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2018/02/04(日)
『君たちはどう生きるか』 第5341回
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午前中は、ゆったりしました。13時〜21時は、「特別稽古」(六会公民館ホール)でした。ちょっと時間が長かったです・・・私は20時で引き上げましたが、それでも疲れました・・・ さて、タイトルの件ですが、『漫画 君たちはどう生きるか』が2017年8月24日に発売されるや、わずか3カ月で70万部の大ヒット、連日書籍売り上げナンバー1を記録していました。雑誌『世界』の初代編集長を務めた吉野源三郎さんが1937年に刊行した、名著と言われる小説『君たちはどう生きるか』を漫画化したものです。 これがきっかけでか『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)が、今評判です。文庫もありますし、ジュニア版もあります。藤沢総合図書館に借りにいきましたら、全部貸し出しで予約をして、2週間程で入手できました。私が借りたのは、ジュニア版(ポプラ社)です。「全国学校図書館協議会選定・必読図書」となっています。小学生や中学生に読んで欲しい本です。中身は、紹介しません。皆さん自身でお読みになってください。(昔、小学生か中学生の時に読んだかもしれません。読んでいて何となくですが、一度読んだ様に思いました。) 中身を一つだけ紹介しますと、「天動説」と「地動説」があります。これで人間の在り方を比喩的に表現もしています。「天動説」は、地球が中心ですー言い換えれば自分が中心です。天動説は、自分でない何か(私小林は、社会とか真実とか正義とか愛等と理解しました。)が、中心です。人間は、子供の頃は「天動説」で、教育を受け経験を積み重ねて「地動説」に移って行きます。しかし、大人になっても「天動説」の人がいますーという趣旨の事が「おじさん」の言葉で書かれています。(主人公のあだ名が「コペル君」で、「おじさん」は「コベル君」のお母さんの弟です。) そう言えば、「自分中心」で「自分だけが良ければ良い」という考えで、未だに「天動説」で生きている人を、時々目にします。自分は、「地動説」の生き方だと思うのですが、これも最終的には、他人が決める事です。私は、「地動説」で「生き続けたいと思い続けている」というのが、正確な表現かも知れません。
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