小林師範の続々指導日記
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2018/06/06(水) 褒める 第5462回
 午前中は、スポーツクラブも定休日という事で、ゆったりしました。7月1日開催の県連公認級及び公認段位審査会の申込を藤沢市空手道連盟にしました。今回は、1級が8名、初段が5名及び初段移行が1名で合計14名でした。昨年の同時期は、1級が18名、初段が10名、二段2名、三段1名及び段移行が2名で合計33名でしたので、大幅なダウンです。秋についても、今回と同じ位の人数になりそうで、それ以降もほぼ同じと推測されます。受審数減少の大きな原因は、新規会員の減少です。
14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。
 16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、昇級審査が今週の土曜日という事で、形等中心で行いました。
 19時〜21時は、湘南台公民館の稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」をしました。
 さて、タイトルの件ですが、何度も紹介していますが『JKFAN』で、静岡県の養正館の渡辺貴斗(わなたべ・たかと)館長(先生)の「ZENSHOに挑戦しよう!」の記事です。今回は、2018年7月号です。冒頭に反省の弁が書かれています。
(転載開始)
 私もなかなかできず、保護者の皆さんからお叱りを受ける事がありますが、形指導の時、悪いところばかりに目が行き、ただただ修正点を指摘するばかりになってしまいます。そしてそれが改善されても認めてあげることが出来ずに、指導者失格だと落ち込むことがあります。
(転載終了)
 で、ここで凄いな、素晴らしいなと思った事が三点あります。これらは、私の勝手な解釈ですので、予めお断わりしておきます。
まずは、「保護者」という言葉です。私は出来る限り「(ご)父兄」とか「お父さんお母さん」という言葉は使わず「保護者」という言葉を使っています。詳細は書きませんが、多分渡辺先生も同じ気持ちからだと思います。
 二番目は、「保護者にお叱り」という所です。保護者から意見が言える、そして指導者がそれを受け入れる事が出来る、指導者と保護者の良好な関係が伺えます。
最後に「指導者失格だと落ち込み」という所ですが、常に指導者としての自分を、指導者としての言動を見つめ直しているからこそ、「落ち込む」という事があるのだと思います。
 本論に戻って、先生は以下の通り述べています。
(転載開始)
 形指導でも、いきなり「腰が高い!全然出来ていない!」なんて言われれば、大人でも耳を塞ぎたくなりますね。「スピードと切れが素晴らしいね。あとは、もう少し腰を落としたりしたら、どれだけうまくなってしまうんだろう」なんて言ってもらえたら、力がわいてきます。
(転載終了)
 ちょっと、何て言うのでしょうか、歯が浮く様な褒め方ですが、でも叱られるよりも気分が良いでしょう。(笑)褒める事は、生徒だけでなく指導者(もそうなんですが、叱ってばかり注意しているばかりだと気分が滅入ってしまいますが、私だけかも知れませんが)褒めていると自分も嬉しくなります。褒めるという事は、生徒にも指導者にも、グッドな事だと思います。
 もう一つあります。
(転載開始)
 靴を並べない息子にイライラするのは「できて当然」だと思っているからです。「靴を並べてくれて嬉しい、ありがとう」と感謝の気持ちを持っていたら、自然と出来ていることに目が行く様になります。
 子供を見るときに、赤の他人と思うとうまく行きます。赤の他人に「何で出来てないの?本当にだらしない!毎日毎日同じことを言わせないでよ!」とは言いませんね。他人には靴を並べなくても何も不平を言わず、靴を並べた時だけ「靴を揃えてもらったりして、すみません。ありがとうございます」と言えますね。
(転載終了)
 そうそう、赤の他人と思う事も大切です。親(保護者)子だと、親(保護者)も子供も「甘えて」しまいます。親(保護者)は、遠慮なく叱ったり怒ったりします。子供は、親だから反論したり言い訳したりします。この悪い関係が、エスカレートして行き、親子で大きな声を出し合ったり、子供がやる気をなくしてやらなくなったりします。これが、もし学校の先生や道場の指導者であれば、子供は反論しません。(でも、心の中では、もやもやや反感が募っているかもしれません。)
 ですので、「赤の他人」と考えて、「出来なくも当たりません。イライラしない、叱らない」、出来たら「思い切り褒めて、称賛する」とい気持ちをいつも持ち続けると良いと思いました。
 引用が多くて申し訳ありません。また、渡辺先生、ありがとうございました!


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