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2018/10/03(水)
「人生は糾える縄の如し」(『陸王』) 第5581回
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実は、昨夜は疲れてしまい「自主稽古」にも残らず帰宅して、そのまま寝込んでしまいました。9月29日(土)&30日(日)に連続で大会の審判をしたからでしょうか?大会の審判員で何が辛いかと言いますと、日課にしています昼寝(午睡)が出来ない事です。これが出来ないと、結構体に響きます。1日ならば、その日の夜早く寝ればどうにかなるのですが、やはり二日連続が堪えたのだと思います。 今朝、早起きしてやるべき事をしました。体も心もすっきりしました。昨日購入した冷蔵庫が届きました。古い冷蔵庫は、20年以上も頑張ってくれました。ありがとうございます。 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。16時30分〜17時45分の湘南台カルチャーセンターの稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。 さて、タイトルのけん件ですが、池井戸潤さんの『陸王』を読み切りました。本のうたい文句は、以下の通りです。(皆さん、同名のテレビ番組で御存じですよね?) (転載開始) リード:勝利を、信じろ――。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。 本文:埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。 社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。 チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか? (転載終了) 志空会と私、空手界の事と結び合わせて、読んでいましたが、年と共に涙腺が緩くなっているのか、何度もウルルしてしまいました。また、こういう言葉は、道場運営に生かさなくてはいけないという、(志空会と私にとっての)「名言」があちこちにありました。 更に人間の優しさや逞しさと反面での厳しさや弱さ、他人の為に生きようとする人々と自分の為に他人を犠牲にし裏切る人々、理不尽な圧力をはねつける人々と屈してしまう人々を写し出し描いています。 人生と会社の苦境、苦悩、ピンチ、裏切られが、最終的にはハッピーエンドで終わりますが、その時のこはぜ屋の宮沢社長の言葉がこれです。 私がたウルウルしたところは、ここでは書きません。是非、『陸王』を読んでウルウルしてください。 図書館への返却が10月11日までですので、再読して感動した言葉を抜き書きしたいと思っております。
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