小林師範の続々指導日記
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2017/08/31(木) あ〜8月が終わり夏が終わる・・ 第5184日回
今日で8月、つまり夏は終わりです。日没が随分早く感じられます。
午前中は、読書をしました。14時〜16時は、上大岡で哲学の勉強会でした。17時〜18時45分は、横浜道場(西が岡小学校体育館)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、通常稽古で形中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、その通りです。随分、色々な事があった様に思います。大会で嬉しい事も悔しい事もありました。
お盆休みは、例年通りにしっかり取れました。これは、良かったです。
でも、ちょっと前に、非常に不愉快な事がありました。今は気持ちが少し落ち着いてはいます。しかし、これは生涯忘れないと思います。
で、明日から秋です。また、大会が続くな〜・・・
(写真:8月28日&29日の夏季合宿の「特別稽古」=川遊び)

2017/08/30(水) ハスの実 第5183日回
 10時〜11時は、やよい台幼稚園の稽古でした。一旦帰宅し、食事と取り、書籍の読み取り(PDF化)を数冊行いました。
16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古でした。組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で自主稽古でした。
 さて、タイトルの件ですが、毎年夏の期間は中国に「里帰り」していますある道場の会員からハスの実をお土産に頂きました。インタネットでしらべましたら「蓮の実は、栄養価が高く、中国や東南アジアではおしるこに入れたり、かき氷のトッピングにしたり広く食用にされています。最近では、日本でも少しずつ見かけるようになってきました。」と書かれていました。
以下は、引用です。
(引用開始)
 蓮の実は、でんぷん質が豊富で、トウモロコシのような食感があります。また、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、食物繊維も含まれています。
 ビタミンB1には、糖質からエネルギーを作り出し、皮膚や粘膜の状態をよくし、脳神経を正常に働くように導く働きがあります。これによって、美肌や口内炎の解消が期待できます。また、糖質の分解を助けてくれることから、疲労回復にも効果的です。カルシウムは、骨を構成するための大切な成分として知られています。血液中や筋肉にも存在し、筋肉の働きを促し、精神を安定させる効果もあります。
 食物繊維は、蝶のぜんどう運動を促し、胃腸の機能を高める働きがあり、便秘解消に効果的です。また、胃腸の働きがうまくいくことで、自律神経を安定させる効果も。ただし、食べ過ぎると下痢になってしまうので注意が必要です
(引用終了)
 2センチ程で、薄緑色の皮を手で向きますと、白い実があります。そのまま生で食べる事が出来ます。少し噛んでいますと何となく甘みを感じて来ます。こちらもインタネットで調べたのですが、そのまま食べる他、スープにしたりナッツの様にスイーツ(月餅等)に入れたりして食べるという事でした。レンコンと一緒に炊き込みご飯というのもありました。
 100個程頂きました。冷蔵庫で5日間位は保存が出来ます。家族で毎日20個食べられる計算になります。通販サイトで見ましたら、5粒で500円位でした。
(写真の薄緑色の丸いものが実です。)

2017/08/29(火) ヨガ講習会 第5182日回
午前中は読書をし、午後は9月3日の大和市大会の準備(謝礼等の準備や賞状印刷)をしました。
19時〜21時は、藤沢長後道場(長後公民館ホール他)の稽古でした。21時〜21時45分は、同公民館ホールで自主稽古でした。私は、ヨガ講習会で不参加でした。
さて、タイトルのヨガ講習会ですが、六会公民館で18家族26名が参加して開催されました。講師には、ヨガインストラクターをお呼びしました。参加費は、破格の「一家族500円」です。目的は、ヨガの呼吸法を空手道の稽古や競技に取り入れたいという事です。こんな感想が届いています。
(転載開始)
本日は、講習会開催ありがとうございました。
なかなか一度では、身につかず子どもたちに還元出来なさそうですが、体の使い方などなるほどと思うところがありました。
(転載終了)
 まあ、そういう所でしょう。

