小林師範の続々指導日記
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2018/03/21(水) 世界ダウン症の日 第5386回
世間では「春分の日」という事でお休みですが、志空会も私は空手道で頑張りました。まずは、横浜市連の「審判員特別講習会&選手強化練習会」(神奈川スポーツセンター)でした。志空会としては、審判員2名と強化選手6名で参加しました。良い勉強をさせて頂きました。
その他、静岡県の泊親会清水道場の稽古に参加した選手もいました。山梨県航空高校の合同練習会に参加した選手(9名)もいました。
16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古でした。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」をしました。
さて、タイトルの件ですが、大和道場の佐藤指導員の投稿です。そのまま転載します。
(転載開始)
 タイトル:世界ダウン症の日
 内容:今日は世界ダウン症の日です。なぜ今日かと言いますとダウン症は21番染色体が三本ある方が多いためこの日となったと言うことです。
2006年から開催され2012年に国連が国際デーの一つとしています。
ダウン症の人たちと共に楽しく生きていきましょう。
彼らが楽しく生きていける世界はすべての人にとても住みやすい世界である。
あらためてそう考える日だと思っています。
遥かなる過去に、倫理学の試験で下記のような問題が出されました。
貴方の親友である夫妻がダウン症の子供を妊娠しました。
彼らは貴方にどうすべきか相談に来ます。
貴方はどう答えますか
その答えについて論じなさい。
私の答えは、相談には応じない。ただし、どんな結論でも最大限協力する。
何故ならば、と論じました。
 協力する、と書いた時点でどんな結論を望んだかバレバレでした。
 あなたはなんと答えますか?
 佐藤政一郎
(転載終了)

2018/03/20(火) オウム地下鉄サリン事件23年目 第5385回
 今日の午前中は、ヨガ教室に行きました。「セントラルスポーツ湘南台」が独立して(フランチャイズ契約を解消して)、今年1月1日から「湘南台ファースト」となりました。24時間ジムが魅力で、今月半ばに入会しました。入会金無料(ウエッブ申込者限定)、月額会費5,000円強で使い放題です。スタジオレッスンも何回か無料で、そこで今回ヨガを選択しました。S道場のKさんも参加していて、びっくりしました。
 13時30分〜15時30分は、藤沢総合高校空手道部の稽古でした。19時〜21時は、藤沢長後道場(長後公民館体育室他)の稽古でした。組手模擬試合をしました。また、避難訓練も実施しました。これで、4道場全てので避難訓練を終了しました。ご協力ありがとうございました。
 さて、タイトルの件ですが、オウム真理教による地下鉄サリン事件から23年目です。13人が死亡、約6,000名が負傷しました。その前に松本サリン事件があり、誤認逮捕が有りました。ここで真犯人(オウム真理教)を逮捕していれば、悲惨な地下鉄サリン事件は、防げたかも知れません。
 NHKアーカイブでこんな風に書かれています。
(転載開始)
 3月20日午前8時ごろ、東京の地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の5本の地下鉄車内で、神経ガス・サリンがほぼ同時に散布され、乗客・乗員ら13人が死亡し、多数が病院に運ばれた。化学兵器が一般市民に使われた初のテロ事件として世界に衝撃を与えた。警視庁は、オウム真理教の犯行とみて22日、強制捜査に入った。5月16日、首謀者の教祖の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚を始め約40人が逮捕され、麻原死刑囚ら13人の死刑が確定した。
(転載終了)
数日前に、オウム真理教の死刑犯が分散させられました。死刑執行の準備の為、と言われています。
 実は、私もその日は仕事(研修)で、午後から八丁堀駅近くの会場に行く用事がありました。東横線から地下鉄に入ると、一部地下鉄が普通になっており、地下鉄を乗り換え乗り換えJR線で会場に辿り着きました。帰宅して、地下鉄にサリンが撒かれた事を知りました。
 オウム真理教は事件で壊滅し、「ああ言えばじょうゆう(こういう)」で有名(悪名)になった上祐史浩がアフレや光の輪を後継組織として、今も、活動をしています。
 麻原彰晃(松本智津夫)教祖の特異な性格やカリスマ性もあるのでしょうが、オウム真理教というのはやはり社会の病理の反映だと思っております。(詳しい解説は省きます。)

