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2017/12/08(金)
「言葉による指導の大切さ」(その1) 第5283回
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本日は、日米開戦76年目です。日本は今、戦争への道を進んでいる様に思います。世の中の動きと政治の動向を、引き続き注視して行かなくてはならないと思います。 本日の午前中は、志空会大会のプログラムが一応完成し、会員専用ページにアップしました。 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。昇級審査を実施しました。藤沢総合高校空手道部は、今日まで試験期間という事で、稽古はありませんでした。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。昇級審査を実施しました。 さて、タイトルの件ですが、こちらは2009年12月16日(水)の「日記」に掲載したものです。 (再掲開始) さて、タイトルの件ですが、日本体育協会発行の『SJ(スポーツジャーナル)』2009年冬号で「さようなら、体罰」を特集しておりまして、その中で三森ゆかりさんが提言している事です。そういう風に「言葉」を活用するのか?と大変参考になりましたので、ご紹介したいと思います。 指導現場で言葉を有効に使うには、「指示や目的の核を構成する根拠を子どもに説明できる必要」があります。指導者は、このように言葉で説明する能力が身に付きますと、「命令口調でなくても、子どもは話を聞くように」なります。要するに、子どもも納得すれば話を聞くということでしょうし、話を聞けば上達するという経験を重ねれば、進んで話を聞くようになると思います。 指示や根拠を子どもに示す際には、「主張を先に置いてから理由を述べると分かりやすくなる」としています。まず、結論を先に述べて、後で理由を示すということで「報告・連絡・相談」と同じ方法ですね。事例として次の様な話し方を掲載しています。 「(A)君たちはまず○○の練習をする必要がある。(B)何故ならそれは△△からだ。」このように(A)のような主張を示す言葉が先に来ますと、聞き手である子どもは、これから何の説明が始まるかを予測し、話を聞く準備が出来ます。この準備ができますと、続けて示される理由を受け入れやすくなります。結果として、子どもたちは話を聞くようになりますし、練習ですべき事が理解出来る様になります。理解が出来れば体が動く様になりますので、練習への参加態度も変化が現れるということです。 (再掲終了) まだ続きがありますので明日再掲します。
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