2017/08/28(月) NHKスペシャル 第5181日回
昨夜に母親宅に行きました。買い物等をしました。アパートの改築の件で、まず妹と、次に時間を変えて業者と話し合いをしました。
17時〜18時15分は、横浜道場の幼年等の稽古(新橋コミュニテイハウス&ケアプラザ)でした。18時45分〜20時30分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他道場からも参加がありました。
さて、タイトルの件ですが、8月は「敗戦の月」です。8月15日を前後して、色々な番組が放送されていますが、NHKスペシャルのシリーズは、興味深いです。
「戦後ゼロ年 東京ブラックホール1945−1946」、「戦慄の記録 インパール」(これは、NHK朝ドラの「ひよっこ」でみね子の「おじさん」がおじさんが語っていました。)、「731部隊の真実(捏造) エリート軍人と人体実験」と「なぜ日本は焼き尽されたかのか〜米空軍幹部が語った‘真相’」等です。戦中・戦後の「闇」が良く分かります。
「NHKアーカイブ」の類で見れるかもしれません。

2017/08/27(日) 研修会で得た事(羅列) 第5180日回
今日は、ゆったりとくつろぎのながら、スキャンをしながら、読書しながら・・・昼寝しながら・・・でした。夜は、妻と久し振りに相模健康センターに行きました。私は、帰宅せずにそのまま実家まで行きました。
さて、タイトルの件ですが、金曜日の高体連の組手実技研修会で、私なりに得た事を羅列します。まあ、私のメモみたいなものですので、全部を書いている訳ではありませんのでお役に立てるかどうかは分かりません。でも、私の「復習」の為にも、一応書きます。
1 アジリティートレーニング
(1)横ステップ(カニステップ)+両手スラップ(上下)
(2)その場早足・膝上げ・腿上げジャンプ×各10回&ダッシュ
(3)キョンシージャンプ(膝を使わない脹脛だけ使う)2回&ジャンプ10回&ダッシュ
2 その場基本
(1)八字立ちでのジャブ 少し肩を出しても良い(肩を出さないと突きが小さくなる。)
(2)八字立ちでの突き 45度突き 90度突き
(2)回し蹴り 前への回し蹴り 横への回し蹴り
3 移動基本
(1)しっかり前屈になり膝(腰)を落して、大きく突く
(2)ワンツー&蹴りをしたら直ぐに前に位置に戻す
   → 小林:間合いを切るという事か?攻撃の後に横や斜めに動くというのも良いのでは?
(3)最低5連発攻撃
4 相対での打ち込み
(1)心構え
@ (動いていなのだから)正確な距離を意識する
A 「起こり」をさせない
B その場から始動する
C 引き手をしっかり(審判員に見せるという気持ち)
D 自分しか出せない技、間合い、タイミングや距離を考える。それぞれの個性である。それを探す事、見つける事が大切である。
(2)攻防について
   10年位前までは、両者がお互いにドーンと打ち合い・ぶつかり合いをして勝敗が決まっていた。いわば、体力勝負だった。今は、それだけでは勝てない。頭を使った勝負になっている。常に考えて、練習する事が大切である。
(3)審判員との関係
  @ 審判員が見やすい位置で攻撃する
  A 審判員が見やすい攻撃を考える
    例:相手が大きければ前拳が邪魔になり審判員に攻撃が見えにくい→相手の前拳を落すとか抑えるとか又は中段突きにする
5 コーナーワーク(研修会のメイン)
(1)ダッキングについて
   逃げる方法としてダッキングがあるが、目線が下に行くので要注意。ダッキングをする選手にフェイントを入れてダッキングさせて頭が下がった瞬間に蹴りを入れるというテクニックも世界大会ではある。
(2)コーナーに追い込まれた(追い込んだ)場合には、(更に)細かいステップにする。
(3)右に逃げる相手には左足か左手の攻撃、左に逃げる相手には右足か右手の攻撃
  →「待ち伏せ」のイメージ。反対の攻撃だと「後追い」する形になってします。
(4)相手に回り込まれてしまった場合には、(自分が負けている場合で残り時間が15秒未満の場合には)時間のロスを防ぐために(反転して相手を追うと時間のロスになる。)わざと自分から場外に出て、「仕切り直し」をするという戦略もある。
 → 自分から場外となり反則注意を貰う、という様な事は考えてもいなかった。「頭を使った勝負」とは、こういう事を言うのであろう。
(5)残り15秒のコーナーでの攻防の他、残り5秒での攻防もした。後者の場合には、相対していない選手たちが「5−4−3−2−1」とカウントダウンする。

