小林師範の続々指導日記
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2017/06/19(月) 老人ホーム訪問 第5111回目
本日は、母親宅には行かずに、息子のRの運転で妻と一緒に茅ヶ崎方面に行きました。「幸福餃子」(インターネットで検索してください。)でランチをし、龍泉寺温泉で炭酸風呂を満喫してきました。
帰宅して、19時〜21時は、横浜道場(領家中学校体育館)の稽古で、組手中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、6月17日に特別養護老人ホーム「天王森の郷」を訪問しました。担当者からのメールを紹介します。
(メール転載開始)
小林師範 お世話になっております、湘南台道場イベント担当のSです。
先ほど、無事に老人ホーム「天王森の郷」訪問を終えることが出来ました。
参加者は、子ども22人、指導者2人でした。練習回数は少なかったのですが、子ども達が自主的に動いてくれたおかげで、しっかりと発表が出来ました。
ホームの皆さんも、「迫力があって、元気をもらった」と、喜んでくださいました。
(メール転載終了)
4月から大会の連続と6月初旬は県連級位段位審査会及び志空会昇級審査会とイベントや審査が続いた中での、訪問お疲れ様でした。本当に練習時間が取れずに、本格的な練習は殆ど当日の稽古の1日だけという感じでした。しかし、子供達もサポートをした指導者・保護者も一所懸命で取みました。メール中にあります様に「子ども達が自主的に動いてくれた」というのが大きな成果だったと思います。
また、フェイスブックに写真をフェイスブックにアップしましたところ、ホームの担当者より以下の書き込みがありましたので、転載を致します。
(転載開始)
ホームの方々は迫力ある演武や組手に声をあげていました。少し恥ずかしそうにしながらのジェスチャーゲームに子供らしさを感じたり 一緒にゲームを楽しみ最後にはホームの方々一人一人と握手をしてくれて「可愛い手だった、温かった、元気をもらった」と皆さんが喜ばれていました。お子さんたちとのふれ合いは、ホームに入所されている方々にとっては、とても貴重な体験です。これからも宜しくお願いいたします。有り難うございました。
(転載終了)
今後も、こういう活動を継続します。

2017/06/18(日) 県高体連の大会参加 第5110回目
本日は、県高体連の大会(横浜創学館高校)に審判員として、参加しました。インターハイ県予選で、団体組手と個人形でした。藤沢総合高校からは、個人形3名(男子2名及び女子1名)の参加でした。結果ですが、目標にしていました「1回戦突破」は出来ませんでした。
という事で、この大会で3年生は「引退」となり、2年生以下が主役となります。いわば「新体制」という事です。藤沢総合高校空手道武の皆さん、また1年間宜しくお願いします。

2017/06/17(土) 家族で食事会 第5109回目
9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(六会小学校体育館)の稽古でした。また、「基本形の日」という事で、平安初段を江村(雄)指導員を講師にして行いました。
14時〜15時は、くるみ保育園の稽古で、昇級審査会を行いました。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→第1談話室)でした。
また、本日14時〜15時に、藤沢湘南台道場の仲間30数名で特別養護老人ホーム「天王森の郷」を訪問し、入居者と交流をしました。
さて、タイトルの件ですが、私の65歳(前期高齢者)のお祝という事で、家族で六会のマンマパスタにて、食事会を行いました。一番下の娘が職場の「宿泊研修会」という事で不参加でしたので、ちょと残念でしたが、家族4人で楽しい一時を過ごしました。ああ〜嬉しかったです。

