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2017/11/16(木)
『運動指導の心理学』(53:運動好き・運動嫌いと性格形成その3)
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午前午後共に、2017年の予定表を作った以外は、ゆったりと蔵書のスキャンや読書をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(西が岡小学校体育館)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を形中心で行いました。 西が岡中学校は高台にあり、そこに行くには坂道を登らなくてはなりません。夏の暑い日は、17時ではまだ日差しが強くて、汗が噴き出ます。春と秋は、爽やかな風を感じる日が多いです。それと、その高台から横浜港の高い建物が見えます。夏はそのままの姿ですが、晩秋から初春にかけては、灯りを伴っています。今日、横浜港方面を見ましたら、灯りが見えました。高台辺りも既に日が差していませんでした。ちょっと寂しくなる晩秋を感じました。 さて、タイトルの件ですが、今回は、「運動好きと有能感」です。(P151) 最初は「スポーツマン的性格」です。これは色々な研究の結果から、スポーツマンの方が、「劣等感が低く積極的・活動的で外交的」であると言われています。これは、スポーツをするからというよりも、スポーツ好きと結びついていると言われています。 そして、その結びつきは、運動有能感が大きく関与していると言われています。すなわち「運動に対する動機が満足されると、特に内的動機付けが満足されると自己決定と有能さの認知が高まり、運動好きという快の情緒が生じるとともに運動有能感が形成される」(P153)からです。つまり、運動の上達や成功の体験をたくさん持っている子供は運動有能感を形成し、運動好きで活動的になるだけでなく、日常の行動においても積極的に行動する様になるという事です。
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