小林師範の続々指導日記
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2018/06/30(土) IR法には反対(後半) 第5486回
 9時〜12時は、藤沢長後道場(湘南台公民館体育室)でした。14時〜15時は、くるみ保育園分道場の稽古でした。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。私は、他の用事で全て不参加でした。19時〜21時45分までは、「強化稽古」(湘南台公民館体育室)でした。 さて、タイトルの件ですが、昨日の続きです。
(転載再開)
<カジノを作っても経済振興に役立たない> カジノをつくれば更に、発展するような話ですが、そうじゃないんじゃないかと思うんですよね。現地の視察に行ってまいりました。逆に、日本の観光振興にこれからマイナスになるんじゃないかというふうに思います。
一つは、地域の観光収入を増やすどころか、かえって減らす可能性があります。
この間、大阪、北海道苫小牧、長崎佐世保、現地調査へ行ってまいりました。どこのカジノ計画も、実は空港から、高速船あるいはBRT、電気バスなどで空港から直接カジノにお客さんを呼び込む、連れてくるという計画、いわゆる囲い込み戦略になっております。
例えば、大阪は関空から夢洲まで高速船を運航すると。船着場までもう想定しておりました。こんなことをやっていったら、来日した外国人が空港に着くなりそのままカジノに連れていかれて、そこですってんてんにされて、大阪観光するお金とかがなくなってそのまま帰国しちゃうんじゃないかと。だから、カジノのおかげで今まで地域に入った観光収入がかえって減るんじゃないかと。
<カジノは日本各地の地域ブランドを損ねる> もう一つは、カジノが、今、日本各地が持っているブランドですね、地域イメージですよね、だから増えているわけですね。それを壊す危険性があるんです。これは、例えば大阪、万博とセットでカジノを開業するという構想ですね。大阪府や市、経産省は、カジノと万博とは別だということをずっと説明していますけど、本当かどうかですよね。現地に行ってびっくりしました。市当局に案内してもらったんですけど、何と万博パビリオンの、パビリオンの道路挟んだ隣にカジノをつくるんですよ、真隣に。万博に来たお客さんに、こっち来てくださいと言ってカジノに引っ張り込むようなそういう仕組みになっているんですね。ここでもみんなそのカジノでお金すっちゃって、悪い思い出ばっかり持って万博会場を後にすると。
せっかくここまでプラスに伸びてきた大阪の観光イメージが、私はカジノによってかえってダウンしてしまうんじゃないかと思うんですけれども、石井カジノ担当大臣、カジノが日本の観光振興にとってかえってマイナスになると、そういうことは想像されたことはありますか。
<カジノのターゲットは日本人> そもそも外国人がターゲットじゃないんですよ。その三つの大阪、北海道、長崎の当局に聞くと、大体想定しているターゲットというのは日本人なんですよね。七割から八割は日本人を想定しております。外国人観光客は二割から二五%であります。
こういう、要するに日本人を相手に、しかも今回は民営賭博、民間賭博ですね。なぜこれが、違 法性の阻却ですよね、なぜ合法なのかと。賭博というのは違法ですよね。それが、なぜこんな日本人を相手に、しかも民間が合法になるのかということは最大の、これはクリアできていないんじゃないかと私は思います。
<カジノは公営賭博の公益性に反する> 戦後の賭博罪に関する解説書、競馬法、公営賭博の歴史、裁判例を調べてみました。要するに、何が一番大事かというと、目的の公益性です。これ、どういう意味かといいますと、この公益性に、よく言われています、今まで説明があった経済効果だとか、そういう曖昧な言葉は含まれておりません。そんな曖昧なことは刑法の解釈上、含みません。
問題は、この目的の公益性の一番は、入ってきたお金をどう使うかです。入ってきたお金を民間がポケットに入れたら、それはもう犯罪そのものになると。入ってきたお金を住民サービスとか公に使うから目的の公益性が担保されると。しかし、民間企業が自分たちがもうけたものを公に寄附するわけがありません。ですから、公がいろんな事情でギャンブルやって、その代わり住民のために使うというふうなこの目的の公益性、つまり、もうけを何に使うかということが厳しく限定されて、それで公営ギャンブルしか認められてこなかったわけであります。
今回のこのカジノ実施法は、粗利益の三割は国や自治体に納めるんだけれど、残りの七割は民間企業が懐に入れるわけですね。どうしてこれで違法性が阻却できるのかと、この目的の公営性をクリアして、どうして合法になるのかと。これ、最大の、あり得ないことを法務省は、何といいますかね、今までの見解を拡大解釈して、まあルビコン川を渡ったと思いますけれど、法務省はそう簡単に解釈変えていいのかと、厳しく指摘したいと思いますけど。
<カジノの収益をアメリカの民間企業が吸い上げる> じゃ、国民の皆さんから吸い上げたお金がどこに行くかということなんですけど、これは今日本で参入を狙っているアメリカ最大手のラスベガス・サンズの株主構成であります。衆議院の参考人質疑で静岡大学の鳥畑与一教授が、このラスベガス・サンズを例に取って、カジノの利益のほとんどは一握り、一部のファミリーに還元されるということを告発されました。それで、最新のこのラスベガス・サンズ、これはトランプ大統領の最大の支援者、アデルソンさんが会長としてやっているところであります。日本でカジノを開いて、粗利益の三割は国や自治体に納めるけど、七割の利益はどこに行くかというと、こういう株主に行くんです。しかも一握りのですね、一握りのファミリーに行くと。しかもアメリカですよ、日本で吸い上げたお金がアメリカのファミリーに行くというのがこの、が示しているものでございます。
<IR法案は廃案しかない> この悪法はもう本当に廃案にするしかないということを申し上げて、質問を終わります。
(転載終了)

