小林師範の続々指導日記
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2017/08/17(木) 『図解 脳に悪い7つの習慣』(その8) 第5170日回
「夏休み」最後の日という事で、今日もゆったり読書をしたかったのですが、部屋の片付けで1日を過ごしました。夕方は、一段落しましたので、昨夜中止になりました、「湘南台灯篭流し」に行って来ました。開始(18時)に行きましたので、未だ明るくてちょっと残念でした。「暗くなるまで」待てませんでした。(笑)
 さて、タイトルの件ですが、今日は第5章です。タイトルは、「やりたくないのに我慢して勉強する」(事は悪い習慣)です。
内容ですが、「脳はどうやって記憶を作っているのか」、「我慢して勉強しても記憶できないワケ」、「『名前だけ』を覚えようとするのはNG」及び「『だいたい覚えた』で止めてはいけない」です。コラムは「体験記憶の落とし穴」です。
 で、過去の内容の小見出し(節)を振り返ってみたのですが、各章とも似たような構成になっていませんか?最初に、「仕組み」の説明、それを踏まえてのお話、更に「〇〇〇はNG」という内容が続きます。章の各節も考えて構成されている様に思いました。(感想ですので、分析ではありません。)
 「脳はどうやって記憶を作っているのか」ですが、人間の記憶には「作業記憶」、「体験(エピソード)記憶」、「学習記憶」及び「運動記憶」の4種類があります。「作業記憶」は、一時的な記憶で、脳がパンクしない様に情報が前頭前野で止まり、重要でないものは短時間で消えます。
 残りの三つの記憶は、全て脳の「考える仕組み」が働く事が必要です。簡単に言えば、前頭前野で理解された情報が「ダイナミック・センターコア」で思考されて記憶が生まれるという事になります。記憶というのは「イメージ記憶」として記憶されます。(脳の中に作られた「像」という事です。)脳がより思考力を発揮して強いイメージを作った情報は、強く記憶に残ります。つまり、記憶するには「A10神経群」でプラスの感情レッテルを貼り、「自己報酬神経群」を働かせて「これを覚えるのは自分にとって嬉しい」というスタンスを持つ事が大切です。更に、心を込めて行った事は強く記憶に残ります。
 所で、スポーツ(運動)も記憶に基づき、脳が筋肉に指令し、筋肉が動くという事です。つまり、大まかに言えば、記憶力が良いと運動や技術の修得も早いという事になると思います。となりますと、運動や技術の修得には、楽しいという気持ち、これをやるのは嬉しいという気持ちで取り組む事が良いという事になります。
ですので、「我慢して勉強しても記憶できないワケ」も分かるという事になります。記憶力を高めるには、「人に言われたから」、「試験に出るから」等と受け身で考えるのではなくて、「自分から」覚えようとするのが大切なのです。
 「『名前だけ』を覚えようとするのはNG」ですが、名前が覚えられない又は名前と顔が一致しない私としては切実な問題です。対処方法ですが、まず相手に興味を持つ事、更に名前の他に特徴を合わせて覚えるという事だそうです。というのは、脳はイメージを介して、目で見たもの以上の情報を幾つも重ねて、記憶を作り出しているからです。例では「山田さん 優しそう 眉が太くて黒いメガネを掛けていて 目の下にホクロがあって 天然パーマで・・・」が書かれています。こういう事は、無意識的には行っていると思いますが、意識的にすると更に効果が上がると思います。また、本を読んで覚える場合にも、黙読ではなくて音読が読むという事が、複数の情報を重ねるという事ですの、効果があるという事です。(続く)
 * 写真は「灯篭祭り実行委員会」のホームページより転載致しました。
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