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2017/08/13(日)
『図解 脳に悪い7つの習慣』(その4) 第5166日回
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午前中は、読書をしました。午後は、所用で出かけました。今日は、空手の行事は一切なしで、相模健康センターにも行きませんでしたので、「日曜日の夜の王道」である「笑点」→「ちびまる子ちゃん」→「さざえさん」を見ました。久しぶりです。 さて、タイトルの件ですが、今日は第2章の「『嫌だ』『疲れた』とグチを言う」(事は悪い習慣)という所です。内容は、「『好きじゃない』などマイナスの感情をもつな」、「先生を嫌うと、成績がどんどん落ちる」、「『嫌だ』『疲れた』を口にするのはやめよう」、「素直に『すごい!』と感動しないと、脳が鈍る」及び「表情が硬いと脳のパフォーマンスも下がる」となっています。コラムでは「疲れた脳を上手に回復させる方法」が書かれています。 人間の脳が理解したり思考したりして記憶する情報は、全て感情のレッテル(好き嫌い)が付いたものです。マイナスのレッテルを貼られた情報は、しっかり理解出来ず、思考が深まらず、記憶もしにくいのです。 例えば、学校で教科が嫌いではなくて担当の先生が嫌いと思うと、先生に対するマイナスの感情が教科にも貼られ、そうなると記憶(暗記)も出来なくなり、脳も働かなくなり、内容が分からなくなりテストの点も悪いくなり、もっとその学科が嫌いになる、という悪のスパイラルに陥ってしまいます。これは先に脳の「統一・一貫性」というのがありましたが、嫌いな人や苦手な人、見解が異なる人が言う意見や考え(情報)は、やはり嫌いというのがそれです。だから、その人が言う良い言葉や情報も嫌いという事になります。 ならば、無理にでも情報に対して「良いレッテル」を貼れば良いのです。ですので、「きっと好感が持てるだろう」と考えて話を聞くのが良いのです、というのが本書のアドバイスです。う〜ん!これが出来ればば、良いのですが・・・それなりの努力と忍耐が必要です。(笑) 更に、失敗した時やトラブルに会った時に、「嫌だ、面倒だ」と考えるのではなくて「面白いじゃん、最高の解決方法を考えよう」とプラス思考で考えるのが、脳を活性化するという事です。そうです「究極の」ポジテイブシンキングです。私なんか、その典型ですかね?(笑×2) で、マイナスをイメージする「嫌だ」、「疲れた」というのはダメで、反対に「凄い」、「感動した!」という様な言葉が脳を活性化します。だから、指導者が生徒に対して「凄い!」、「上手い!」「良く出来た!」、「最高」、又は「天才!」等の感動の言葉を出すのは、生徒への励みにもなりますし、指導者自身の励み(脳の活性化)になっているのだと思います。そうそう、私も出来ない事をあれこれ言うよりも、褒めていた方が何か気持ちが明るくなる、という経験があります。 更に、気持ちが暗くなったら、無理して笑います。顔の表情は「A10神経群」の「尾状核」という部分が司っており表情筋と繋がっています。嬉しいと笑顔になりますが、反対に笑顔を無理にでも(努力して)作ると、「尾状核」が「良い状態」だと勘違いをして脳の活性化に繋がります。何しろ、笑顔を作る、これは自分にも良いですし、他人(相手)にも良いのです。 コラムでは、「疲れた脳を上手に回復させる方法」が書かれています。秘訣は、楽しく興味を持って行動するという事です。楽しい会話も脳の疲労を回復させます。その理由は、面白いとか楽しいと感じるとか反対に面白くないとか嫌だと感じる所が「A10神経群」で、それが脳の疲労を除去する中枢と繋がっているからです。面白いのは疲れない、面白くないのは疲れるという事です。 稽古等も楽しくさせる工夫が大切です。私は、やってますよ。いやいや「親父ギャク」では有りません。筋トレに面白そうな名前を付ける、「こうすると審査に受かり試合に勝てる」と受かった又は勝った事を想像させる等です。また、しんどい顔をしたら「疲れたら気合いを出す!10%パワーアップになる!!」と叫んだり「やらされていると思ってやると効果がない、これをやれば強くなる上手くなると思ってやれば効果倍増」と声を掛けています。どこか、通じる所があると思います。 また、直接関係ないかの知れませんが、事前に回数を言うとか競争させるというのも一つのテクニックかと思います。「残り何回で終わる」というの嬉しいかも知れませんし、子供達は単純に競い合うのが楽しいかと思いますので、全くの的外れでもないかと思っています。
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