2018/06/29(金) IR法には反対(前半)7 第5485回
 午前中は、モーニングヨガに行きました。その後、久し振りに妻とカラオケに行きました。14時〜15時の富士塚幼稚園の稽古は、第5週でお休みでした。
 16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校)の稽古でした。「班長制度」の説明をしました。これについては、機会がありましたら書きます。
 さて、タイトルの件ですが、6月19日に安倍内閣が今国会の最重要法案の1つと位置づけるカジノ を含む統合型リゾート(IR)施設の整備法案(「IR法案」で別名「「カジノ法案」)が、衆院本会議で与党などの賛成多数によって可決され、参院に送られ、論戦は参議院に移りました。6月25日の午後参議院の予算委員会で共産党の大門実紀史議員がIR法案について、質問をしました。的を得た質問で、自分が思っている事以上の事を質問していると思いましたので、要旨を転載致します。小見出し(< >で表示)は、小林志光が付けました。
(転載開始)
大門実紀史の質問要旨
<国会会期延長に反対> カジノについて質問いたします。まず申し上げたいのは、この国会の延長の最大の理由が、もうカジノ、賭博場をつくる、こんな法案を通すためというのは、何とも私おぞましいと、本当に国会の権威をおとしめるものだというふうに思います。
<国民は反対が多数> この間、世論調査を見ても、カジノ実施法を今国会で成立させる必要はないというのは7割です。自民党支持者でも6割以上が必要ないと答えているわけですね。総理はIRが理解されていないということをおっしゃったことありますけれど、幾らIRという言葉でごまかしても、国民の皆さんは、所詮ばくちはばくちだと、刑法で禁じられた犯罪行為を合法化するなどとんでもないということを皆さん感じておられるから、この2、3年ずっと反対が多いわけですよね。
<IR法がなくても外国人観光客は増やせる> 総理は、カジノをつくる目的を、外国人観光客を増やし経済成長の目玉にするんだというふうにおっしゃってまいりましたけれども、もうそんな必要はありません。
これ、2011年から2016年の外国人観光客の増加の推移をパネルにしました。カジノ推進派の方々がカジノの成功例としてシンガポールのことを盛んに宣伝されます。シンガポールどうなのかというと、外国人観光客の増加率は確かに増えていますが、124%でございます。カジノのない日本は386%。この間、カジノ誘致に手を挙げている大阪等々調べましたけど、大阪が595%。ちなみに大阪は、2017年まで伸ばしますと増加率700%、七倍に増えております。北海道が404%、長崎は254%。どこも、カジノがあるシンガポールよりも外国人観光客は何倍にも増えているわけであります。
総理、観光戦略とかそれを目玉にした成長戦略とおっしゃいますけれど、要らないんじゃないですか、カジノなんか。カジノなくて十分に日本は観光振興成功しておりますしね。だから、国民の反対、カジノ、反対するカジノなんかは導入しなくて、真っ当な健全な観光政策を進めるべきで、カジノ計画はもう断念されたらいかがですか。
<<字数制限の関係で転載分の後半は、明日以降に書きます。>>
私的には、一般にギャンブルや賭博には興味がありませんし、競馬、競輪や競艇のコマーシャルを大々的に行っている事に、非常な違和感を持っています。
 観光資源としての日本は、すでに世界で人気化しており、新旧のカルチャーが興味深いとか、富士山が美しいとか、京都奈良などの古都が珍しいという初心者コースに始まって、現在はアルプスに登ろうとか、四万十川の清流がどうのとかというリピーター向けの企画にも旅行客が増加して凄い事になっているという記事をあるサイトで見ました。そのサイトでは、日本に来る観光客は、1箇所に落ち着く事はなく、まして空港からカジノに直行して、少し遊んだ後で日光へ行ったり、軽井沢へというような動きはしないと、書かれていました。何故ならは、日本には見る所も、やる事も沢山あるからです。
 この悪法はもう本当に廃案にするしかない、と思っています。

