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2017/11/07(火)
『運動指導の心理学』(44:モチベーションの心理:内発的動機付けその1)
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午前中は、読書と蔵書のスキャンをしました。それと自転車のパンク修理をしました。3週間前位から1日経つと後輪の空気が少し抜けている感じがしました。その都度空気を入れて対処ができました。10日程前に、ある道場の人に虫ゴムを替えて貰いましたら、一昨日までは順調で空気を入れる事もしませんでした。それが5日の日曜日の朝には、空気が相当(5割程度?)抜けていました。空気を満たして六会公民館の特別稽古に行きまして、終了後にタイヤを見ますと同じく空気が抜けていました。携帯用の空気入れというか空気スプレー(ダイソーで108円)を持っていましたので空気を入れて、どうにか自宅まで間に合いました。昨日は、自転車を使用しませんでした。今朝、空気点検しましたら抜けているので致し方なく自転車屋さんに持って行きました。そうしましたら、「これはパンク修理材を一度使っているのでチューブ交換が必要です。また、修理に2時間程度待って貰います。」という事でした。確かに、パンク修理材を使用した記憶がありますが、それでチューブ交換はないとだろうという事で、修理を依頼せずにそのままダイソーに寄り自転車パンク修理セット(108円)を購入し、「一念発起」して、自分でパンクを修理する事にしました。タイヤの、あれ何というのでしょうか表の硬い部分の外しと戻しに少し苦労しましたが、1時間程度でどうにか修理が出来ました。パンク修理ですと800円〜1,00円、チューブ交換ですと2,000円〜3,000円位と思います。1時間手間暇かけて自分で修理するのと1,000円程度で自転車屋さんに依頼するのと「費用対効果」としては、どちらがお得なのでしょうか?私的には、「自分でやった」という満足感と費用が少なくて得をした気持ちが強いです。費用が浮いた分で、お昼ご飯を少し豪華にしましょうか?(笑)それで、本日22時現在、タイヤは何の問題もありません!(エヘン!!) 16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心で行いました。19時〜21時は、藤沢長後道場(長後公民館体育室他)の稽古でした。また、「基本形の日」という事で、門脇指導員を講師にして平安二段を行いました。21時〜21時45分は、同所体育室で自主稽古をしました。 さて、タイトルの件ですが、今回からは指導者にとっては相当にためになる「内発的動機付け」です。ちなみに、この連載は、あと20回位は続くと思いますので、もう少しお付き合い下さい。 今日は、導入部分で「内発的動機付け」の「発見」です。(P133)「発見」という位ですから、以前はなかったということです。 以前は、「外発的」とか「内発的」と言う区分はなくて、単に「動機」という言葉しかありませんでした。そして、人は外的な「報酬」によってのみ心動かされるという考えが支配的でした。しかし、(詳細は省略しますが)例えば、二十日ネズミやハムスターが何らの目的もなく狭い通路をあっちこっちに行ったり来るするという様な研究の結果から、何らの(外的な)報酬がないのに行動自体を目的として、行動するという事が知られてきました。言い換えれば「行動の中に報酬が内在する」(P133)です。 内発的動機には、以下の様なもの(事例)があります。(P134〜P135) @ 好奇動機:目新しい新奇な刺激や活動、より複雑な活動を追及する動機 A 活動性動機:活発に力一杯身体を動かしたいという活動性動機 B イフェクタンス動機又はコンピテンス動機:新しい能力の獲得及び能力の向上並びに能力を最大限に発揮するなど能力に関する動機 C 感性動機:単調な刺激や退屈を避ける動機 D 探索動機:新しい環境を調べようとする動機 以前(いつだか分かりませんが。)、運動が何かを得る「手段」ではなくて、運動自体が「目的」とするような事を書いたことがありますが、それが、そういうものなのでしょうね。例えば「運動による教育」と「運動が教育」という対比もあります。(P133) 同じような意味合いですが、私達が働くということも報酬や賃金や地位や名誉を得ると言う外在的な目的もあるのですが、働くこと自体が楽しいとか自己実現であるからという風にも感じています。まあ、働く過ぎは良くありません。「ワークライフバランス」(注)が大切です。 注:WLBと略します。職場や社会でキーワードとならなくてはいけない言葉だと思います。。覚えていて損のない言葉です。
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