小林師範の続々指導日記
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2017/12/01(金) 『運動指導の心理学』(66:覚醒とメンタルトレーニングその3)
 今日から、師走です。しかし、回遊魚とあだ名がある師範は、いつでも「師走」の様です。(笑?泣?)
年末と言えば、今日は「流行語大賞」の発表で、グランプリは「忖度(そんたく)」と「インスタ映え」という事でした。妻が、ファミマから発売されています「忖度御膳弁当」を購入してきました。
本日は、富士塚幼稚園も藤沢総合高校空手道部も、稽古なしでした。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。また、「基本形の日」という事で、佐藤指導員を講師にして平安初段を行いました。
 さて、タイトルの件ですが、今回は、「覚醒とピークパフォーマンス」(P186)です。
 結論だけ述べて行きます。まず、複雑で困難な課題は比較的低い覚醒水準でも最高のパフォーマンスが得られ、簡単で容易な課題は比較的高い覚醒水準でも最高のパフォーマンスが得られます。(「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」)
これをスポーツで考えますと、「複雑で困難な課題」では「知覚的手掛かりをもとに微妙な運動の調節が求められる運動技能か大きくパフォーマンスに影響」し、「簡単で容易な課題」では「筋力や持久力など運動体力が大きくパフォーマンスに影響」します。
更に、性格(競技に対する不安)もピークパフォーマンスに関与しています。競技に不安を持つ場合、「競技不安が高い人は低い人より競争(試合)という環境刺激に敏感に反応するために覚醒水準が高くなりやすい」のです。つまり、上がり易いという事です。
 また内向的・外向的という面で見ますと「内向性の人の方が外向性の人より中枢神経が敏感に反応」(P189)します。
 更に「慣れ」という要因もあります。弱い刺激や単調な刺激とともに、熟知した刺激は覚醒水準を下げます。「試合に慣れること、例えばいろいろな試合場で、いろいろな相手と、いろいろな状況のもとで試合する経験を積み試合に慣れることで、試合で上がらないようにするための重要な対策になる」(P190)のです。
 まあ、私たちが「常識的」「経験的」に思ったり感じたりしている事ですね。「試合で緊張したり上がるのは、慣れ!慣れ!!だから試合に出ろ!!!」なんてダイレクトに言いますね。
* 毎月1日に「三つの心」、「道場訓」及び新設しました「子供倫理スローガン」を掲載します。これらには、当会の生徒への指導方針が凝縮されています。心を毎月新たにするために、継続して掲載して行きます。
「三つの心」
(1)ひとつ 「はい」という素直(すなお)なこころ
(2)ひとつ 「ありがとうございました」という感謝(かんしゃ)のこころ
(3)ひとつ 「もうしわけありませんでした」という反省(はんせい)のこころ
「道場訓」
(1)ひとつ 心を磨き体を鍛えます。 
       「こころ を みがき からだ を きたえます。」
(2)ひとつ 正義感、克己及び勇気を身に付けます。 
       「せいぎかん こっき および ゆうき を みにつけます。」
(3)ひとつ 稽古した心技体の成果を出し切ります。
       「けいこした しんぎたい の せいか を だしきります。」
(4)ひとつ 礼儀作法を守り、規律を保ちます。
       「れいぎさほう を まもり きりつ を たもちます。」
(5)ひとつ 仲間を大切にし、励まし合いながら稽古します。 
       「なかま を たいせつにし はげましあいながら けいこ します。」
「子供倫理スローガン」
(1)空手のわざはみせません
(2)ケンカをしてはいけませ
(3)いじめをしてはいけません まずは大人に相談します


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