2017/08/26(土) スキャナー買いました! 第5179日回
今日明日は、志空会的には、「夏季合宿」(山梨県道志村)です。私は、法事の為に参加出来ませんでした。終了後に行こうと思ったのですが、足がありません。誰か「通い参加」の人に同乗させて頂こうと思ったのですが、残念ながらいませんでした。という事で、今年は「夏季合宿」参加は出来ませんでした。「夏季合宿」は、「思い出作り」がメインです。夏休み最後の土曜日・日曜日、楽しい川遊び(別名「特別稽古」)が出来て、楽しい夏の思い出になると良いですね!
さて、タイトルの件ですが、蔵書整理の為に、スキャナーとカッターを購入しました。最初は、渋谷でやっている哲学の勉強会の友人が購入したスキャナーで、勉強会毎に何冊かお渡しして、スキャンして貰うつもりだったのですが、会員の一人が関西の大学に「社会人留学」をする事となり、当面(2年位?)「開店休業」という事になり、友人に頼る事が出来なくなりました。
そこで、一念発起、友人が使用しているのと全く同じスキャナーとカッターを購入しました。最初のプログラムのインストールは問題なく出来ましたが、スキャンしようとすると「パソコンとスキャナーが接続されていません」のメッセージ・・・悩んでメーカーのホームページで対処方を検索してあれこれしましたが上手く行きません。そういえば、電源を入れるスイッチがありません。
スキャナーのドアーを開けたり閉めたりしているうちに、開けた時に偶然、パソコンとスキャナーが接続になりました。よくよく観察しましとスキャナーをのドアー開けると自動的にONになり、パソコンと繋がる事が分かりました。分かって見れば、単純な事でした。(笑)
次は、両面の読み取りが出来るという事で、試しましたが出来ません。悩んで悩んで、夜も遅いので諦めて眠りに着きました。うとうとしたその時「もしかしてそのままスキャンに通せば自動的に両面の読み取りが出来るのでか?」と思い、両面が印刷されている用紙を使い、「両面印刷」に設定しスキャンしましたら、両面がスキャンされていました。
実は、昔、職場で使っていました複合機(コピー、スキャナー&ファックス)で両面スキャンした時には、表面をスキャンし、それが自動的に裏返して更にスキャンしていました。つまり紙が反転していました。その記憶があり、紙が裏返しにならないので「出来ていない」と思っていました。今は、何と1回通すだけで、両面をスキャンしているのですね!!恥かしいやら感激するやらでした。
で、何冊かスキャンしました。これならば、数か月で蔵書全部をスキャンできそうです。今年中には、全部スキャンして、すっきりと正月を迎えたいです。

2017/08/25(金) う〜ん・・・本当かね・・・どうでも良いけどね・・・ 第5178日回
午前中は、県高体連が主催します空手道指導者講習会(8月24日&25日 慶応湘南藤沢)の内、組手実技指導研修会に参加して来ました。講師は何と!ナショナルチーム現役の香川幸允選手でした。香川選手は、「第2の五輪」と注目されているワールドゲームズ(ポーランド)の空手の男子84キロ超級で優勝しています。研修会で得たものについては、後日書きます。
14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。午前中に上記の研修会がありましたので、藤沢総合高校空手道部の稽古はお休みでした。
19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。9月3日の大和市大会に向けて、 @ 組手強化 A 審判員講習 B 補助役員の練習 という事で「組手模擬試合」を行いました。
さて、タイトルの件ですが、実は年末に開催されますある会派の大会に毎年参加しているのですが、「今年は辞退して欲しい」との連絡がありました。その理由ですが、ここで書き始めると感情が昂ぶり、筆が止まらなくなりそうなので書きません。
ただ、こういう事がまかり通るのは空手の世界では一般的なのでしょうか?それとも私の近辺だけの出来事なのでしょうか?
「う〜ん・・・本当かね・・・」という気持と、もうどうでも良いや「お好きにどうぞ」という気持ちがないまぜです。

