小林師範の続々指導日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2018年7月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2021/03/07 ブログを移行しました
2021/03/06 ブログを移行しました
2021/03/05 ブログを移行しました
2021/03/04 ブログを移行しました
2021/03/03 ブログを移行しました

直接移動: 20213 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2018/07/06(金) 熱中症予防と対応について 第5492回
 モーニングヨガに参加しました。また、「全中応援ツアー」の入金して全て終了し、こちらは一段落しました。それ以外は、読書をしました。
 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜18時の、藤沢総合高校空手道部の稽古は、テスト期間中でありませんでした。
 19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。「基本形の日」という事で、佐藤指導員を講師にして平安初段を行いました。また、同武道場を借りている団体で、トイレ清掃を順番で行っており、今月は志空会の当番という事で、保護者とジュニアリーダーとで取り組みました。
 雨ですが、断続的に降り続けています。しかし、モーニングヨガと富士塚幼稚園の行き帰りは小雨でしたので、電動アシスト自転車で行きました。大和道場も同様で、どうにか乗り切った感じです。
さて、タイトルの件ですが、熱中症については、折に触れて書いております。また、今年も書きます。
 これは、大雨前(戻り梅雨)のインターネットの記事ですが、6月下旬は熱中症で救急搬送される人が急増しています。総務省消防庁によると、7月1日までの1週間で、全国の搬送者数は
3,473人に上り、前の週の5倍以上となったという事です。統計史上、最も早い6月29日に梅雨明けした関東甲信地方をはじめ、東日本を中心に最高気温が35度以上の猛暑日となる地域が相次いだことが影響したとみられています。
で、7月9日(月)以降、気温が30度を超えるという事ですので、熱中症の予防や、症状が出た時の対処法をまとめてみました。
 まずは、発生原因ですが、この原因を取り除くのが予防という事でもあります。この原因は、三つあり、以下の通りです。
(1)環境:高い気温や湿度、熱波、閉め切った室内等
(2)体:下痢やインフルエンザでの脱水状態、二日酔いや寝不足の体調不良、持病等
(3)行動:激しかったり慣れなかったりする運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい状況等。
 反対から見ますと、この3条件の一つを除けば良いという事になります。前に書きました様に、熱中症予防(注意)の為のタニタの「簡易熱中症指数計」を購入し、道場(稽古場所)に持ち歩いて、高い気温や湿度に注意をしています。
 更に、稽古の最初及び最後の挨拶の時に、以下の事を伝えています。
(1)稽古前に水分補給 
(2)稽古中も水分補給 
(3)喉が渇いていなくても水分補給 
(4)稽古が終わってから又は帰宅してから水分補給
(5)早寝早起き 
(6)好き嫌いのない食べ物
(7)乳製品を食べる 
 最後の乳製品は、熱中症に負けない体を作る為に運動後に蛋白質を取るという事で、即効性はありませんが、長期的に見て大切な事だと思います。
 また、スポーツドリンクについては、稽古の時には勧めています。しかし、稽古のない時や日常的に飲用していますと「ペットボトル症候群」になるので、常用しない様にも注意しています。
< * 麦茶等の部分を削除しました。理由は、今日7月11日(水)のNHKの「朝イチ!」という番組で、相当に厳しい練習(剣道で防具フル装備)の時に麦茶のみで水分補給して、熱中症になった事が放送されていました。水分のみを補充しますと、血液中の塩分やその他の無機質が減少し、それらの濃度を保とうと「余計な水分」と認識し、水分を体が排出してしまい、リスクがあるという事です。稽古時には、塩分等が入ったスポーツドリンクがベターの様です。また、塩分等チャージの飴やタブレットがあります。摂取を強制するものではありませんが、「一つの情報」としてお知らせ致します。>
 次は、応急処置です。ある記事に依りますと、病院に運ばれてきて回復する熱中症患者の多くは、2日目には退院できますが、死亡する患者は、医師も全く手が出せない状態で運ばれてくるという事です。生死を左右するのは、体を冷やし平熱に戻るまでにかかった時間です。短ければ回復しやすく、長いと回復が難しいという事になります。
 そこで重要なのが発症現場で行う応急処置の「FIRE」の四つです。
(1)Fluid(水分補給)
(2)Icing(冷やす)
(3)Rest(安静にさせる)
(4)Emergency call(救急車を呼ぶ)
 但し、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせます。救急車を呼ぶ為に、震災(避難)訓練で行います様に、電話を掛ける人や救急車を道路から稽古場所まで案内ないし誘導する人を決めて置く、又は指導者がその場で指示する様に訓練して置く事も大切です。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.