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2017/10/28(土)
『運動指導の心理学』(36:モチベーションの心理:ホメオスタシス性動機と性的動機
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9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(中和田南小学校体育館)の稽古でした。体験入門者がいました。14時〜15時は、くるみ保育園の稽古でした。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→体育室)でした。 さてタイトルの件ですが、今日は運動の動機付けの続きです。「ホメオスタシス性動機」というのは、「生命を維持するのに必要な生理的安定を維持しようとする動機」です。(P120)内容は、「空腹動機」、「呼吸動機」、「苦痛回避動機」を言います。 「空腹動機」というのは、戦後の食糧難で相撲取りになれば、お腹一杯食べられる、ということで相撲部屋に入門するというのが典型的な例です。「ハングリー精神」もこのような、動機から出ています。反対に、ボクシング等のように減量しなければならないというような場合に、もう減量の苦しみを味わいたくないからボクシングを止めるという「回避動機」として働きます。 「呼吸動機」というのは、呼吸をしようとすることと関連するもので、呼吸ができないので水泳をやらないというように「回避動機」として働きます。 「苦痛回避動機」というのは、苦しい、痛い、寒い等というものがあると運動を避けるようとする動機です。この「苦痛回避動機」というのは、運動嫌いを作り出す主要な原因の一つとなっています。(後述) 次の「性的動機」は、「ホメオスタシス性動機」とは違った分類です。まあ、運動をすると異性を出会える機会が多くなるとか、運動でカッコ良いところを見せて、異性の注目や関心を引きたという動機です。
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