2017/06/16(金) どうなる日本・・・ 第5108回目
午前中は、ゆったり読書等しました。14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古でした。6月18日に、横浜創学館高校でインターハイ予選として個人形及び団体組手が行われます。団体組手は不参加ですが、個人形は二回戦進出を目標にしております。先週と同じく金曜日は組手の日ですが、大会直前という事で形中心で行いました。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。形模擬試合をしました。
さて、タイトルの件ですが、「共謀罪」法が、十分な審議もなく疑問点も解明されないままに自民党、公明党及び維新の党により強行採決されました。「どうなる日本!」と叫びたくなります。
ところで、「云々」を「でんでん」と読み「ずぶずぶの関係」という質問に、ちゃんと質問に答えずに「下品な言葉。だから支持率が低迷している」と答弁する内閣のトップ、しかし自身が北海道の補選での野党共闘を「ずぶずぶの関係」という言葉を使って批判していますー自分が使えば下品ではなく、自分以外が使えば下品という何とも勝手な論理を展開しています。
また、「そもその」という言葉について「基本的」という意味があると閣議決定するという事もしています。首相の国会答弁で話題になった「そもそも」の用法について、政府は5月12日午前の閣議で、「大辞林」(三省堂)に「(物事の)どだい」という意味があり、「どだい」には「基本」の意味があるとの答弁書を決定したというものです。首相は4月19日の衆院法務委員会で「『そもそも』には『基本的に』という意味もある」と答弁し、専門家から疑問の声が出ていました。首相はこの時「辞書で念のために調べた」とも述べていたため答弁書は、「どだい」を間にはさむ事によって首相の答弁を正当化しようとしていますが、これでは嘘に嘘を重ね、恥に恥を重ねたもの以外の何ものでもありません!また、「そもそも」の意味として「基本的に」を記載した辞書が実際に存在するかどうかについては、直接答えていません。
ああ〜恥ずかしい!日本のかじ取りをする内閣がこんな体たらくでは同時に悲しくもなります。更に、政府がこれはこういう意味があると決めたら、間違っていてもおかしくても、通ってしまう訳ですから、恐ろしい事でもあります。
官房長官が加計問題の文書の存在が報道された5月17日の記者会見で「怪文書みたいな文書ではないか。出所も明確になっていない」と批判しました。しかし、文部科学省は今月15日、再調査の結果、一部の文書の存在が確認されたと発表しましたが、官房長官は同日の会見で「怪文書という私の言葉だけが独り歩きしているのは、極めて残念だ」としました。更に、今日は「当時は出所や入手経路が不明で、信ぴょう性もよく分からなかった。不可解な文書で『怪文書』という話をした」と釈明しました。「残念なの」は、確認もせずに「怪文書」と発言する官房長官そのものではないでしょうか?

2017/06/15(木) 県連級位段位審査会合格者 第5107回目
午前中及び午後共に、ゆったり読書等しました。少し、空手道の事務処理と買い物等もしました。
17時〜18時15分は、横浜道場(西が岡小学校体育室)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古でしたが、志空会の仲間と他の道場に組手の出稽古に行きましたので、こちらは「自主稽古」としました。でも、優秀な指導者と頑張り屋さんの生徒が居て、しっかりした稽古が出来ました。
さて、タイトルの件ですが、6月4日に実施されました神奈川県空手道連盟(公認)級位段位審査会の合格者通知が県連より届きました。
公認1級21名受審で20名合格、少年初段10名受審で10名合格、一般二段2名受審で2名合格及び同三段1名受審で1名合格でした。他に、少年初段から一般初段への移行者2名も合格です。
1級で1名不合格となりましたが、段位では100%の合格でした。全体の合格率がまだ分かりませんので、比較は出来ませんが良い結果だと思っております。ただ、若干気掛かりなのが大人(一般)の初段の受審者がいなかったという事です。次回10月29日の審査会には、是非複数名で受審し合格して頂きたいと思っております。