2018/03/19(月) 子どもの能力を伸ばす言葉(その3)第5384回
 本日は、母親宅には行きませんでした。それで、1日中、4月22日開催の藤沢市スポーツ少年団空手道交流会のプログラム作りに励みました。
 19時〜21時は、横浜道場(領家中学校体育館)の稽古で、組手中心で行いました。他道場からの参加者もありました。
さて、タイトルの件ですが、色々と他にも面白い話があったのですが、省略して結論部分に入ります。
まず、子供の能力を伸ばす代表的な仕組みとして、成長の「見える化」です。要するに、努力した経過や成長の結果を目に見える様にする事です。石田先生は「子ども手帳」を提案していますので、検索してみてください。キーワードは「見える化」ですし、大切な事です。
次は言葉掛けですが、先ずは絶対使ってはいけないものです。
(1)ちゃんとしなさい
(2)はやくしなさい
(3)勉強しなさい (練習しなさい)
 以上の事(行動)は、確かに大切なのですが、しかし、言っても効果がありません。私もですが、まあ習慣で言っている様なものです。更に、効果がない以上に子供たちのやる気を削いでしまいます。
 だったら「ちゃんとする」方法を具体的に教える事が必要です。「はやくしなさい」については「こどもは大人に比べたら遅い」と大人が自覚する事が必要です。
「勉強しなさい」については、やる気を削ぐ事は、経験済みだと思います。こちらはやる気を出させようとして言っているのですが、相手のやる気を削いてしまう事に注意を向けるべきです。石田先生は「習慣で言っているに過ぎない。効果がない。言っても効果がないのであれば、言わない方が良い」と断言しています。(続く)

2018/03/18(日) 子どもの能力を伸ばす言葉(その2)第5383回
 本日は、全空連主催の「会派別基本&形講習会」(日本空手道会館)でした。当然ですが、糸東流の講習会にS指導員と共に参加しました。今回もまた、沢山の事を学びました。
 さて、タイトルの件ですが、石田先生の話で特に面白かった点があります。
 一つは、人は「マルチタスク型(Aタイプ)」と「シングルタスク型(Bタイプ)」があるという事です。AタイプとBタイプの違いは、是非、先生の著作を読んで頂きたいと思いますが、まあ、Aタイプはある意味一般的なタイプで、Bタイプは「一点集中」で興味があるものにしか意欲が沸かないタイプです。
 前者は、技術、効率そして仕組みが好きで優先するタイプです。まあ、典型としては私(小林志光)だと思いますので、私の言動を参考にして頂ければ良く分かると思います。
 後者の行動の基準は、好きか嫌いかです。石田先生は、これを否定しているのではなくて、このタイプにはとことんやらせなさい、という事です。このタイプは、多少生活習慣が乱れていても、絶対に「ちゃんとしなさい」と言ってはいけないという事です。(ちなみに「ちゃんとしなさい」はAタイプでも好ましい言葉ではありません。)
 二つ目は、「ゾーン」というものです。例えば、成績ぼでオール3の人は大抵はいつまで経ってもオール3だという事ですが、そのオール3がゾーンです。先生に依れば、人はこのゾーンが快適で安住の地だと、無意識に思っているという事です。そこにいると安心するのです。だからそこから抜け出せないし抜け出す気持ちもない、抜け出す為の努力もしない、という傾向にあるという事です。
 まあ、当人も保護者も含めた周りの人も、それが快適で幸せであれば、何の問題もない訳で、生涯「オール3」で良い訳です。しかし、子供を成長させたいと思っている場合は、そういう訳にも行きません。それで、やる気にさせる一つは、そのゾーンをどう設定するかという事です。
 私が良く「市民大会で優勝したければ目標は県大会優勝が目標、県大会優勝が目標であれば全国大会優勝が目標、全国大会優勝が目標であれ世界大会優勝が目標」と言ったり「ベスト8が目標の子供はベスト8止まり」と言うのと何となく通じる所があると思いました。
(続く)

