小林師範の続々指導日記
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2018/03/08(木) ペップトークについて(その4 5つのルールの前半) 第5373回
 本日は、読書をしました。また、図書館に行き災害関係の本を一冊だけですが借りました。また、4月の予定表の作成準備をしました。更に、そう言えば技術指導本部会と理事会をそろそろ(3月下旬か4月上旬)に開かないといけないな〜という事で、あれこれ思案をしました。
 18時〜18時45分は、横浜道場(上矢部地区センター)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を形中心で行いました。また、昇級審査会を開催しました。
さて、タイトルの件ですが、今回はペップトークの「5つのルール」です。
第1は、「ポジティブな言葉を使う」です。
 ペップトークは、試合等の本番直前に行うのが基本です。ですので「スピードが遅い」とか「切れがない」とか「(形の)立ち方が悪い」とかネガテイブな事を言われても改善出来ない事が多いです。本番では、稽古以上の力を出す事は出来ません。更に、ネガテイブに言われた事が、マイナスの「イメージトレーニング」になってしまい、却ってその部分で失敗してしまう事もあります。
当たり前ですが、本番では今ある力を十分に発揮する事が重要です。その為には、マイナスな事柄に目を向けるのではなくて、プラスのイメージを持てる様にポジティブな言葉を選びます。
人間、最初に言われた言葉に依って頭の中にイメージを作り、それに近い動作をします。例えば組手で「下がるな」と言われると「下がる」をイメージして、下がってしまうのです。ですので、「前に出ろ」と言うべきです。
以下は、ペップトークそのものではありませんが、私(小林志光)が良く例に出したり、心掛けているものです。
(1)有名な(?)例では、(私は経験がありませんが)ゴルフのショットでいつもスライスしているので、「スライスしない様に!スライスしない様に!!」と言いながら(イメージしながら)ショットすると必ずと言って良い程にスライスするという事です。その言葉が(反対の)イメージトレーニング」になってしまうのです。
(2)生徒に基本や形を指導していて、例えば外受けの拳の位置が高い時に「拳が高い!」とか否定表現の「拳を上げるな!」と大声で言うと、その場では「ハイ!」と返事して直るのですが数秒後には、同じ間違った高さになっています。その場合には、肯定表現の「拳を下げなさい」と優しく(?)言うと、少なくともその外受けの稽古の時だけは、正しい位置(高さ)に拳がある様に思えます。
(3)形試合や昇級・昇段審査の直前に、ある個所を直すと、本番ではその個所で失敗する確率が高まる様です。それも、同時に数カ所直すと、そのうちの一つはもう絶対と言える程に失敗します。数字でデーターを取っている訳ではありませんが、経験的にそういう印象を持っています。ですので、直前では敢えて指摘をしないで、「良いんじゃない!」「大丈夫!!」という言葉を意識します。どうしても直したい場合には、一つだけそれも「○○したらもっと良いと思うよ!」と言う様に心掛けています。
(4)形試合や昇級・昇段審査の1週間前からは、「ほめ殺し」(?)を心掛けています。
ちょと書き過ぎてブログのスペース(容量)に余裕がありませんので、後半は明日にします。(続く)
< * 写真は、三浦半島の河津桜(その2)です。>


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