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2018/10/30(火)
幼年への指導―示範(しはん)が大切 第5608回
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モーニングヨガに行きました。帰宅して、ひたすらに11月1日の哲学の勉強会の「宿題」をやりましたが、難儀して且つ未完です。 13時〜15時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心で行いました。随分前に購入しましたタブレットで撮影して、自分の形演武を見て貰いました。 一旦帰宅して昼寝をして、またひたすらに11月1日の哲学の勉強会の「宿題」をやりましたが、難儀して且つ未完でしたが、出来た範囲だけすが相手に送りました。 18時〜19時は、藤沢長後道場(長後公民館第1談話室)の幼年等の稽古でした。19時〜21時は、同道場(同公民館ホール他)の通常稽古をしました。21時〜21時45分は、同公民館ホールで「自主稽古」でした。 さて、タイトルの件ですが、私は 幼稚園や保育園で指導しています。幼年の指導を担当している道場もあります。で、感じているのが、幼年等への指導の難しさです。 まあ、私の言い方とか言葉の選び方が幼年向けとしては「難し過ぎる」=「拙い」というのも一つの要因かも知れませんが、幼年等の皆さんの言葉の理解力とそれを運動として表現する事の連動がまだ不十分というのももう一つの要因かと思います。 小学生高学年の新規入門者クラスの会員にもっと速く突く」「もっと力を入れて蹴る」「全力で動く」と指導すれば、大部分の人が理解出来て、多少ぎこちなくても、力を入れて速く全力で動く様になります。 しかし、幼年等に対して「もっと速く突く」「もっと力を入れて蹴る」「全力で動く」と口で言っても、「もっと」も「速く」も「力を入れる」も「全力」も実は理解していません「もっと強く突く!」と言いますと「は〜い!」と返事はしますが、同じ様にゆったりと突いています。ある意味、仕方がない事だと思います。でも、仕方ないでは済まされません。 どうするのが良いかと言いますと「私がやるので見ていなさい」と自らが行うのが良いのですーこれを「示範(しはん)」と言いまして、見本を示すという事です。「口だけで言わずに体で表現する」という事です。 いま、自分がやっているのが、 (1)まず生徒を自分の横に置いて示範します。 (2)次は、生徒を私の後ろに置いて、「みんな、師範の体になって見なさい」と言って示範します。 (3)最後に生徒を前に立たせて「みんな、師範になって見なさい」とと言って示範します。 実は「師範になって」という事を、幼年の皆さんが理解しているかどうかは分かりませんが、「三方向(横前後)」から見る(見させる)というのは、効果があるかも知れません。何しろ目から入る情報(視覚情報)は、五感全体での受ける情報量のうち90%近くを占めていると言われていますので、効果的だと推定します。勿論、幼年以外にも効果があると思われます。 こういう幼年等の指導方法については、12月の「指導者講習会」でもっと詳しくそして豊富にご紹介したいと思っております。
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