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2018/05/18(金)
「ほめる」ってどうですか?(その2/最後) 第5443回
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午前中は、ゆったりしました。今日もまた、読書をし、上大岡での哲学の勉強会の抜き書きをしました。当然ですが、まだ未完です。ちょっと気晴らしにヨガレッスンに参加しました。 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)でした。また、「基本形の日」という事で、袁指導員を講師にして平安二段を行いました。 さて、タイトルの件ですが、昨日の続きで一般社団法人「日本ほめる達人協会」理事長の西村貴好さんのお話しです。で、「日本ほめる達人協会」(注)というのは「『ほめる達人』、略して『ほめ達』の普及・育成のため、企業セミナーや講演、検定などを行っている」と紹介されています。 で、全部紹介すると長くなりますので、ちょっとだけにします。まずは、小見出しが「ほめるなら『いつも』、叱るなら『今回は』」となっています。褒めのは、いつでもどこでも時を選ばすということです。必要な場合には、叱る事も必要です。叱るのは、相手の成長を願ってのものです。そうであっても、相手との信頼関係と相手への尊重が不可欠です。相手とのそういう信頼関係と自分が尊重されていると感じれば、言われている事、叱られている内容に反応します。ここで「何度言えばわかるの」とか「いつもいつもこうなんだから」というのは禁句という事です。まあ、毎度毎度では叱られる事に慣れてしまい「またかあ〜」という感じで、言われている事にも馬耳東風となります。そうではなくて「今回は・・・」とか「本来の君ならば・・・」とか、今のこの行為なり結果なりを叱るという事です。また、例えば自分の意に沿わない意見や質問に対する答えでも「そういう意見もあるのか?」「そういう見方もあるな〜」「惜しいな〜100点ではないけど90点位かな」という風に、否定しない事も大切です。 また、西村さんは「ほめることは自分へのタネまき」とも表現しています。前提となるのが、脳科学の分野で知られているという事ですが、話し言葉において人間の脳は人称(わたそ・あなた・あのひと・このひと)を区別しずらく、例えば他人への悪口を言う人は、自分と他人を区別できない脳が自己暗示を掛けてしまい、自分自身をネガテイブにしてしまいます。他人の悪口を言うのは、結局、「自分の悪口」を言う事に通じます。でも、反対に他人を褒めれば、自分を褒める事にも繋がります。 (引用開始) 私は常々、ほめることはタネまきに似ていると思います。タネをまいても直ぐに芽吹き、花を咲かせるわけではありません。ただ待っていても退屈なので、タネをまいたことを忘れ、次々と別のタネをまきます。当たり前のこと、ちいさなことにも目をむけ、ほめ惜しみをせずに言葉にして伝えていきます。それは自分にタネをまくということであり、いつかは必ずほめたことが花を咲かせ、自らの成長を実感できる日がきます。「ダメ出しの達人」だった私が「ほめ達」になったわけですから。 (引用終了) 注:日本ほめる達人協会 https://www.hometatsu.jp/ 各地に支部がありますが、残念ながら神奈川県にはありません。関東地区ではさいたま市と銚子市にあります。
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