小林師範の続々指導日記
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2017/02/27(月) 自分のために仕事をしない 第4998回目
 午前中は、母親宅に行き、買い物と等をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他団体からも参加がありました。
 さて、タイトルの件ですが、メールマガジン(無料)を購読していて、時々このブログのネタにしています。そのまま引用する場合もありますし、ヒントを得てとかインスパイアされてとかもあります。以下は、何時かは紹介したいなと思っていて、忘れていたものです。しかし、2月24日に「田中先生は、一会派や個人の利益ではなくて、いつも空手道界全体の利益を考えて行動されていました。」と書きまして、ふと思い出しました。全く同じものではありませんが、通じる所があると思いました。
 『月刊トークス』(2016年12月号)で『自分を捨てる仕事術』という本の紹介文です。このメルマガは、ビジネスに関わる書籍を紹介し、要約を作り、それを有料販売しています。
(転載開始)
今日の言葉はこちらです。
★自分のために仕事をしない
この言葉は『自分を捨てる仕事術』(WAVE出版)に出てきた言葉です。著者はアニメプロデューサーの石井朋彦さん。月刊トークスでまとめたこの本の要約の一部をご紹介しましょう。
<要約開始>
ジブリ退社後の10年間、ぼくにとって苦しい時代が続きました。
必死に頑張っているのに、仕事はことごとくうまくいきません。
ある夜、鈴木語録が書かれたノートを読み直しました。
そのなかで、これまで目にとまらなかった言葉がひときわ光を放って、飛び込んできたのです。
「自分のために仕事をしない」
鈴木さんも宮崎さんも、自分のためにではなく、周りのために、そして最終的には、作品を見てくれるお客さんのために映画と向き合っている。
それに対してぼくは、「自分のやりたい企画」「自分がいいと思うアイデア」に固執し、自分のことばかり考えて仕事をしていたことに気づきました。
そこでぼくは、自分発の企画ではなく、自分のことを必要としてくれている人からもたらされた企画を片っ端から受けることにしました。
結果は劇的でした。人からは、「あいつに頼めば何とかしてくれる」と信頼してもらえるし、自分の心も健全です。
さらに得られたのは、人のふんどしを借りた仕事の方が、自分をちゃんと出すことができる、という真実でした。
<要約終了>
月刊トークスでは、この本の要約を約12分でまとめています。CDを聴くとあなたはこんな気づきを得られます。
◆3年間、自分を捨てておれの真似をしろ
◆会議室を確保し、席順を決め、議事録を取ることが、ぼくの最初の仕事
◆会議は席順が命。席順を変えるだけで議論の質ががらりと変わる
◆会議の目的は自分ひとりでは到達できない発想が生まれること
◆自分のために仕事をしない
◆自分を必要としてくれている人からの企画を片っ端から受ける
◆人間関係のトラブル対応のときも自分を捨て解決策や代案を先に言わない
◆可能な限りの手を打ったら、あとは時が解決してくれるのを待つ
(転載終了)
後半部分は、販売するCDの宣伝文です。しかし、それ以上の内容を持っていると思います。一部は、自分も以前からそう考え実践した事もあります。でも、今日はこれについては、書きません。
ところで、人は協同=協働=共同する事で、その歴史を築いて来ました。人が他人の事を思いやり他人の為に働くというのは、何もビジネスのノウハウだけではなくて、人の歴史から人が獲得して本性だと思います。反対側から見れば、他人の事を思いやり他人の為に働くというのは、結局自分の利益になる事なのです。
目先の利益や損得でなくて、大きく言えば組織、地域そして社会の利益や損得を考えるという事が大切だと、あらためて思いました。


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