2018/03/17(土) 子どもの能力を伸ばす言葉(その1)第5382回
 9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(中和田南小学校体育館)の稽古でした。昇級審査会を開催しました。13時〜14時30分は、くるみ保育園(下和泉小学校体育館)の稽古でした。昇級審査会を開催しました。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。昇級審査会を開催しました。18時〜21時は、「特別稽古」(湘南台公民館第1談話室)でした。
さて、タイトルの件ですが、3月13日の日記で「午前中は、藤沢市の主催する講習会(湘南台公民館ホール)に参加して来ました。テーマは、子育てなのですが、空手道(スポーツ一般)の指導にも役立つ内容でした。機会がありましらた、紹介させて頂きます。」と書きました。その紹介をさせて頂きます。
 講演会のタイトルは「ぐんぐん伸びる子は何がちがうのか?子どもの自己肯定感を引き上げる10のマジックワード」というものです。講師は、一般社団法人教育デザインラボ代表理事の石田勝紀氏です。こういう事では有名な先生で、多くの著作がありますので、皆さんで「教育デザインラボ」か「石田勝紀」で検索してください。ヒットが無数にあります。
 手法は、先生独自のものだと思いますが、コーチングにも通じる所が有りました。又、今まで私が学んで来た色々な事と一致するところがあり、再確認が出来ました。ものすごく単純化しますと褒めるという事に尽きると思います。
 まず、話の前提です。石田先生は、何千名もの生徒を指導して来た経験から導き出した、出来ない子供に共通する習慣です。それは、(1)学力が低い生徒に共通する悪い「生活習慣」 (2)学力が伸びない生徒に共通する無駄な「勉強法」 (3)学力が伸びない生徒に共通する「心の使い方」 です。これと反対の事をすれば伸びるという事です。
 自分の目的は、空手道に応用するという事ですので、(1)と(3)を紹介します。
 まず(1)の学力が低い生徒に共通する悪い「生活習慣」ですが、以下の3点です。
@ 挨拶しないか、いい加減
A 時間を守らない
B 整えるという言葉を知らない。つまり汚い
 空手道でも、その通りだと思います。勉強も空手道も、生活の一部です。その日常の生活がキチンと出来ない人は、勉強も空手道も上手く行かないと思います。
これは反対側から(指導者や保護者から)見ると、子供達にキチンとそういう挨拶する事や、時間を守る事や、整理する方法(「整理する事」ではなくて具体的に「整理の方法」です。)を教えていないという事でもあります。
 次は(3)の学力が伸びない生徒に共通する「心の使い方」ですが、以下の3点です。
@ 自分をバカだと思っている。つまりイメージ力を悪い方向で使う
A 失敗を恐れている。そのためいつも失敗する
B マイナス言葉が非常に多い
 いわばネガテイブシンキングです。
 (続く)

