小林師範の続々指導日記
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2017/10/14(土) 『運動指導の心理学』(29:「効果的な運動学習指導の展開」:メンタルプラクテイス)
 9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(中和田南小学校体育館)の稽古でした。形模擬試合をしました。13時〜14時は、くるみ保育園(下和泉地区センター会議室)の稽古でした。16時〜17時15分は、湘南台カルチャーセンターの稽古でした。17時〜21時は、「特別稽古」(長後公民館ホール→第1談話室)でした。 藤沢湘南台道場の仲間が、「湘南台公民館祭り」に参加し、昨年同様に市民シアターで演武を披露しました。詳細は、後日書く予定です。
 さて、タイトルの件ですが、今日は「メンタルプラクテイス」です。(P102)
 まず、用語の解説です。「身体をほとんど動かさず、運動している状態を頭の中で想像=イメージすることによって行う技術練習」を「メンタルプラクテイス」と言います。これは、運動技能=実力を高める運動学習です。主な対象は、初心者ということになります。
 他方、既に習得し持っている実力を最大限に発揮するための心理的な訓練法をメンタルトレーニングと言います(第1章)が、このうちイメージを利用して行うのをイメージトレーニングと言います。(P103)主な対象は、既に技術を獲得している人です。
メンタルプラクテイスは、実際に体を動かして行う運動に比べて小さいものの有効であることが認められています。それを効果的にする方法は、次の通りです。
@ 自分が運動している能動的なイメージを思い浮かべる:思い浮かべるイメージは、ビデオを見ているような観察者的なものではなくて、実際に体を動かしている筋運動的感覚を中核とした能動的なイメージで行います。
A 身体練習と組み合わせて交互に行う:練習の休憩時間に行うのが良いようです。上手くできた直後のその動きが鮮明なうちに行い、次の身体的な練習につなげます。
B リラックスしてイメージ想起に集中出来るようにする:深呼吸をしてから行います。上手くイメージできない人は、自分が既に習得している単純な運動、例えば歩いたり走ったりしているイメージから入り、イメージ出来るようになったら、より複雑な運動に移って行きます。
C 1回の時間は5分以内:研究により、5分以内が効果的とされています。理由は、それ以上は集中力が継続しないからです。
D 体を動かさないという特徴を利用する:怪我をしている時や疲れている時に行えますし、電車や布団の中で行えます。電車の中で筋力トレーニングやストレッチをすると「変なおじさん」と見られるかもしれませんが、メンタルプラクテイスやイメージトレーニングならばそういうことはありませんよね。(笑)


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