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2018/01/28(日)
拘りシリーズ(その1:「開催」か「実施」か?) 第5334回
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今日は、空手道関係の行事はありません。空手道関係の「業務」は、昨日済ませてありますので、今日はありません。日和空志会大会の賞状のプレ印刷をしたいのですが、賞状用紙がありませんので、したくても出来ません。 7時から「所さんの目がテン!」を見て、その後、読書したりテレビを見たりしました。12時からは久し振りにEテレの「囲碁の時間」を見ました。その後、妻と相模健康センターに行きました。 さて、タイトルの件ですが、志空会内部向けの技術指導本会のニュース『道』の最後の所に、こんな記載があります。 (転載開始> <大会及び講習会→開催> <練習会及び稽古並びに審査会→実施> <人数については「〇名」を使用し、「〇人」は使用しない。> (転載終了) これらを書いた理由は、自分自身が書く文章でも、意識をして使い分けていませんでした。まあ、どうでも良いと言えばどうでも良いのですが、私が在職中永く担当していた部署が、結構文書については厳密に書かなくてはならない所でしたので、そういう事には結構目が行くというか細かいところがあります。 で、「開催」と「実施」の違いですが、こんな解説がありました。 (転載開始) 質問:実施と開催の使い分けを教えてください。表彰式は実施?開催?検定試験は実施?開催?祭りは実施?開催? 回答:「実施」は行うこと、「開催」は文字通り催しものを開くこと。従って、表彰式:どちらも可 検定試験:実施 祭り:開催 一般に、「行われた」が当てはまれば「実施」、「開かれた」が当てはまれば「開催」と考えればいいでしょう。 (転載終了) で、小林は、どういう区別をしているのだ?とのご質問があると思いますが、ある意味感覚的です。(申し訳ありません。) 「大会開催」は「大会実施」でも可笑しくない様に思えます。「講習会開催」も「講習会実施」で可笑しくない様に思えます。が、感覚的(私的)には、両方共に「開催」の方が、しっくりします。 「練習会実施」は「練習会開催」でも可笑しくない様に思えます。「審査会実施」は「審査会開催」でも可笑しくない様に思えます。が、やはり感覚的(私的)には、両方共に「実施」の方が、しっくりします。 「稽古を開催」はちょっと変です。やはり「稽古を実施」でしょう。「稽古会」とすればどうでしょう?「稽古会を開催」でも良い様な気がします。「稽古会」という言葉も使われています。 そこで、先ほどの「一般に、『行われた』が当てはまれば『実施』、『開かれた』が当てはまれば『開催』と考えればいいでしょう。」に戻ります。 「大会」は「会」なので開くので「開催」です。 「講習会」も「会」なので開くので「開催」です。「講習」ならば、「講習を行う」という風になるので「実施」です。 「練習会」も「会」なので開くので「開催」です。「練習」ならば「練習を行う」という風になるので「実施」です。 「稽古」は上記の通りです。 「審査会」も「会」なので開くので「開催」です。「審査」ならば「審査を行う」という風になるので「実施」です。 「練習会」や「審査会」は、それぞれ「練習する」とか「審査する」という風にも用いる事が多いので、感覚的に「行う」です。 となりますと、(志空会の内部では)「会」が付けば「開催」で、つかなければ「実施」という風に考えて、「<大会及び講習会→開催> <練習会及び稽古並びに審査会→実施>」は、見直しをしなくてはなりません。
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