2018/03/16(金) ペップトークについて(その10 最終回 褒めるのも技術=学習が必要)第5381回
 今日は、富士塚幼稚園も藤沢総合高校空手道部の稽古もありませんでした。ゆったりと読書をしました。
 19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。組手模擬試合をしました。最後の時間帯で避難訓練を行いました。ここは、境川沿いにあります。地震で起きた津波が相模湾を襲い、境川を俎上して川津波となる危険性もあります。地震が一旦収まり、武道場を避難後に直ちに西側の高台に向かう事を確認しました。
さて、タイトルの件ですが、「おわり」で「家族の言葉が転機になった、先生の一言があって優勝できたーなど、言葉の力を証明するエピソードは尽きません。ペップトークという『話す技術』は、、これまでにない新たな側面から指導力を底上げしてくれるはずです。」と結んでいます。
ペップトークも「褒める」という事も、基本的には相手に対する思いやりや本気の気持ちから出て来ます。それらが、大前提です。それらの大前提がなければ、幾ら励ましても褒めても相手に響きませんし、反対に不信を買ってしまうかも知れません。
しかし、思いやりという気持ちだけでは不十分です。「思いは見えないが、思いやりは見える」というCMの言葉もありました。見えない思いを見える思いやりにするにも技術が必要だという観点も、大切です。技術という事であれば、学習しそして練習(経験)しなくてはなりません。ペップトークの技術は、日常の指導での褒める技術と基本的な考え方は同じです。
最後に監修の浦上大輔先生の言葉を掲載して、連載を終了します。
(転載開始)
私たちは「励まし方」を習っていません。そのために、良かれと思って言っている事が相手の気持ちを傷つけたり、やる気をなくさせてしまう事もありますよね。
それはあなたの中に「(生徒に対する)本当に良くなって欲しい」という気持ちがあるからこそですが、あなたの本気が相手に伝わるような技術を学んだら「気持ち」と「技術」の両輪がうまく回り、更にいい指導ができます。
励ましの技術を身につけ、素敵な指導者になりましょう!
(転載終了)
私(達指導者や大人)は、余り褒めらえて育てられていませんので、褒める事も褒められる事も経験が少ないです。また、今の子供達も「まだぐずぐずやってんの早く支度しなさい!」とか「何このテストの点数!○○ちゃんは百点だって!!あんた何してんのよ!!!もっと頑張りなさい!!!!」とかで、怒られたり叱られたり叱咤激励されたりで、褒められる事が少なく、褒められる事に慣れていない人が多いです。
そういう意味では、褒める事も褒められる事も「初心者」です。褒めるのも相手があっての事です。お互いに、「褒める」という事を意識して、「褒める」という事をスキルアップして良ければ良いし、それが自然なペップトークに繋がるのだと思いました。

2018/03/15(木) ペップトークについて(その9 タイプ別の対応) 第5380回
 午前中は、4月の「強化稽古」及び「特別稽古」の追加の会場確保とそれに基づき4月の予定表を作成しました。また、5月の「強化稽古」及び「特別稽古」の会場確保をしました。それ以外は読書をしました。
18時〜18時45分は、横浜道場(中川地区センター:今日は上矢部地区センターではありません。)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を形中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、今回は「相手のタイプを見極めて」という事で、タイプ別の対応方法です。
基本的には、「5つのルール」に基づき、流れは「4つのステップ」という事ですが、ステップの最後の「一番言って欲しい言葉」(「激励」ないし「見守り」)については、相手のタイプによって若干の配慮が必要です。そのタイプは三つ有り、(1)情熱タイプ (2)わくわくタイプ (3)愛情タイプ です。順次、説明(引用)します。
 (1)情熱タイプ
    いわゆる「体育会系」で壁(目標)を超えて実力を証明する事に喜びを感じるタイプです。ペップトークは、力強い内容となります。
   例:「相手は三連覇中の△△選手だぞ。だが、△△選手に勝てばお前の力が証明できるぞ。今がその時だ。金メダルを勝ち取ってこい!」
   小林志光:これと同じ状況ではありませんが、事前にトーナメント表が開示される大会では、「3回戦で県大会優勝の△△選手に当たる・・・あ〜」という言葉が選手から出たりしますが、私は「なんだ、3回戦で△△選手に当たるなんてラッキーじゃん。良い目標ができたじゃない。そこで勝てば優勝だよ。あんたなら勝てるよ。」という超ポジテイブな対応をします。まあ、誰彼となくそういう風に指導していますので、偶には私の言葉を信じて(鵜呑みにして?)「当たる」選手もいたりします。それと、形試合の場合には、自分の出来る最高のパフォーマンスをすれば良いのでしょうが、組手試合の場合には相手のいる事ですので、多少は「研究」しますよ。(笑)単に超ポジテイブなだけではありませんので、念の為。
 (2)わくわくタイプ
    楽しいことは、どんどんやるが、楽しくなくなった瞬間、飽きてしまうタイプです。これから始まる事がいかに楽しいか説明すると良いです。
   例:「緊張しているんだね。でも△△選手は、君の得意な蹴りが決まりやすいタイプなんだよ。ずっと研究して来た必殺技、そろそろ決めて見たくない?思いっきり試してごらん!」
 (3)愛情タイプ
    優しく、人とのつながりを大事にするタイプです。安心すると力を発揮しますが、不安になると弱くなるタイプです。「愛情タイプ」に「死ぬ気でやって来い!」等の(1)の情熱タイプ向きのペップトークをしても却って緊張してしまいます。
    例:「緊張しているんだね。大丈夫、君の憧れている◇◇先輩も、昔はそうだったんだよ。まずは、確実に1ポイント取ろうね」
 更に解説では「多くの指導者は『情熱タイプ』向けのペップトークが得意です。相手がわくわくタイプや愛情タイプの場合、伝え方を変えることで選手の力を発揮できるかも知れません。」としています。私も「情熱タイプ」の様で、誰もが皆そういう「情熱タイプ」だと思っておりますが、やはり相手を見て判断しなくてはならないのでしょうね?
 ここで、大切なのは、この特集には言葉として書かれていませんが、「他人の自分化」(と「自分の他人化」)という事だと思います。相手(選手)の立場になって、考えるという事です。まあ、世間の言葉では「相手の身になって考える」という事ですが、これは社会一般でも、家庭でも、仕事でも、学校でも、スポーツでも、武道でも全く同じで大切な事です。こういう事を日常的に、ある意味習慣となると、良い指導者になれる資質が出来ると思います。