2018/06/28(木) 「男女共同参画週間」 第5484回
 午前中は、モーニングヨガに行きました。帰宅して、7月の配布資料の完成と、6月30日の東日本実業団大会(東京武道館)の準備をしました。
 18時〜18時45分は、横浜道場(上矢部地区センター)の幼年等の稽古でした。嬉しい事に、2名の新規入門者がありました。 18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を形中心で行いました。また、小林志光師範の「基本形講習会」を開催しました。
 さて、タイトルの件ですが、内閣府男女共同参画推進本部では、「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日である1999年6月23日を踏まえ、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」として、様々な取組を通じ、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。
 男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。(男女共同参画社会基本法第2条)というものです。
 内閣府男女共同参画推進本部は、男性と女性が、職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためには 政府や地方公共団体だけでなく、国民のみなさん一人ひとりの取組が必要と、呼び掛けています。
 男女共同参画推進本部は、2000年12月26日に、「男女共同参画週間」の実施について、以下の通りに定めました。
(転載開始)
趣 旨
1 男女が、互いにその人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の形成に向け、男女共同参画社会基本法(平成11年6月23日法律第78号)の目的及び基本理念に関する国民の理解を深めるため、「男女共同参画週間」(以下「週間」という。)を設ける。
この週間において、地方公共団体、女性団体その他の関係団体の協力の下に、男女共同参画社会の形成の促進を図る各種行事等を全国的に実施する。
2 期 間
平成13年度から毎年6月23日から6月29日までの1週間
3 主 唱
内閣府その他の男女共同参画推進本部構成府省庁
4 週間の実施に関する細目
前各項に定めるもののほか、毎年度の週間の実施に関し必要な事項については、本部長が定める。
(転載終了)
 しかし、現実は男女共同参画は進展していません。国会議員及び地方議員の女性の割合が典型です。
 列国議会同盟の集計によると、2016年の日本の女性国会議員の割合は193カ国中で163位です。
 また、総務省に依りますと、2016年末時点の女性地方議員の割合は都道府県議で9.9%、市区町村議で12.9%、女性議員は10人に一人程度となっています。
 男女共同参画社会には、程遠と言ったところです。