2017/06/14(水) アジサイの花が青く咲くと師範の顔も青くなる? 第5106回目
午前中は、ゆったり読書をしました。14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。昇級審査をしました。16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で自主稽古でした。ところで、昨日書き忘れていましたが、素敵な「誕生日ソング」を藤沢長後道場の皆さんから頂きました。ありがとうございました!
さて、タイトルの件ですが、6月上旬に関東甲信越が梅雨入りしました。しかし、暑く晴れた日が続いていましたが、ここ数日は雨模様で気温も下がっています。流石に梅雨といった所です。昨日は、雨の中を雨合羽を着て、藤沢総合高校まで行きました。帰りが幸い雨は降っていませんでしたが、冷たい感じがしました。(今日は、雨が降らずに良かったですー本当に!)
梅雨は、電動アシスト自転車に頼る私にとっては、厳しい季節です。藤沢湘南台道場の稽古会場は、中和田南小学校を除いて徒歩で、横浜道場の会場は電車・バスで行けますが、藤沢総合高校、くるみ保育園、富士塚幼稚園及び下福田中学校はチャリがないと厳しいです。それで、火曜日、金曜日及び土曜日が雨になると厳しいです。電車・バスで行けない事はありませんが、キツイですね。
「師範殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の3日も降れば良い」という自虐的なフレーズがありますが、それに加えて「アジサイの花が青く咲くと師範の顔も青くなる」というのも付け加えます。
でも、アジサイの花は好きです。

2017/06/13(火) 第3回神奈川県障がい者空手道交流演武会 第5105回目
午前中は、川田デンタルに行きました。その後は、読書と来月の予定表作りをしました。(未完)16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心出行いました。19時〜21時は、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古&昇級審査会でした。
さて、タイトルの件ですが、2017年9月17日(日)に、今年も「神奈川県障がい者空手道交流演武会」を開催します。多分今年が最後かと思います。理由は、神奈川県空手道連盟で、障がい者大会が開催されるからです。これに依り、この交流演武会と私の目的は達成されたました。最後の交流会、パ〜ット楽しく、開催したいと思います。
(要項転載開始)
 2017年 6月吉日
第3回神奈川県障がい者空手道交流演武会開催要項
1 名  称
第4回神奈川県障がい者空手道交流演武会
2 日  時
2017年 9月17日(日)13時〜15時(終了は予定)
   集合:役員及び参加者共に13時00分
3 会  場 (2016年と同じ。駐車場有り)
秋葉台文化体育館(剣道場)
相鉄・小田急・市営地下鉄 湘南台駅 下車 バス
神奈川県藤沢市遠藤2001
電話 0466−88−1111
「湘南台駅西口」より文化体育館行き終点「文化体育館前」下車又は「湘南台駅西口」より慶応大学、大辻経由藤沢・茅ヶ崎行き「遠藤」下車、徒歩5分
4 主催及び後援
(1)主催 藤沢市空手道連盟
(2)主管 第4回神奈川県障がい者空手道交流演武会開催実行委員会
(3)後援 神奈川県空手道連盟 藤沢市体育協会 横浜市空手道連盟 大和市空手道協会
5 演武会及び試合
(1)基本的には、全て演武とし、その形式については参加者の任意とする。また、演武は、希望があれば1個又は1回だけでなく何個でも又は何度でも演武可能とする。
@ 基本演武
A 形演武
B 組手演武(約束組手)
(2)試合形式を希望する人は、その旨申込時に申し出る。
6 参加費及び参加枠
(1)参加費は、無料とする。
(2)一団体の参加枠は、なしとする。
7 申込み方法及び申込み期限
申込みは、電子メールにて @ 名前 A 会派名 B 性別 C 年齢 D 参加する演武(演武する形名等を含む。) E 試合形式を望む場合は、形又は組手の区別(両方でも可) F 障がい区分 を記載して、2017年8月20日(日)までに事務局(小林志光)へ電子メールで行う。
8 大会役員他
(1)後援を頂いた団体と実行委員会が協議して決める。
9 問い合わせ先
 小林志光  〒252−0804 藤沢市湘南台1−37−10
電 話  0466−43−1563(ファックスありません。)
         携帯電話  090−4249−9369
         電子メール yukimitu.kobayashi@jcom.home.ne.jp   
         携帯メール yukimitu.kobayashi@ezweb.ne.jp
以上
情報提供 障がい者関係の大会及び競技会
2017年 5月 7日(日)第1回東京都障がい者空手道競技大会 東京武道館
2017年 9月30日(土)全日本障がい者空手道競技大会 東京武道館
2017年11月12日(日)第1回神奈川県障がい者空手道競技大会 大和スポーツセンター
(要項転載終了)

