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2017/10/06(金)
『運動指導の心理学』(その22:「効果的な運動学習指導の展開」) 第5220回
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午前中は、ゆったりしました。14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。体験入門者の年中さんが2名いました。これで、年中さん&年少さん(つまり来年卒園しないで残る生徒さん)が現会員1名と体験入門さん2名で、「皮算用」としては2名に入門して頂ければ、かろうじて来年も継続できそうです。まあ、来年2月か3月に体験入門=募集をして最終的に判断します。富士塚幼稚園は、毎年「綱渡り」で続いています。 藤沢総合高校空手道部の稽古は、部としてはありましたが、私との時間の都合がつかずに不参加でした。19時〜21時は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。雨が激しく、流石の私もチャリンコでは行けずに、高座渋谷駅から歩いて行きました。そうしましたら、武道場の入り口にレインコート姿の人が!何とU指導員でした。今日は、ご主人がボーリングで車を使用してしまい、仕方ないので自転車で来たとの事!!ありがとうございます!!! さて、タイトルの件ですが、第4章「効果的な運動学習指導の展開」の概説には、次の通り書かれています。 「この章では、これまで経験的に行われているさまざまな練習・指導の方法を、運動学習を行うときの手かかりとなる情報の視点から分類し、その効果的な行い方を心理学的な理論と研究の成果に基づいて具体的に解説する。すなわち一般的によく行われている練習・指導法がなぜ効果的なのかを心理学的に考察し、個々の練習・指導法の特徴や効用と限界を明らかにする。このことのよって、従来おこなわれている練習・指導法についての実践力を高めるだけでなく、それらを応用したり、新たな練習・指導法を工夫開発したりすつための重要な基盤を提供することを狙っている。」 すなわち、 @ 一般的によく行われている練習・指導方法がなぜ効果的なのかを心理学的に考察し、 A 従来行われている練習・指導方法の実践方法を高める(だけでなく) B それらを応用したり、新たな練習・指導方法を工夫開発したりするための重要な基盤を提供する事 を狙っているという事です。まえがきで筆者が考慮した点の一つとして「実践と研究・理論の統合」の具体的な表れという事になります。 具体的な方法は明日以降ご紹介しますが、その項目は、1.言語による指導 2.視覚的な指導 3.筋運動感覚的な指導 4.メンタルプラクテイス 5.学習課題の分割(全習法と分習法) となります。
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