2018/03/14(水) ペップトークについて(その8 こうすれば良いのに!) 第5379回
 午前中は、読書をしました。合間に、気分転換で買い物に行きました。
 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。また、昇級審査会を開催しました。今春卒園する子供達(会員)から素敵なプレゼントを頂きました。ありがとうございます。
 16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、形中心で行いました。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で、組手中心で行いました。組手模擬試合と審判員実技講習会も行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
 さて、タイトルの件ですが、今回は、「5つのルール」と「4つのステップ」に基づく良い例です。前回の対応と比べて見てください。
 その1:緊張しているのか?そうか、次は○○選手と当たるからだね?大丈夫、君の大好きな◇◇先輩も昔は同じ様に緊張していたものだよ。
 → まずは「受容」です。評価も批判もせず、緊張している事を受け入れます。更に、憧れの先輩のエピソードを持ち出し共感します。

 その2:でも緊張するのは誰よりも勝ちたいという気持ちが強い証拠なんだよ。確かに△△選手の方がスピードがあるけれど、リーチは君の方が長い。遠い間合いで勝負すれば君が有利になるよ。
 → 次は「承認」です。前の「受容」のステップで選手の心に余裕を作り、「承認」のステップで緊張の意味付けをネガテイブなものからポジティブなものに変えました。また、「リーチが長い、遠い間合いが得意」というあるもの、優れたものに目を向けさせます。

 その3:遠い間合いから仕掛けよう。そして、自分のペースで崩しに行こう。自分の間合いで勝負!
 → 次は、具体的な「行動」です。して欲しい行動を伝え、気持ちを未来へ向けると共に、ポジティブなイメージを持って貰います。

