|
2017/06/02(金)
基本形講習の要望及び情報提供 第5094回目
|
|
|
午前中は、少し空手道の事務処理をしました。後は、ゆったり読書をしました。 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜17時30分は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、6月18日の大会(横浜創学館高校)が個人形ですので、本来は組手中心の日ですが、形中心で行いました。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。また、「基本形の日」という事で、平安初段を袁指導員を講師にして行いました。私は、藤沢市スポーツ少年団の会議の為、稽古には不参加でした。 さて、タイトルの件ですが、今回より基本形の講習に当たり、講師の皆さんには、講習する形についての、要望と講習のための情報を提供する事としました。まずは、平安初段についてです。これを、全ての基本形で行いそれらをまとめれば、基本形講習についての一種の「マニュアル」になります。 (転載開始) 基本形講師の皆さんへ 小林志光です。いつも、お世話になっております。 6月の平安初段の講師ありがとうございます。以下の通り、要望及び講習の為の情報を提供致しますので、宜しくお願い致します。 1.平安初段について (1)この講習会は順序を覚えるのが目的ではありません。既に、形を習っているという前提で、形の特徴や分解を理解するのが目的です。その事を通して形の技の意味を知り、結果として指導する時の参考になりますし、競技力の向上にもつながります。<確認です。> (2)平安初段なのに、何故最初に指導しないのですか?<講師の皆さんで考えてください:過去に何度か話しています。> 平安二段→平安三段→平安初段・・・が教える順序として定着しています。ところで「初」というのは、「初めに」という意味ですので、最初に平安初段を教えるのが順当とは思いますが、何故、最初に教えないのでしょうか? (3)平安初段は、何挙動ですか?26挙動です。<答>平安四段の28挙動について、長いです。 (4)平安初段の立方及び技の特徴は何ですか?<答>猫足立ちの中段手刀受けが多いです。四股立ちがありません。 猫足立ちの正しい立ち方について、再度確認してください。 中段手刀受けの意味と正しい形について、再度確認してください。 (5)分解については、以下の挙動をお願いします。<講師の皆さんで考えてください:過去に何度が話しています。> 1挙動〜3挙動(4挙動〜6挙動はその反対) 7挙動及び8挙動 (6)16挙動〜21挙動 志空会の移動基本ではコンビネーションは前屈立ちになっていますが、平安初段では基立ちです。(平安四段でも同様です。)<確認です。> 2.共通事項について 以下は、全基本形に共通な事項となります。(再度ご確認ください。) (1)「気を付け(直立)」は、五指を揃えて腿の横側です。五指であり手刀ではありません。 (2)「用意」の姿勢の(外)八字立を広くしないで(両踵の間は肩の内側幅程度)、また両手(腿の前ではなく)下腹部前に置いてください。 (3)「残心」は挙動に数えないという事で(『教範』に従い)統一したいと存じます。「ざんしん」と言ってください。 以上、講習に当たってはご相談に応じます。 (転載終了)
|
|
|
|