2017/08/24(木) 誠明館さん「組手練習試合」の広い視野が素晴らしい! 第5177日回
午前及び午後ともに、ゆったりしました。18時〜18時45分は、横浜道場(上矢部地区センター)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、通常稽古で形中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、8月11日の誠明館さんの組手練習試合について、書かさせて頂きます。誠明館さん、小学生から高校生まで、選手が大活躍です。詳しくは書きませんが、全少に多くの県代表を派遣し優秀な成績を収め、少年少女武道(日本武道館)錬成大会では中学生の部で優勝、先日の全中では、団体形優勝で団体組手第三位と素晴らしい成績を収めています。私は、勝手に「誠明館さんを見本にし目標に」と思っておりますー本当に私の勝手な思いです。
さて、流石、内田先生、面白い取り組みがありました。「地団駄組手」又は「襟巻トカゲ組手」というもの(想像してみてください。)や5人勝ち抜き者にはスポーツドリンクプレゼントです。今回ではありませんが、上段蹴りでポイントを取るとキャンディー(かチョコレート)プレゼントというのもあった様です。
また、お昼ご飯の時に、少しだけ内田先生とお話ししましたが、大変参考になりました。まず、こういう組手練習会を道場や流派を問わずに参加を公募しているのは、神奈川県という立場では、県全体が強くならなければ、自分の道場の生徒も強くならないという考えです。考えが広いです。
更に、強い選手(例:前年度全少に参加しても本年度予選会で敗退)でも本年度の県の強化稽古に規定に依り参加出来ないが、そういう選手にも稽古と競技力アップの場を提供したいという事も仰っていました。
引率の先生には、その場で指導して頂きたいので審判をお願いしないで、誠明館さんの指導者が行うというのも、参加する生徒に対して団体の指導者が試合を見て、直ぐにアドバイスが行えるという配慮という事でした。
参加者と指導者の立場で、参加者と指導者の為に運営するという事が素晴らしいと思いました。

2017/08/23(水) ヘアーカット 第5176日回
 今日は、暑い1日でした。
 11時30分〜12時30分は、やよい台幼稚園の稽古でした。園でスイカ割りがあったという事で、美味しいスイカの差し入れがありました。ありがとうございました。
 16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、本来ならば組手等中心ですが昇級審査(9月9日)が近いので、形等審査課題を中心に行いました。19時〜21時は、秋葉台文化体育館武道場での稽古で、組手中心で行いました。
 さて、タイトルの件ですが、昨日ヘアーカットに行きました。通常の床屋さん(バーバー)ですと、数千円かかりますが、私の行きつけは1,500円(60歳以上は1,400円)のお安い所です。それで、カット、シャンプー、髭剃り及び調髪があります。忙しい時には、「1,000円カット」で済ませます。昨日は、ヘアーサロンの「タイムサービス」(12時〜14時)は、たったの690円です!安いです!カットのみです。最後の切って頭髪に付いた髪の毛の処理も、「1,000円カット」では、特別の吸引器を使いますが、こちらはヘアードライヤーで吹き飛ばしています。それでも十分です。
 行政からは、(多分行政指導だと思うのですが)ヘアーサロンで頭髪のカットだけを行うのは、(理髪店の領域を侵すもので)宜しくないという風な「お達し」がある様です。勿論、法律でそういう区分がされている訳ではありませんので、強制力はないと思います。が、消費者の利益を無視した、業界擁護のものだと思います。
色々な価格やサービスがあり、消費者が選択出来る様にするのが、良いと思います。

