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2017/11/06(月)
『運動指導の心理学』(43:モチベーションの心理:やる気になるきっかけその2)
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今日は、母親宅に行き買い物等をしました。 17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミハ)での幼年等の稽古でした。19時〜21時は、通常稽古を領家中学校体育館で、組手中心で行いました。 さて、タイトルの件ですが、今回は、昨日の反対で「やる気をなくした理由」です。 まず、やる気をなくす大きな理由は、「苦しい練習が続いた」で、男子の小学生時代及び女子の小学生時代で第1位となっています。女子中学生の第1位は、「記録が低下したり、プレーの失敗が続いたので」となっています。 第2位、男子は、小学生時代が「記録が低下したり、プレーの失敗が続いたので」です。男子中学生時代は、「満足のゆく記録が出なかったり、プレーが出来なかったので」、女子の小学生時代は、「絶対に負けたくないライバルに負けたので」です。女子中学生時代は「苦しい練習が続いたので」です。 「苦しい練習が続いたので」という事ですが、単に練習そのものが肉体的に辛いというよりも、練習により成果や効果や進歩が出ないとか感じられないという精神的なものがあるのではないかと推測します。成果が出れば、苦しい練習もまた楽しく感じると思います。反対に第2位や第3位で出てきます様に、満足のゆく記録が出なかったり、記録が低下したりすると、練習に疑問を持ちその練習が苦しく感じると思うのです。 第3位は、男子小学生時代及び女子中学生時代で「満足のゆく記録が出なかったり、プレーが出来なかったので」、男子中学生時代及び女子小学生時代で「記録が低下したり、プレーの失敗が続いたので」となっています。 第4位は、男子小学生時代及び女子小学生時代が「チームのまとまりがなく、バラバラであると感じたので」、男子中学生時代が「健康を害したり大きな怪我をしたので」、女子中学生時代が「指導者に認められなかったりけなされたので」です。 第5位は、男子小学生時代が「両親に認められなかったりけなされたので」となっています。男子中学生時代及び女子中学生時代が「練習や試合で不安や恐怖を感じたので」です。女子小学生時代で「指導者に認められなかったりけなされたので」です。 やる気をなくすのに、指導者や保護者の言動が結構深く関わっているという事ですね。
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