2018/06/27(水) 江の島さんぽちゃん 第5483回
 暑くて風が強い1日でした。自転車に乗っていると、ハンドルが取られそうな強い風が吹く時もありました。そして、ムシムシしていました。
 午前中は、2018年7月の配布資料作成に着手しました。未完です。
 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。 16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、組手中心で行いました。
 19時〜21時は、湘南台公民館の稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」をしました。
 さて、タイトルの件ですが、インターネットサーフィンをしていましたら、偶然に出会いました。藤沢市(江の島)の非公認キャラクターです。「産みの親」というかキャラを演じているのが、藤沢愛さんです。引用するのは、インタビューへの回答です。
(転載開始)
 藤沢愛さん:江ノ島さんぽちゃんは、江の島を中心に藤沢市の魅力を広めるために、地元のおいしいお店や綺麗な景色、おすすめのお土産などをSNSで紹介している藤沢市の非公認キャラクターです。
 私はアニメが好きなので、とても嬉しいことなのですが、いざアニメの放送が終わってしまうと関連のお土産や展示物が早々に撤退してしまい熱が冷めてしまっていたんです。一過性の盛り上がりではもったいない、『いつも地元を応援してくれるキャラクターがいたら良いのにな』この想いから江ノ島さんぽちゃんが生まれました。ちなみに名付け親は私の母で、「よく散歩してるからさんぽちゃんでいいじゃん♪」ネーミングはこんな感じで決まりました(笑)
(転載終了)
 まあ、どうって事はないのかも知れませんが、ちょっと嬉しい様な気がします。フェイスブックは、以下の通りです。
https://www.facebook.com/enoshimasanpo/

2018/06/26(火) ちょっと品がないのかバカにしているのか・・・ 第5482回
 午前中は、モーニングヨガに行きました。帰宅してから、7月の配布資料作成の準備をしました。16時〜17時15分は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心で行いました。また、1年生の部員の先生がお見えになりました。
 18時00分〜19時00分は、藤沢長後道場(長後公民館ホール)の幼年等の稽古でした。外部より1家族3名の参加がありました。もしかしたら入門するかも知れません。
19時〜21時は、同道場(長後公民館ホール他)の通常稽古でした。21時〜21時45分は、同公民館ホールで「自主稽古」でした。
 さて、タイトルの件ですが、麻生副総理兼財務相は6月24日、新潟県新発田市で講演し、「はっきりしていることは10代、20代、30代前半、一番新聞を読まない世代だ。新聞読まない人たちは全部、自民党(支持)だ。新聞取るのに協力しない方がいいよ」と述べたという記事が掲載されていました。
 解説では、「最近の選挙では若年層の自民党支持率が高い傾向にあるとして、安倍内閣に批判的な新聞への不満を示したものだ。」と書かれていました。特に、『朝日新聞』を目の敵にしている様な所がありますので、本当は「『朝日新聞』の様な」と言いたかったものか知れません。
 しかし、ちょっと、どうなんでしょうかね、こういう発言は・・・

2018/06/25(月) 平和の詩「生きる」 第5481回
 本日は、「買い物はありません。」という事で、母親宅には行きませんでした。午前中は、モーニングヨガに行きました。昨夜、横浜市大会の結果報告を一斉同報(ライデンシステム)で求めていましたので、ヨガから帰って、報告への返信やら纏めやらで結構忙しかったです。
 17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)での幼年等の稽古でした。引き続きの体験入門がありました。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他道場からも参加がありました。
 さて、タイトルの件ですが、6月23日の「沖縄慰霊の日」の式典で朗読された詩です。全文引用します。
(引用開始)
タイトル:生きる
作者:沖縄県浦添市立港川中学校 3年 相良倫子

