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2017/11/14(火)
『運動指導の心理学』(51:運動好き・運動嫌いと性格形成その1)
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今日の午前中は、遠くの方に稽古指導を受けに行きました。アーナンのご指導を頂きました。14時〜16時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で形中心で行いました。19時〜21時は、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古でした。組手模擬試合をしました。 さて、タイトルの件ですが、今回から「第7章 運動好き・運動嫌いと性格形成」に入ります。今日は、導入部分となりますです。(P147) 好き嫌いは一種の情緒であり動機として働く事及び情緒動機の特徴は、その人の持つ他の動機の満足又は阻止と密接に関係しています。(第5章)つまり、動機が満足されると快という感情が生じて接近動機として働きますし、反対に動機が満足されないと不快という感情が生じて回避動機として働きます。 ですので、運動好きになる(させる)ためには、その人の動機を知り、その動機を満足してあげれば良いのですし、反対に、その動機を満足しない(させない)と、運動嫌いになって行きます。そして、運動に対する動機を知っていれば、運動好きになる考え方や方法が明らかになるという事です。 そこで、第7章では、「体育授業やスポーツ場面で具体的にどのような動機の満足・阻止と関係して運動が好き・嫌いになるかを」明らかにします。更に「運動好きが有能感の形成、運動嫌いが学習性無力感というメカニズムを通して、運動嫌いのみならず個人の性格にも重大な影響を与えることが明らかになって来た」という事で、この点についても論じるという事です。
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