様な事がつい最近ありました。 それは、大坂なおみ選手が、女子シングルスで優勝した事です。それの優勝を支えたコーチのサーシャベイジンが高く評価されているという事です。大坂選手、フィジカル面では逸材と言われていましたが、メンタル面で弱い所があり、試合中の何かの失敗で大きく崩れて負ける事が多かったそうです。しかし、サーシャベイジンのコーチでメンタル面が強化されて、優勝の快挙に繋がったという事です。そう言えば、錦織圭選手もマイケルチャンというコーチを得てから躍進をしています。コーチ(指導者)に依って、選手が変わるという実例の一つです。両名とも、きっと変わる様な「ことば」を掛け続けられたのだと思います。 これは、プロの世界だけでなく、道場の指導でも全く同じだと思いました。当然、プロの世界では、コーチによるフィジカル面での強化(指導)があるでしょうが、大きな要素はメンタル面での強化(指導)だと思います。フィジカル面は、そんなに急には変わりませんが、メンタル面は一気に変わります。メンタル面が変われば、稽古も試合も変わります。 指導者の役割は、その生徒(会員)が持つ能力を最大限に発揮させてあげる事です。そして、それ以上の事は出来ません。それが優勝だったり、1勝だったりと選手により異なります。 「変わる」というのは、「能力を最大限に発揮させる」と同じだと理解しています。指導者としては、そういう立場にいるという自覚と行動が大切だと思いました。
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