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2017/12/04(月)
『運動指導の心理学』(69:覚醒とメンタルトレーニングその6)
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母親宅に行き、買い物等をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ)の幼年等の稽古でした。19時〜21時は、会場を変えて領家中学校体育館で通常稽古を組手中心で行いました。他道場からも、参加がありました。また、昇級審査を受ける人は、その課題を行いました。 さて、タイトルの件ですが、今回は、「メンタルトレーニング」の第3回目で「メンタルトレーニングとマインドコントロール」というちょっと刺激的なタイトルです。(P196) メンタルトレーニングを施す場合に、「このトレーニングは効果がある」と信じて行うのと疑いを持って行うのでは、効果が全く違ってきます。これは、「この薬は良く効く」と信じて飲むと良く効くという「偽薬効果」と同じです。 トレーニングへの信頼性は、指導者やそれを施す人に対する信頼性と深く結びついています。信頼する指導者から言われれば効果があると信じ、効果があると信じれば実際に効果があるという図式です。当然、効果が実証されたトレーニング方法でも、指導者を信頼しなければ、効果が半減したり現われなかったりします。つまり、指導者との日常的な信頼関係が重要だという事です。 但し、指導者への信頼が、指導者への依存という(支配ー従属関係)状況に陥ったら、それこそ本末転倒です。何故なら、「メンタルトレーニングが目的としているのは、自分で自分の心をコントロールできる一人の人間として自立した選手を育てること」(P196)だからです。別の言葉では「選手の心や行動を指導者が思い通りに操る」「マインドコントロール」ではないという事です。 そのためには、主人公は選手である事、自分で自分の心をコントロール出来る人間的に成長し自立した選手になる様に援助するのが、指導者の役割であるという事を認識のが重要です。 < * 写真は、本文とは全く関係ありません。恒例の湘南台駅地下コンコースの市民参加のクリスマスツリーです。>
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