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2016/07/26(火)
形の練習で、こんな事をしてみました(その2) 第4783回目
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今日の午前9時〜12時は、藤沢総合高校空手道部の稽古でした。夏休みなので、こんな時間になっています。13時〜17時は、「特別稽古」(六会公民館体育室)でした。19時〜20時45分は、藤沢長後道場(長後公民館ホール他)でした。21時〜21時55分までは、同所で「自主稽古」をしました。 さて、タイトルの件ですが、私の前で一人ずつ演武して、それに対して私が「こことここを直しなさい」とか「こうしたらもう少し良くなるよ」とかのアドバイスを硬軟取り混ぜて(=褒めたり叱ったりして)指導します。また、「貴方は審判員や審査員にどこを見せたいの?」と質問したりします。それは、自分で意識して(複数のアピールする所を考えて)稽古させるというための質問です。 今回は、それの応用ですが、私の他に、私と一緒に同じクラスの生徒が形を見ます。形の演武が終わります。演武者が私の所にきますので、最初に「自分の良い所はどこですか?」と質問します。これは、「自分を褒める」という事と「自分の形を考える」という為のものです。「ありません」とか「分かりません」という答えがありますと「だって私もお母さんもお父さんも褒めないよ。自分で褒めなきゃ褒める人がいないよ。それじゃつまらないよ。」とアドバイスします。でも、小学低学年には少し難しいかもしれませんが、そういう自分を褒める=自分の長所を自覚するという習慣を身に付けて貰いたいと思っています。 次は、見ていた子供から、一つ良い所と、一つ直して欲しい所を上げて貰います。これは、観察するという事とそれに基づいて意見を述べるという事を身に付けて貰いたい為です。 演武した生徒は、今度は私の横に残り、次の演武を見て、一つ良い所と、一つ直して欲しい所を上げて貰います。これを順次繰り返します。 自分を褒めることや他の人の演武を講評するというのは小学低学年には難しい所もありますが、是非、習慣として身に付けて頂きたいです。それと出されたものについては、私と違う視点から見たものもあり、随分と勉強になります。他の指導者の皆さんも試して見てください
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