2017/06/12(月) 第5104回田中康志先生の教え 第5104回目
昨夜は、相模健康センターから帰宅をせずに、そのまま母親宅に行き泊まりました。午前中に買い物等をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミュニティハウス&同ケアプラザ)の稽古でした。19時〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他の道場からも参加者がありました。
 さて、タイトルの件ですが、昨日の続きの様なものです。日和会さんのホームページに田中先生のお言葉(訓)が掲載されていましたので、転載させて頂きます。この言葉は、日和会の会員の皆様に田中先生から発せられたものですが、私たち空手道を修行する者に対しても発せられたものだと思います。遺訓という形で、私も継承させて頂きます。
【田中康志先生の訓】
一、「名人も人なり、我も人なり」(日和会さんの団体旗に書かれています:小林志光)
二、「稽古に来るのが稽古であり、来ないのと来られないのは違う!」
三、「目標は一人一人が違うはず!高望みはせず目標は頑張れば手が届くところに置き、それを積み重ねていけばいい!」
四、「三人の師を持て!」
五、「何事も基本が大切。基本ができていれば壁にぶつかった時、基本に戻ればいい。基本ができていなければ戻るところがない」
六、「受けた恩は倍返し」
七、「自分の原点を忘れてはいけない」
八、「人の話は目と耳と心で聞きなさい」(「聞く」ではなくて「聴く」です:小林志光)
九、「教える人がもっと教えたいという気持ちに貴方たちがさせなさい」
十、「人が嫌がることを率先して出来る人になりなさい」
日和会さんのホームページ
http://hiyorikai.com/hiyorikai.html

2017/06/11(日) 田中康志先生の永眠場所 第5103回目
午前中は、空手仲間と田中康志先生のお墓参りに、息子のRに運転して貰い行きました。15時〜19時は、強化稽古(湘南台公民館体育室)でした。平行して、関東大会以上出場者の面接を行いました。私は、17時に中座して妻と相模健康センターに行きました。会員登録をしてありますので、今月は私の誕生月という事で、私の入場料が無料で同伴者の妻は割引というサービスを受けました。
さて、タイトルの件ですが、田中先生が眠ります墓地は横須賀市営公園墓地というところです。名前の通り、横須賀市市営(管理は業者に委託)で公園の様に整備され静かな所です。最寄りの駅からは少し遠く、自動車がありませんとアクセスがちょっと大変です。反対に自動車がありますと、横浜横須賀道路の衣笠インターチェンジから近くて便利です。
横須賀市営公園墓地
〒238-0024 横須賀市大矢部6-1033 TEL 046-834-7484 営業時間 8時〜17時
お墓の番地 48区4列39番 
田中家のお墓が2つ並んでいるので向かって右側の墓石になります。
 戒名 晋亮志艦居士

