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2018/03/13(火)
ペップトークについて(その7 こんな言い方していない?) 第5378回
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午前中は、藤沢市の主催する講習会(湘南台公民館ホール)に参加して来ました。テーマは、子育てなのですが、空手道(スポーツ一般)の指導にも役立つ内容でした。機会がありましらた、紹介させて頂きます。 また、どうにか確定申告を終了しました。妻が藤沢に行く予定がありましたので、妻の分も含めて藤沢税務署に提出を致しましたーまあ佐川が辞めたので出しても良いか、という気持になりましたよ。(笑と怒り) 15時30分〜17時30分は、久し振りに藤沢総合空手道部の稽古でした。19時〜18時45分、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古でした。また、昇級審査会を開催しました。 さて、タイトルの件ですが、今回は「悪い」例で、反面教師という所です。 その1:何、緊張してるんだ。お前は本当に「ビビり」だな。緊張していたって意味ないぞ。 これに対する評価:選手の心は緊張や不安でいっぱいです。「無意味だぞ」という評価によってさらに緊張がまし、心を閉ざしてしまいます。 その2:△△選手の方がスピードがあるんだぞ。ビビッていたら余計に勝てないぞ。 これに対する評価:正論ですが・・・ネガテイブな言葉で、緊張をポジティブな言葉を変換出来ません。 その3:余りスピードの事は考えるな。近い間合いから入らないように、攻めればいいんだよ。あと、構えは絶対に下げるなよ。お前は相手が来るといつも構えを下げる癖があるから・・・ これに対する評価:「短い言葉」(ルール2)を思い出してください。試合直前に、多すぎる情報は逆効果です。「○○するな」ではなくて「◎◎しよう」と言う表現でして欲しい行動を伝えます。 その4:気合を入れて!今日こそ△参加選手に勝って来いよ! これに対する評価:「勝つ」という「結果」を指示している事に注目してください。選手が燃えている状態ならば良いかも知れませんが、緊張し不安な状況にいる場合には、却って不安になる場合もあります。選手自身がコントロール出来る「全力を尽くす」等の「行動」を指示します。「勝つ」という「結果」は、選手自身がコントロール出来ません。
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