 私は、生きている。マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻孔に感じ、遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。
 私は今、生きている。私の生きるこの島は、何と美しい島だろう。青く輝く海、岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、山羊の嘶き、小川のせせらぎ、畑に続く小道、萌え出づる山の緑、優しい三線の響き、照りつける太陽の光。私はなんと美しい島に、生まれ育ったのだろう。ありったけの私の感覚器で、感受性で、島を感じる。心がじわりと熱くなる。
 私はこの瞬間を、生きている。この瞬間の素晴らしさが、この瞬間の愛おしさが、今と言う安らぎとなり
私の中に広がりゆく。たまらなく込み上げるこの気持ちを、どう表現しよう。大切な今よ、かけがえのない今よ
私の生きる、この今よ。
 七十三年前、私の愛する島が、死の島と化したあの日。小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。草の匂いは死臭で濁り、光り輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた。火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、燃えつくされた民家、火薬の匂い。着弾に揺れる大地。血に染まった海。魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。
 みんな、生きていたのだ。私と何も変わらない、懸命に生きる命だったのだ。彼らの人生を、それぞれの未来を。疑うことなく、思い描いていたんだ。家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。仕事があった。生きがいがあった。日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。
それなのに。壊されて、奪われた。生きた時代が違う。ただ、それだけで。無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。
 摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。私は手を強く握り、誓う。奪われた命に想いを馳せて、心から、誓う。
 私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。もう二度と過去を未来にしないこと。全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。生きる事、命を大切にできることを、誰からも侵されない世界を創ること。平和を創造する努力を、厭わないことを。
 あなたも、感じるだろう。この島の美しさを。あなたも、知っているだろう。この島の悲しみを。そして、あなたも、私と同じこの瞬間(とき)を、一緒に生きているのだ。
 今を一緒に、生きているのだ。だから、きっとわかるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。頭じゃなくて、その心で。戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを。平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きることだということを。
 私は、今を生きている。みんなと一緒に。そして、これからも生きていく。一日一日を大切に。
平和を想って。平和を祈って。なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。つまり、未来は、今なんだ。
 大好きな、私の島。誇り高き、みんなの島。そして、この島に生きる、すべての命。私と共に今を生きる、私の友。私の家族。
 これからも、共に生きてゆこう。この青に囲まれた美しい故郷から。真の平和を発進しよう。
一人一人が立ち上がって、みんなで未来を歩んでいこう。
 摩文仁の丘の風に吹かれ、私の命が鳴っている。過去と現在、未来の共鳴。鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。命よ響け。生きゆく未来に。
私は今を、生きていく。
(引用終了)

2018/06/24(日) 横浜市大会 第5480回
 本日は、タイトルの通り横浜市大会(横浜文化体育館)でした。全体では、実人数が1,150名以上、競技登録者が1,900名以上で、12コートで運営しました。当会より実人数57名、形競技56名、組手競技32名、団体形2チーム及び団体組手3チームで参加しました。他に西谷中学校経由で参加した選手が3名いました。審判員5名でした。競技役員は6名で、第8コートを担当しました。また、私は、久し振りにコート長を仰せつかり、ちょっと緊張しました。
 6月の目標が、三つの大会で優勝合計二桁でしたが、二つの大会(座間市大会及び町田市大会)で合計8となっていまして、横浜市大会では、確実に5以上でしたので、目標をクリアー出来ました。(優勝の数は、増える可能性があります。)詳しい成績については、後日ご報告致します。
 なお、団体形については、以下の点が明確になりましたので、次回以降もこれに元に稽古をします。
(1)1チームで演武します。
(2)主審が、短笛は吹きません。
(3)「始め!」と言っても良いし、原点しません。(県武道錬成大会及び日本武道館錬成大会と同じにします。)

2018/06/23(土) 沖縄戦「慰霊の日」 第5479回
 9時〜12時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館体育室)の稽古でした。小林志光の「基本形講習会」を開催しました。また、形模擬試合をしました。1回戦目は、平安三段を義務付けました。
14時〜15時は、くるみ保育園の稽古でした。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、形等を中心に行いました。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→第一談話室)でした。
 さて、タイトルの件ですが、沖縄で太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎えました。戦後73年。最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開催されました。平和祈念公園にある、沖縄戦などの戦没者の名を国籍や民間人、軍人の区別なく刻んだ「平和の礎(いしじ)」には、新たに58人の名前が追加刻銘された。削除者も1人いて、総刻銘数は24万1525人となりました。その中には、沖縄県の一般住民が約9万4千人含まれています。
 戦没者の名前が刻まれた平和祈念公園の「平和の礎(いしじ)」では、家族や親族の名前に水をかけ、手を合わせる姿が見られました。 参列者の一人が、「沖縄戦で沖縄は本土防衛の捨て石にされ、今は米軍基地を押しつけられている。差別は変わっていない。」と憤っていたと新聞記事(毎日新聞)が伝えています。
 将に、その通りで、何故に沖縄に米軍基地が多数存在し、事故等で近隣の住民に被害を及ぼしています。まるで、沖縄だけが敗戦の罪を受けている様にさえ思えます。
* 沖縄戦
  米軍は1945年3月26日に沖縄・慶良間諸島、4月1日に沖縄本島中部の西海岸に上陸しました。日本軍が持久作戦を展開し、住民を巻き込んだ地上戦が約3カ月続きました。集団自決も起きました。6月23日に日本軍の司令官が自決し、組織的戦闘が終わったとされています。沖縄県に依りますと、日米の軍人らも合わせた死者は計約20万人に上ります。

