小林師範の続々指導日記
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2017/06/10(土) 熱中症に関する記事―「熱中症の以外意外な誤解」 第5102回目
9時〜12時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館体育室)の稽古及び昇級審査会でした。くるみ保育園の稽古は、同保育園で御不幸があり、中止となりました。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古及び昇級審査会でした。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→第1談話室)でした。
さて、タイトルの件ですが、YAHOOニュース(毎日新聞提供)で、「<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を」というニュースが配信されていましたので、ご紹介します。
(要旨)
 気温が高くなると、注意しなくてはならないのが熱中症だ。危険な発生場所や時間帯、治療法などについて、さまざまな情報があふれているが、間違った理解をしていないだろうか。帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長に熱中症の正しい知識について聞いた。【毎日新聞 医療プレミア編集部】
◇危険な「時間帯」「場所」の誤解
 「熱中症には、いくつかの誤解がある」。三宅センター長は、そう指摘する。
 まず、熱中症になる危険のある時間帯だ。熱中症による死亡者の割合は昼間が6割で夜間が4割。決して発症が夜に多いという事ではなくて、昼間に発症して、最終的に夜間に死亡したというだけでである。
 二つ目の誤解は「場所」に関するものだ。発症場所の1位が居間、2位が寝室、3位がトイレとの統計があるが、居間は生活時間が長いため自然と発症者が多くなり、寝室の発症が多いのも熱中症で体調が悪ければ横になって休む人が多いためで、更にトイレも用を足している間の短時間で熱中症になることはなく、体調が悪くなり、トイレで吐いたり、座っていたりしていて、そのまま倒れてしまうだけだという。
また、異常又は不明な死亡を調べる東京都監察医務院によると、2010年7月17日〜8月6日の熱中症での死亡者は、95.8%が住居内で、家の中の方が熱中症のリスクが高いように思える。しかし、屋外で熱中症にかかって倒れた場合は、急車で運ばれ病院で死亡する事が多く、死因がある程度分かり監察医務院にはほとんど運ばれないため数字に反映しない。現実には若者の熱中症患者のほとんどがスポーツや肉体労働の最中に屋外で発症しており、高齢者が日常生活の中で発症するケースは屋内と屋外が半々だという。
◇高齢者と若者で異なるタイプ
高齢者に多いのは、じっとしていて発症する「非労作性熱中症」。これは、1日だけ暑い日があっても発症することはなくて、熱波で昼も夜も暑く、室内の温度と湿度の高い日が続いた時に、徐々に進行して発症する。熱中症の死亡例のほとんどを占めるのがこのタイプだ。治療に時間がかかり、後遺症が残ることも多い。
一方、若者に多いのが、スポーツや屋外での肉体労働によって発症する「労作性熱中症」で、このタイプの死亡例は、スポーツや肉体労働を開始した初日の発生が圧倒的に多いという。暑さに体が慣れていないためで、対策としては1〜2週間かけて徐々に軽い運動や肉体労働で体を慣らすことが重要だ。
◇応急処置はどうする?
 病院に運ばれてきて回復する熱中症患者の多くは、2日目には退院できるが、死亡する患者は、医師も全く手が出せない状態で運ばれてくるという。生死を左右するのは、体を冷やし平熱に戻るまでにかかった時間だ。短ければ回復しやすく、長いと回復が難しい。
 そこで重要なのが発症現場で行う応急処置の「FIRE」だ。Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)−−の四つである。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。
◇条件がそろえば誰でも発症
 熱中症は三つの要素が重なると発症する。環境、体及び行動である。 @ 環境:高い気温や湿度、熱波、閉め切った室内等 A 体:下痢やインフルエンザでの脱水状態、二日酔いや寝不足の体調不良、持病等 B 行動:激しかったり慣れなかったりする運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい状況等。
 毎年6〜9月に35万〜40万人が医療機関で熱中症の診断を受けている。2010〜14年のデータでみると、入院患者数と死亡数の割合は、年々少しずつ下がる傾向にある。三宅センター長は「熱中症について啓発は進んできていると思われる。しかし熱中症で病院に運ばれてくる患者の多くが『まさか自分がかかるなんて。昨年は大丈夫だったのに』と話す。条件がそろえば誰でも発症する危険があることを忘れないでほしい」と注意を呼びかけている。
(要旨終了)
 所で、詳しく書きませんが運動の後に牛乳(乳製品)を飲む(食べる)と熱中症にかかりにくい体質になると言われていて科学的根拠もあります。運動の後に乳製品を取ると血液量が増えて、熱中症に強い体になるという事です。そういう事で「おうちに帰ったら手洗い嗽―その後に牛乳を!」を合言葉にします。


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