小林師範の続々指導日記
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2017/12/25(月) 「三人の相手」(前半) 第5300回目
 今日の午前午後共に、年賀状作成に取り組みました。何とか形が出来ましたので、明日には投函が出来そうです。
 17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)の幼年等の稽古でした。富士塚幼稚園の仲間も参加しました。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。他道場からも参加がありました。
 さて、タイトルの件ですが(前に書いていたら申し訳ありません。が、大切な事なので重複しても良いでしょう!)
 この頃、稽古の時に「三人の相手」というのを、強調し且つしつこく言っております。では、その「三人の相手」とは何でしょうか?これには、形編と組手編があり、今日は形編です。
 形を練習する方法は、色々あります。指導者は勿論、選手本人や保護者がそれぞれに工夫していると思います。それらと対立したり矛盾するものではありません。「やり方」というよりも「心構え」というものです。
 形を練習するのに、漫然と打たないで、いつもこの「三人の相手」を考えないしは思い描いて打つという事が大切です。
(1)仮想(バーチャル)の相手
    形を打つ時に、常に相手がいる事を想定して打ちます。また、それは形の意味(分解) を理解して打つという事です。
 (2)審判員
    5名の内、3名以上に自分の色に旗を上げて貰えれば試合に勝てます。審判員に自分の色に旗を上げて貰うという事で、これは審判員との闘いであると思います。その為には、色々な要素がありますが、(1)の事も大きく影響しています。
 (3)試合相手
    同時演武の場合には、横の相手です。但し、組手競技と違い形競技の場合には、大きな要素ではありません。通常の大会では、余計な駆け引きなしで、自分の出来る最善最上の形を打てば良いのです。但し、正式なルールになりますと、回戦毎に形を変更しなくてはなりませんし、対戦相手に依っては形の選択という問題が出て来ますので、大切な要素となります。
  こんな風に説明しています。まず、相手を想定してその相手の技を受けその相手を倒す気持ちで気魄を込めて形を打つ、そうすれば審判員は「この選手は形の意味を理解していて気魄がある。この選手に旗を上げよう」となる、そうして3本以上旗が自分の方に上がれば相手に勝つ、だから(1)が一番大切で、その事により審判員の支持を受けて、結果として勝てる。
 (続く)


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