2018/06/22(金) うっかり物忘れ・・・ 第5478回
 早起きして読書をしました。ゆったり出来ました。
 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校)の稽古でした。小林師範の「基本形講習会」(5月分)を行いました。
 さて、タイトルの件ですが、インターネットである宣伝サイトを見ていました。「物忘れ」や「うっかり」を心配し実感している同年代が多い事で、安心(?)しました。「物忘れ」で典型なのが「人の名前が出てこない」というのも同じで、二重に安心(?)しました。
 とは言うものの、やはり「物忘れ」や「うっかり」は嫌です。そこで、そのサイトに載っていました「対処法」が良かったです。
(転載開始)
 「うっかり」や「もの忘れ」のための対策として、メモをとったり、家のなかで物の置き場所を決めたりするのは大変有効ですが、根本的に認知機能を維持するために大切なのは、運動や食事をはじめとした生活習慣を見直すことです。
 といっても、ハードな運動や緻密な栄養計算をしましょうということではありません。運動は簡単なストレッチやウオーキングで構いませんし、食事は好きなものを食べ匂いや舌触りを楽しみながら味わうだけでも十分。脳機能の維持や低下を予防するために重要なのは“なんでも趣味のように楽しんで取り組むこと”です。
 誰かと楽しく会話をしたり、お気に入りの散歩コースを歩いたり、夢中になれる趣味を見つけたり、1日のなかで笑う機会を増やしたり。そうすることで脳に良い効果がもたらされると考えられています。
(転載終了)
 ちょっと待てよ!私は結構「運動」もしていますし「夢中になれる趣味」(空手道です!)もありますし、「笑う機会」もあります。でもね・・・

2018/06/21(木) 「いい加減にしろ!」なんていい加減にしろ!! 第5477回
 早起きして読書をしました。12時〜13時は、スポーツセンターのヨガに行きました。
 17時〜18時15分は、横浜道場(西が岡小学校体育館)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同道場の通常稽古で、形模擬試合をしました。
 さて、タイトルの件ですが、6月15日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した衆院厚生労働委員会で、自民党の穴見陽一議員が意見陳述した肺がん患者にやじを飛ばしました。「いいかげんにしろ」と発言したといい、議員は「不快な思いを与えたとすれば深くおわびする」と謝罪しました。
 改正案は公共の場での屋内禁煙を初めて罰則付きで義務付けていますが、屋外は規制の対象外です。6月15日の同委員会で、屋外での喫煙について、参考人で自身もステージ4の肺がんである長谷川一男・日本肺がん患者連絡会理事長が「なるべく吸ってほしくないというのが患者の気持ち」と訴えながらも、「喫煙者がどこでも吸えないと言うのも分かる」と理解を示した後、穴見氏が「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしました。参考人に野次を飛ばすのは前代未聞の事です。
長谷川さんは新聞社の取材に対して、「喫煙者を差別する意図は全くない。受動喫煙での死亡をどう防ぐか、もっと議論してもらえたら」と話しました。同委員会の高鳥修一委員長は21日午後、穴見氏を口頭で厳重注意し、委員会として長谷川さんに謝罪する意向を示しました。
 穴見議員は2012年に自民党が政権を奪還した衆院選で初当選した「3回生」です。ファミリーレストラン「ジョイフル」(本社・大分市)運営会社の代表取締役相談役で、大分がん研究振興財団の理事も務めています。発言について「参考人を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた。今後、十分に注意したい。」とのコメントを出しました。しかし、「不快な思いを与えたとすれば」「深くおわびする」ではなくて「不快な思いをさせて」「深くおわびする」ではないでしょうか?まったく「いい加減にしろ!」です。
 まったく関係ない訳ではないのですが、囲碁で「いい加減の分かれ」という場合には、白黒ともそれぞれの目的(地を取るとか勢力を築く等)を達成し、お互いが満足した状態を言います。

6月絵日記の続き


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