小林師範の続々指導日記
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2017/02/06(月) 哲学する事 第4978回目
 もう昨日で当面は急いで自宅の片付けをする必要はなくなりました。
 午前中は、母親宅に行き、買い物等をしました。
 17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他団体からも参加がありました。
さて、タイトルの件ですが、月に1回程、上大岡で哲学の勉強会をしています。前は、東京(池袋か渋谷)にも行っていましたが、そちらの会は今はリチャージ中=休止中です。
  そこで、何故、私が哲学をするのか?空手道をやる者として何故哲学をするのか?という疑問があると思いますーというか何故だろうと?という自問です。
 哲学というと、ギリシャのもの、ローマのもの、キリスト教に使えるスコラ哲学、イギリス経験論、大陸の合理論やドイツを中心とした観念論、マルクス主義、実存主義そして東洋のものと多種多様です。私が主に学んでいるのはドイツ観念論の集大成者であるヘーゲルからマルクス主義(そして実存主義)へと引き継がれた弁証法というものです。
 私の中では、哲学を学ぶとは弁証法を学ぶと同じ意味合いです。より良く弁証法を学ぶために、過去の哲学(者)も学ぶというスタンスです。
 では、弁証法とは何か?ちょっと一言では説明出来ませんが、敢えて言いますと、物事の必然性を追求するものです。世界(人間を含めた事物)は、生成(生まれ)し、発展し(成長し)そして消滅を繰り返します。消滅と言っても、消えてなくなるというよりも、より高次のものに取って代わられるという事です。しかも、より高次のものに取って代わられるのは、外からの力や圧力でなく、それ自身が体内(胎内)に孕んでいたものによるのです。
 ですので、世界をそういう視点(生成―発展―消滅=多くはより高次のものへ)から考察するという事です。それはどうしてそうなるのか、そうならざるを得ないのかの必然性を、追求する事です。更に、ある現象について、実はその現象だけでなくその現象の意味、何故そういう現象になったのかを考察する事でもあります。
私にとって哲学するという事は、そういう思考をするという事です。皆さんには、そのままでは理解出来ないかも知れませんが、それは私にとっては世界観であり、人は如何に生きるべきか、という問題でもあります。
 更に、思考するだけでなく、それに基づき実践をして行くという事でもあります。どの様に?書くと長くなりますが、私の言動が、全部とは言えませんが、そういう視点からのものでありたいと願ってのものだという事です。
 <今後、こういう事(弁証法の事)もブログに書いて行きたいと思っています。理由ですが、ブログも5,000日目=5,000回目になろうしている事で「心機一転」という意味合いと、更に自分の依って立つ根本的なものを皆さんにお知らせする事が、私の言動をより良く理解して貰える事になるだろうという考えからです。>


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