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2018/03/16(金)
ペップトークについて(その10 最終回 褒めるのも技術=学習が必要)第5381回
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今日は、富士塚幼稚園も藤沢総合高校空手道部の稽古もありませんでした。ゆったりと読書をしました。 19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。組手模擬試合をしました。最後の時間帯で避難訓練を行いました。ここは、境川沿いにあります。地震で起きた津波が相模湾を襲い、境川を俎上して川津波となる危険性もあります。地震が一旦収まり、武道場を避難後に直ちに西側の高台に向かう事を確認しました。 さて、タイトルの件ですが、「おわり」で「家族の言葉が転機になった、先生の一言があって優勝できたーなど、言葉の力を証明するエピソードは尽きません。ペップトークという『話す技術』は、、これまでにない新たな側面から指導力を底上げしてくれるはずです。」と結んでいます。 ペップトークも「褒める」という事も、基本的には相手に対する思いやりや本気の気持ちから出て来ます。それらが、大前提です。それらの大前提がなければ、幾ら励ましても褒めても相手に響きませんし、反対に不信を買ってしまうかも知れません。 しかし、思いやりという気持ちだけでは不十分です。「思いは見えないが、思いやりは見える」というCMの言葉もありました。見えない思いを見える思いやりにするにも技術が必要だという観点も、大切です。技術という事であれば、学習しそして練習(経験)しなくてはなりません。ペップトークの技術は、日常の指導での褒める技術と基本的な考え方は同じです。 最後に監修の浦上大輔先生の言葉を掲載して、連載を終了します。 (転載開始) 私たちは「励まし方」を習っていません。そのために、良かれと思って言っている事が相手の気持ちを傷つけたり、やる気をなくさせてしまう事もありますよね。 それはあなたの中に「(生徒に対する)本当に良くなって欲しい」という気持ちがあるからこそですが、あなたの本気が相手に伝わるような技術を学んだら「気持ち」と「技術」の両輪がうまく回り、更にいい指導ができます。 励ましの技術を身につけ、素敵な指導者になりましょう! (転載終了) 私(達指導者や大人)は、余り褒めらえて育てられていませんので、褒める事も褒められる事も経験が少ないです。また、今の子供達も「まだぐずぐずやってんの早く支度しなさい!」とか「何このテストの点数!○○ちゃんは百点だって!!あんた何してんのよ!!!もっと頑張りなさい!!!!」とかで、怒られたり叱られたり叱咤激励されたりで、褒められる事が少なく、褒められる事に慣れていない人が多いです。 そういう意味では、褒める事も褒められる事も「初心者」です。褒めるのも相手があっての事です。お互いに、「褒める」という事を意識して、「褒める」という事をスキルアップして良ければ良いし、それが自然なペップトークに繋がるのだと思いました。
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