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2017/11/04(土)
『運動指導の心理学』(41:モチベーションの心理:動機が働いている事例)
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9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(六会小学校体育館)の稽古でした。また、「基本形の日」という事で、江村(美)指導員を講師にして平安二段を行いました。 14時〜15時は、くるみ保育園の稽古でした。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古で形等中心で行いました。平行して、15時〜19時は、「特別稽古」(長後公民館ホール)でした。19時で全ての稽古が終わりましたので、ゆったり出来て、久し振りに「世界ふしぎ発見!」を最初から見る事が出来ました。 さて、タイトルの件ですが、38回目及び39回目で「社会的動機」について、書きましたが、P126に表としてまとめられていますので、紹介します。 親和動機:「友達を作りたくて運動部にはいる」「仲良しの友達がサッカー部に入ったので自分も入った」「先生が剣道部に入るように勧めてくれたので、先生の気にいられようと剣道部に入った」「部とやめると友達づき合いがなくなるので部を止められない」「コーチの先生やチームメイトが信頼できなくなり部を止めた(回避)」 獲得動機:「野球をやれば欲しいゲームを買ってくれると言われたので野球を始めた」「良い成績をあげると次々と欲しいものが買ってもらえるので、ものすごくやる気になった」「賞品が欲しくて頑張った」「良い成績を上げて、家を買って両親と一緒に生活したい」「体育教師やスポーツ指導者の職につくのに有利なので部活をやっている」 優越動機:「スポーツは勝たなければ意味がないので勝つために頑張る」「一度優勝した時の快感が忘れられず、また優勝したくて頑張った」「マラソンは大嫌いだけれども他人に負けたくない」「負けるのが嫌でスポーツを止めた(回避)」 承認動機:「級(段)が欲しくて一所懸命稽古した」「縄飛び名人になりたくて毎日、お昼休みや放課後に練習した」「先生(コーチ)に認められたくて練習した」「先生(コーチ)に褒められたくて練習した」「一所懸命練習したのに先生(コーチ)に無視されてやる気をなくした(回避)」 顕示動機:「スポーツが得意で皆に注目されたくてスポーツを始めた」「皆にカッコ良いところを見せたくて頑張った」「有名になりテレビに出たいと思って苦しい練習に耐えた」 これらの動機のどれが良くてどれが悪いとか、どれが優れていてどれが劣っているということではないと思います。いずれも運動を始める、継続する、苦しい練習に耐える等のもとになっています。但し、例えば過度に獲得動機を刺激すると、スポーツそのものを楽しむということではなくて、獲得物だけが目的となり本末転倒してしまいます。そういう点は注意が必要だと思います。
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