2017/08/22(火) 『図解 脳に悪い7つの習慣』(その12・最後) 第5175日回
今日の午前中は、ゆったり読書をしました。午後も、藤沢総合高校空手道部は、夏休みで稽古なしで、ゆったり読書をしました。19時〜21時は、藤沢長後道場(長後公民館ホール他)の稽古でした。21時〜21時45分は、同公民館ホールで自主稽古でした。
 さて、今日は本当に最終回です。第7章の最後の「人をほめると脳が喜ぶ」とコラムの「『違いを認めて、共に生きる』ということ」です。
 「人をほめると脳が喜ぶ」ですが、率直に申しまして、他人を叱ったり怒ったりしているよりも他人を褒めていた方が、気分的には楽ですし幸せです。
 そして、コミュニケーションをスムーズにするのは、必ず相手を見て「自分も嬉しい」という気持ちを伝える事です。その為には、
(1)相手の事を素直に認めて褒める
(2)うれしそうに思い切り褒める
(3)相手の方を見て笑顔で褒める
(4)具体的に褒める
(5)人前で力強く褒める(反対に、人前では叱ったり怒ったりしない)
 これで、褒める人も褒められる人も、自己報酬神経群を活性化させ、共に思考力が高まります。さあ、実行しましょう!
 次(そして最後)は、コラムの「『違いを認めて、共に生きる』ということ」です。以下は、要約です。
近年、行き過ぎた成果主義の台頭で「勝ち組」とか「負け組」という言葉が使われています。トップアスリートが競うスポーツの世界では勝つ事を目指すべきですし、人生でここぞという時に勝負を掛けなくてはいけない場面もあります。しかし、一般社会では、「勝つ」ことは、相手を無視する、他人に協力せずに自分だけを大切に繋がる傾向もあります。(小林志光:私は、「勝つ」事を目指すのが、一律にそういう事に陥るとは思っていませんが、そういう事は絶対ないとは断言できません。筆者も「繋がる傾向もある」と曖昧な表現をしています。)
 「勝つ事」だけに拘るのは、貢献心をなくし思考力を落とし、人と人とのコミュニケーションを阻む事にもなります。
成果主義は、短期的な利益を追いがちである事も問題です。効率化を進めるとマニュアル化が進み、社会全体で見た場合に「自分で考える力」を持った人が少なくなります。長期的な視野で成果を考えるのが理想ですが、実態は理想通りには、行きません。そこで、「何のために」を一人一人が考え、そこに価値が感じられる事が必要です。
最後に、脳は本来、「違いを認めて、共に生きる事」を望んでいる事をお伝えしておきます。脳は、「生きたい」、「知りたい」及び「仲間になりたい」という本能に根差して存在します。(小林志光:多分、それは人類が仲間と共同・協同して食べる物を得、助け合い協力しあって困難を乗り越えて来たと言う歴史に由来するものと思います。)ですので、人の脳(人間)は、自分と違う人を拒絶する事、自分さえ良ければという事を、本質的には求めていないのです。
人に興味を持ち、好きになり、心を伝え合い、支え合って生きて行く、「違いを認めて、共に生きる」事こそ、脳(人間)が望んでいるという事をどうか心に留めておいてください、と筆者はまとめています。以上がコラムの要約です。
なお、連載の文章が、引用なのか(筆者の見解なのか)それとも小林志光の意見なのか時々ごちゃごちゃになっている様に思われるかも知れません。でも、今回はそれでも構わないと思いますーお読みになった皆さんが「良い」と思う事を実行し、何がしかの助けになれれば幸いです。という事で、連載を終わります。是非、本書をご自身でお読み頂きます様にお願い致します。
* 写真は、本文とは全く関係ありません。ある先生が全中の後に帰路で石和温泉(いさわおんぜん)に立ち寄り、「花火に後ろ髪惹かれて、連泊」したという、その花火に写真です。

8月絵日記の続き


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