小林師範の続々指導日記
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2018/03/09(金) ペップトークについて(その5 5つのルールの後半) 第5374回
午前中は、読書をしました。14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。藤沢総合高校空手道部の稽古は、今週も在校生テスト期間中という事でありませんでした。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。また、昇級審査会を開催しました。
さて、タイトルの件ですが、昨日の続きです。
第2は、「短い言葉を使う」です。
 本番直前、選手は緊張したり興奮しています。長い言葉は耳に入りません。短い言葉で伝えます。話が長くなりがちは人は、普段の稽古でも短いフレーズを心掛けます。

第3は、「わかりやすい言葉を使う」です。
  当たり前ですが、分かり易い言葉を使います。これは、ペップトークだけでなく、普段の稽古でも心掛ける事が大切です。それだけでなく、幼稚園の生徒の中には「もっと速く!」とか「もっと強く!」という言葉を理解していない人もいます。そういう場合には、指導者が示範(しはん=やってみせる)のも必要です。

 第4は、「相手が一番言って欲しい言葉」です。
  大切なのは指導者が言いたい事ではなくて、選手が言って欲しい言葉、聞きたい言葉です。これは、選手のタイプにも依ります。不安がある選手に、「大丈夫だぞ、先輩もそうだったから」と言われて「そうか誰でもそうなんだ」と安心する選手もいますし、「あの先輩もそうなんだから自分はもっと駄目だ」と更に不安になってしまう場合もあります。
 「必ず勝て!」と言われて「良し!やってやる!!」と奮起する選手もいますし、「『必ず勝て!』なんて、そんな事を言われたらプレッシャーになっちゃうよ・・・」と委縮する選手もいます。
 まあ、決勝戦等の場合には「ここまで来たんだ優勝しろよ!」と言われて奮起する選手もいれば、プレッシャーになる選手もいると思います。私は「ここまで頑張って来たんだから、後は楽しんで来いよ!」と言った経験があります。まあ、結果は五分五分です。で試合の後に聞くのは「楽しめたか?」で、結果に関わらず良い質問になると思います。

 第5は、「本気の関り」です。
  指導者が本気で「自分を信じて、価値を認めてくれている」とか「自分の為に言ってくれている」と感じれば、選手は指導者の心に素直に入って来ます。
 これは、ペップトーク以前の、普段の選手と指導者との関り、信頼関係の構築という事に還元出来ます。ペップトークをそれだけで、その場面だけのものと考えない事が大切なのかと思います。

< * 写真は、藤沢市大庭城址公園の河津桜です。が、カメラマン(私)が、下手ですね・・・>


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