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2017/03/11(土)
東日本大震災6年目 第5011回目
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今日は、春季合宿(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)でした。藤沢湘南台道場、くるみ保育園及び湘南台カルチャーセンターの稽古は、お休みです。「特別稽古」もありません。 さて、タイトルの件ですが、未曽有の災害である東日本大震災から6年が経ちました。いまだに、農産物や水産物への風評被害が続いていたり、他県への避難者がいじめにあったり、避難者が12万人を超え、更に仮設住宅居住者が35,000人もいる等、完全な復旧・復興には程遠い状況です。 阪神淡路大震災と熊本地震がマグニチュード7.2で、東日本大震災はマグニチュード9.0でした。マグニチュードが1違うとエネルギーは32倍違うという事です。単純に計算しましと阪神淡路大震災と東日本大震災では、エネルギーが32×32×0.8=820倍も違います。桁外れのエネルギーです。大津波の発生もうなずけます。 更に、復興を困難にしているのが原発の問題です。私自身も大震災までは、原子力は科学の成果という気持ちと、原発は「クリーンエネルギー」という政府や電力会社の宣伝に乗せられて原発の化石エネルギーに対する優位性を信じて来ました。しかし、東日本大震災以降は、きっぱりとその幻想を断ち切りました。反対に、安全を全く無視し利益に走るいわゆる「原子力村」の存在を(恥ずかしながら)初めて知りました。 東日本大震災は自然災害という面もありますが、人災という面も大きいです。私たちは、この教訓を風化させてはいけません。また、遺族の方々や復興を目指す人々には、厳しく過酷な日々だったと思います。ですので、私たち(志空会)は、ホームページや毎月のニュース『拳』に次の様な文面を載せています。 「東日本大震災及び熊本地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被害にあわれた方々をお見舞い申し上げます。また、復興にご尽力されています皆様に敬意を表しますと共に、1日も早い復興を祈念致します。」 小さな事かもしれませんが、そういう事を続けて行くつもりです。
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