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2017/08/12(土)
『図解 脳に悪い7つの習慣』(その3) 第5165日回
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午前中は、11月12日開催の神奈川県中学生大会(大和市空手道協会主管)の打合せ(大和スポーツセンター)に行きました。 帰宅して、「夏休み」という事で、今日もゆったり読書をしました。 さて、タイトルの件ですが、今日は第1章のコラムで「脳が考える仕組みを知ろう」という所です。ちょっと衝撃だったのは、情報を判断する時に一番最初に「好き」と「嫌い」を判断しレッテルを貼るという事でした。後の理性的な判断に至るまでこの好き嫌いの感情が大きく影響するという事です。人間は、理性の動物でありますが、感情の動物でもあったのです。 五感から入った情報はまず @ 大脳皮質神経細胞 が認識し A A10(エーテン)神経群 と呼ばれる部分に到達します。このA10(エーテン)神経群は、幾つかの部分から構成されており、各部分で危機感、好き嫌い、言語や表情を司ります。ここで、感情が生まれます。つまり、人間は或る情報に対して最初に「好き」と「嫌い」という気持ちが発生し、このA10(エーテン)神経群が情報に対して、好きな情報とか嫌いな情報と言う感情のレッテルを貼ります。 次に、情報は B 全頭前野 に入り情報を「理解・判断」します。自分にとって良い情報ですと C 自己報酬神経群に持ち込まれ、更に為になる価値あるものにするために D 線状体―基底核―視床」 と E 海馬回・リンピック に持ち込まれます。 脳は、@の大脳皮質神経細胞が認識した情報を、A〜Eまでの神経群を総動員して取り込み思考します。その際にA〜Eまでの神経群は一つの連合体として機能しています。それらを「ダイナミック・センターコア」と呼びます。人間の考えや感情よりもずっと複雑な「心」とか「信念」とも呼ぶべきもの、「記憶」等は、「ダイナミック・センターコア」で生まれます。本書は、この情報が流れる(処理される)順番に従って、展開されます。(続く)
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