小林師範の続々指導日記
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2018/02/22(木) ASUKAモデル 第5359回
午前中は、読書をしました。13時〜15時は、藤沢総合高校空手道部の稽古の「特別稽古」でした。今までは入試期間の為、稽古なしが続いていまして、来週からは在校生のテスト期間前及び期間中という事で稽古がありません。でも、正直、体は楽です。
18時〜18時45分は、横浜道場(上矢部地区センター)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を形等中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、2月17日(土)の大和市体育協会主催の救急救命講習会(AED講習会)についてです。
講師(陣)は、「YAMATO心肺蘇生法普及会」という大和市の消防署職員を中心に構成されたボランテイア団体でした。
 そこで、「ASUKAモデル」というのを知りました。概要は、以下の通りです。(インターネットの記事を転載します。)
(転載開始)  
  2011年9月28日、さいたま市立小学校6年生の桐田明日香さんが、駅伝の課外練習中に倒れ救急搬送された後、翌30日に死亡するという大変悲しい事故が起きました。「体育活動時等における事故対応テキスト〜ASUKAモデル〜」は、この事故を教訓とした、教員研修等のためのテキストです。教員研修を充実させ、学校の安全度を高めることを目的としています。教職員はもとより、全国の多くの方々に広く活用されることを期待しています。
「明日香さんの事故から学ばせていただく。」「二度とこのような事故を繰り返さない。」という想いを込めてつけた愛称が「ASUKAモデル」です。子どもたちを毎日元気な姿で家庭にお返しすることを教職員一人ひとりが心に刻み、傷病者発生時対応訓練を繰り返し行うとともに事故発生時への備えを行うことの重要性を示しています。
(転載終了)
 二つ教訓がありまして、(1)明日香さんの死戦期呼吸を「呼吸をしている」と勘違いした事、(2)これと密接に関連して直ぐにAEDの処置をしなかった事です。
 この死戦期呼吸(しせんきこきゅう)とは、心停止直後の傷病者に見られる、しゃくりあげるような呼吸を言います。現場や救急室では「ギャスピング」という事が多いです。死戦期呼吸は正常の呼吸とは違い、顎が動いているだけで胸が動いておらず、肺での酸素化ができていない為、呼吸をしていない傷病者と同様に処置する必要があります。しかし、医療関係者以外が見分けることは難しく、呼吸していると判断されてしまうことが多い様で、明日香さんのケースは、その典型です。
 緊急時に迷ったらAEDを使用するという事が大切です。その為にも、講習会に参加する事が不可欠です。また、日常的に、稽古会場のAED設置場所を確認する事が重要です。更に進んで、緊急病院の確認、救急車の誘導係りを含む緊急時の役割分担及び消防署(救急車)への連絡方法の確認も大切です。施設管理者を経由して救急車を呼ぶのが良いでしょうか、施設管理者が常駐していない場合には、会場の名前や場所の特定の伝え方を訓練して置く必要があるでしょう。
 当会では、毎年3・11を風化させない為に道場毎に避難訓練を実施していますが、そういう点も考えて行きたいと思っております。


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