 その4:練習して来た事を信じて。応援しているよ!
  → 最後に「激励」です。「自分を信じる」という「行動」を示し、見守るスタンスのことばで送り出します。

2018/03/13(火) ペップトークについて(その7 こんな言い方していない?) 第5378回
午前中は、藤沢市の主催する講習会(湘南台公民館ホール)に参加して来ました。テーマは、子育てなのですが、空手道(スポーツ一般)の指導にも役立つ内容でした。機会がありましらた、紹介させて頂きます。
また、どうにか確定申告を終了しました。妻が藤沢に行く予定がありましたので、妻の分も含めて藤沢税務署に提出を致しましたーまあ佐川が辞めたので出しても良いか、という気持になりましたよ。(笑と怒り)
15時30分〜17時30分は、久し振りに藤沢総合空手道部の稽古でした。19時〜18時45分、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古でした。また、昇級審査会を開催しました。
さて、タイトルの件ですが、今回は「悪い」例で、反面教師という所です。
その1:何、緊張してるんだ。お前は本当に「ビビり」だな。緊張していたって意味ないぞ。
 これに対する評価:選手の心は緊張や不安でいっぱいです。「無意味だぞ」という評価によってさらに緊張がまし、心を閉ざしてしまいます。
 その2:△△選手の方がスピードがあるんだぞ。ビビッていたら余計に勝てないぞ。
 これに対する評価:正論ですが・・・ネガテイブな言葉で、緊張をポジティブな言葉を変換出来ません。
 その3:余りスピードの事は考えるな。近い間合いから入らないように、攻めればいいんだよ。あと、構えは絶対に下げるなよ。お前は相手が来るといつも構えを下げる癖があるから・・・
 これに対する評価:「短い言葉」(ルール2)を思い出してください。試合直前に、多すぎる情報は逆効果です。「○○するな」ではなくて「◎◎しよう」と言う表現でして欲しい行動を伝えます。
 その4:気合を入れて!今日こそ△参加選手に勝って来いよ!
 これに対する評価:「勝つ」という「結果」を指示している事に注目してください。選手が燃えている状態ならば良いかも知れませんが、緊張し不安な状況にいる場合には、却って不安になる場合もあります。選手自身がコントロール出来る「全力を尽くす」等の「行動」を指示します。「勝つ」という「結果」は、選手自身がコントロール出来ません。

2018/03/12(月) ペップトークについて(その6 4つのステップ) 第5377回
 母親宅に行き、買い物等をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)の幼年等の稽古でした。体験入門者が1組ありました。18時45分〜20時45分は、同所で組手中心で行いました。他道場からも参加がありました。
さて、タイトルの件ですが、今回はペップトークの「4つのステップ」です。

第1は、「受容」です。
  試合直前は、心は不安や緊張で一杯で水があふれそうな容器と同じで、何を言っても心には入って来ません。そこで、マイナスの部分も含めて評価も判断もしないで、気持ち、感情及び状況を受け入れます。
 例:「○○君、緊張しているんだね?」(感情を受け入れる) 「次は連覇中の相手だね?」(状況を受け入れる)

第2は、「承認」です。
 受容により、選手の心にスペースが出来たら、不安とか緊張の意味付けを変えます。また、「無いもの」や「足りないもの」ではなくて「いま有るもの(優れたもの)」に目を向けさせます。
 例:「緊張しているのは今まで練習して来て、勝ちたいと思っている証拠だよ!」(緊張の意味付け変える) 「次の相手はスピードがあるね。でも、君は誰よりも遠い間合いから入れるよね!」(有るものに目を向ける)

第3は、「行動」です。
 次は、「して欲しい行動」の支持を与えます。「××するな!」ではなくて「○○しよう!」という表現になります。
 例:× 「間合いから攻めたらダメだぞ!」(して欲しくない行動を禁止する)
〇 「遠い間合いから入るぞ!」(して欲しい行動をイメージさせる)
 
第4は、「激励」です。
 試合に臨む選手への、最後の言葉掛けになります。気分が乗り気合が入っている選手には「激励」を、不安や緊張が強い相手には「見守る」スタンスを取り、「相手が一番言って欲しい言葉」を掛けます。私は、前にも書きましたが、「ここまで頑張って来たんだから、後は楽しんで来いよ!」と言った経験があります。これは、「見守り」ですかね?
 例:「さあ!全力でぶつかって来い!!」(激励)
   「大丈夫!自分を信じて!!」(見守り)
 
以上の内容は、ペップトークだけでなく、普段の稽古の時に使用出来るというか使用しなくてはいけないステップだと思います。

3月絵日記の続き


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