2017/06/10(土) 熱中症に関する記事―「熱中症の以外意外な誤解」 第5102回目
9時〜12時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館体育室)の稽古及び昇級審査会でした。くるみ保育園の稽古は、同保育園で御不幸があり、中止となりました。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古及び昇級審査会でした。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→第1談話室)でした。
さて、タイトルの件ですが、YAHOOニュース(毎日新聞提供)で、「<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を」というニュースが配信されていましたので、ご紹介します。
(要旨)
 気温が高くなると、注意しなくてはならないのが熱中症だ。危険な発生場所や時間帯、治療法などについて、さまざまな情報があふれているが、間違った理解をしていないだろうか。帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長に熱中症の正しい知識について聞いた。【毎日新聞 医療プレミア編集部】
◇危険な「時間帯」「場所」の誤解
 「熱中症には、いくつかの誤解がある」。三宅センター長は、そう指摘する。
 まず、熱中症になる危険のある時間帯だ。熱中症による死亡者の割合は昼間が6割で夜間が4割。決して発症が夜に多いという事ではなくて、昼間に発症して、最終的に夜間に死亡したというだけでである。
 二つ目の誤解は「場所」に関するものだ。発症場所の1位が居間、2位が寝室、3位がトイレとの統計があるが、居間は生活時間が長いため自然と発症者が多くなり、寝室の発症が多いのも熱中症で体調が悪ければ横になって休む人が多いためで、更にトイレも用を足している間の短時間で熱中症になることはなく、体調が悪くなり、トイレで吐いたり、座っていたりしていて、そのまま倒れてしまうだけだという。
また、異常又は不明な死亡を調べる東京都監察医務院によると、2010年7月17日〜8月6日の熱中症での死亡者は、95.8%が住居内で、家の中の方が熱中症のリスクが高いように思える。しかし、屋外で熱中症にかかって倒れた場合は、急車で運ばれ病院で死亡する事が多く、死因がある程度分かり監察医務院にはほとんど運ばれないため数字に反映しない。現実には若者の熱中症患者のほとんどがスポーツや肉体労働の最中に屋外で発症しており、高齢者が日常生活の中で発症するケースは屋内と屋外が半々だという。
◇高齢者と若者で異なるタイプ
高齢者に多いのは、じっとしていて発症する「非労作性熱中症」。これは、1日だけ暑い日があっても発症することはなくて、熱波で昼も夜も暑く、室内の温度と湿度の高い日が続いた時に、徐々に進行して発症する。熱中症の死亡例のほとんどを占めるのがこのタイプだ。治療に時間がかかり、後遺症が残ることも多い。
一方、若者に多いのが、スポーツや屋外での肉体労働によって発症する「労作性熱中症」で、このタイプの死亡例は、スポーツや肉体労働を開始した初日の発生が圧倒的に多いという。暑さに体が慣れていないためで、対策としては1〜2週間かけて徐々に軽い運動や肉体労働で体を慣らすことが重要だ。
◇応急処置はどうする?
 病院に運ばれてきて回復する熱中症患者の多くは、2日目には退院できるが、死亡する患者は、医師も全く手が出せない状態で運ばれてくるという。生死を左右するのは、体を冷やし平熱に戻るまでにかかった時間だ。短ければ回復しやすく、長いと回復が難しい。
 そこで重要なのが発症現場で行う応急処置の「FIRE」だ。Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)−−の四つである。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。
◇条件がそろえば誰でも発症
 熱中症は三つの要素が重なると発症する。環境、体及び行動である。 @ 環境:高い気温や湿度、熱波、閉め切った室内等 A 体:下痢やインフルエンザでの脱水状態、二日酔いや寝不足の体調不良、持病等 B 行動:激しかったり慣れなかったりする運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい状況等。
 毎年6〜9月に35万〜40万人が医療機関で熱中症の診断を受けている。2010〜14年のデータでみると、入院患者数と死亡数の割合は、年々少しずつ下がる傾向にある。三宅センター長は「熱中症について啓発は進んできていると思われる。しかし熱中症で病院に運ばれてくる患者の多くが『まさか自分がかかるなんて。昨年は大丈夫だったのに』と話す。条件がそろえば誰でも発症する危険があることを忘れないでほしい」と注意を呼びかけている。
(要旨終了)
 所で、詳しく書きませんが運動の後に牛乳(乳製品)を飲む(食べる)と熱中症にかかりにくい体質になると言われていて科学的根拠もあります。運動の後に乳製品を取ると血液量が増えて、熱中症に強い体になるという事です。そういう事で「おうちに帰ったら手洗い嗽―その後に牛乳を!」を合言葉にします。

6月絵日記の続き


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