小林師範の続々指導日記
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2018/10/24(水) 「角を取らない」 第5602回
 午前中は、11月4日(日)開催の志空会理事会の資料作成をしました。色々と思う事・考える事があり、あれこれ悩んで・・・未完です。
 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。16時30分〜17時45分の湘南台カルチャーセンターの稽古で、組手中心で行いました。
 19時〜21時は、湘南台公民館の稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
さて、タイトルの件ですが、目白研心(めじろけんしん)野球部の記事が、インターネットのとあるサイトにありました。申し訳ありません!URLを紛失してしまいました!!しかし、 「目白 研心」か「鈴木淳史」で検索すれば、多数ヒットしますので、ご自身で検索してください。
 その野球部の戦歴を同高校のホームページで見ますと、2011年以来の成績は最高で3回戦進出です。1回戦敗退の年もありました。その目白研心が2018年夏の甲子園で4強入りするなど甲子園出場37回(優勝3回)の日大三高を秋の東京大会初戦(10月8日 町田市営小野路公園野球場)で7対5で勝利しました。残念ながら、同高校は3回戦で敗退しています。
 同高校硬式野球部は2009年の共学化とともに創部され、新潟明訓で2年生の夏に4番として甲子園に出場し、中央大では亀井義行(巨人)とともに4年生の秋に東都大学野球優勝を果たした鈴木淳史監督(現在36歳)が招聘されましたが、当時の部員はわずか2人でした。
 腐らず取り組む2人のためにと、他部活から助っ人を借りて公式戦に出場し、2012年春に新入生12人が入りようやくメンバーが揃いました。現在も部員数は1、2年生年合わせてわずか24人の小所帯で中学生時代に名を馳せた選手は皆無だという事です。
 また、校庭は内野ほどのスペースしかなく、今年からは校内の工事も始まった影響でさらに狭くなっていて、そのため練習は基本的に都内や近郊の公営球場へ放課後に電車で通という事でした。その為、決して多くの練習時間を取れるわけではありません。
 そんなチームが、代替わりをしたとはいえ、東京近郊を中心としたトップレベルの選手が集い、来秋のドラフト候補に挙がる選手もいる日大三になぜ勝てたのでしょうか?そこには選手たちに野球を楽しませる仕掛けがあった、という事です。
 以下転載させて頂きます。
(転載開始)
小見出し:「角を削らず、組み合わせて丸に」
本文:「チームが同じ方向を向いていれば、その中で各自がどんな動きしてもいいと思います。『同じ方向を向いて同じことをする』のが良しとされる風潮がありますが、それでは僕は物足りません」
 鈴木監督はハッキリこうと言い切る。指導のベースにあるのは新潟明訓時代の恩師・佐藤和也監督(現新潟医療福祉大)の選手の個性を伸ばす指導だ。
 「ビッグマウスで、角が尖っていた当時の僕を、受け入れた佐藤監督がどれだけすごいかを今実感しています。ここでもいろんな子がいるが、その角は絶対取らないようにしたいです」
 勝つための最短ルートは、型にはめることかもしれない。それでも鈴木監督は「その角を組み合わせて“丸”にしていきたいんです」と力を込める。特別な練習はしていないが、グラウンドでは選手たちの表情や動きは活気に満ちており、練習後は短い時間を惜しむかのような表情さえ見て取れる。彼らにとって野球が「やらされているもの」ではないことがよく分かる。
 日大三との試合でも鈴木監督からの指示に対して「やらなきゃいけない」ではなく「やってやろうぜ」という雰囲気ができあがっていたという。例えば「インコースを攻めよう」という指示があれば、バッテリーは思いきってインコースに投じ、守備につく選手たちは各自で思いきった守備位置を取った。相手どうこうではなく「インコースをしっかり攻めることができているかどうか」ということだけに選手は集中。相手や監督を見て野球をやることがなく「どんな試合でも楽しめちゃう選手たちなんです」と鈴木監督は笑った。
 「みんな野球を始めた時って、ああしろこうしろと言われなくても、遠くに飛ばしたかったり、速い球を投げたかったり、変化球を真似したりしていましたよね。ただ楽しいから自然と声を出しますし、自然と笑顔になる。そういうスケールの大きい野球というか、野球が好きで楽しいまま引退の日を迎えさせてあげたいんです。“燃え尽きるまでやれ”とか、“高校野球で全部出しきれ”とか、僕はまったく思いません。野球は(続けていけば)もっと楽しいものになるはずだし、もっと上手くなりたいという気持ちのまま高校野球を終わらせてあげたいんです」
 これは以前(2017年)に鈴木監督が取材時に語っていた言葉だ。そして今日、彼らは野球の楽しさや喜びを存分に味わった。奇跡が起きたのは、特別な取り組みではない日々の姿勢が生んだ必然だった。
(転載終了)
 「個性の尊重」、「自ら取り組む(やらされ感ではない)」そして「楽しむ(たのしませる)」という事だと思います。更に「生涯野球(スポーツ)」を視野に入れているという事でしょう。
自分もそう考えていると言うと笑われるかも知れませんが、そういう気持で空手道の指導をしています。まあ、100%そうか!完璧か!!と言われると、それは・・・気持ちとは裏腹な言動(指導)をしてしまう事も多々あります。これ「反省の毎日」です。


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