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2017/11/08(水)
『運動指導の心理学』(45:モチベーションの心理:内発的動機付けその2)
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午前中は、昨日と同じく読書と蔵書のスキャンをしました。実は、この本はスキャンするのがもったいないというのと少し違った感情ですが、スキャンするには忍びないというものが50冊位ありまして、どうしようか悩んでいます。蔵書もこれらを除けば、今月中には余裕でスキャン出来そうです。本棚もすかすかで、その本棚をどうしようかと考えているところです。悩んでいう蔵書は取り敢えずスキャンしないでいようかなと思っております。 14時15分〜15時15分は、やよい台幼稚園の稽古でした。16時30分〜17時45分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で、組手中心で行いました。19時〜21時は、湘南台公民館体育室B面での稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で自主稽古でした。 さて、タイトルの件ですが今回は、「内発的動機付けの理論」の前半です。この「内的動機付け」を理論化したのはデシという研究者です。彼によりますと、内的動機付けの本質は「自己決定と有能さの認知」です。(P137)人間は刺激と反応の連合により外部の力によって動かされるだけの存在だけでなく、こうありたいという自己の将来についての期待(認知表象)を実現するための情報を適切に取り入れて処理し、自分の意思又は意志によって自分の行動を決めたいという基本的な考えを持つもの考えられます。外的な報酬がなくても、自己の行動が「自己決定と有能さ」という「内的報酬」をもたらすので、人は行動するのです。 「内発的な動機付けは挑戦的な事態を克服することによって自己の能力を向上させるという行動と、獲得して現在自分が持っている能力を最大限に発揮するという2種類の行動を引き起こす」(P137)ということです。 詳細は省きますが、それぞれの運動に対して、それぞれ特殊な能力が要求されます。それ故に、それぞれの運動を行う事は、それぞれの運動が持つ「自己決定の有能さの認知度はそれぞれの運動に独特性の高いものであり」それ故「個々の運動が他の運動では代え難い独自の魅力・醍醐味を持つ」事となります。(P138) 私は、冗談だか本音だか自分でも分からないのですが「大体、空手道をやっているよりテニスとかサッカーをやっている方が面白いと思うよ。どうして空手道なんてやるのかね!?」と言う事があります。まあ、自分は格闘技が好きなので、空手道が好き、というホンワカした理由がありますが、皆さんはどうなのでしょう。 しかし、まあ空手道にもテニスやサッカーとは違った「他の運動では代え難い独自の魅力・醍醐味」があるんでしょうね?
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