小林師範の続々指導日記
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2016/07/15(金) 「守・破・離」 第4772回目
今日は、富士塚幼稚園の稽古も藤沢総合空手道部の稽古もなくて、のんびりしました。
19時〜21時は、大和道場(下福田中学校)の稽古でした。
さて、タイトルの件ですが、前にもこの事を書いたと思うのですが、人生、特に親子関係や子弟関係は「守・破・離」です。
守:親(保護者)や先生の教えを疑問を持たずに素直に従う
破:親(保護者)や先生の教えに疑問を持ち、教えに従わない、教えを破る
離:親(保護者)や先生から人格的又は組織的に分かれる
人生に二度あると言われる子供の反抗期が「破」です。親は、この時期を「親のいう事を聞かない!」と嘆くのではなくて、一人の人間として独立して行っていると喜んで欲しいです。子供は、実は(第二次反抗期では)「人間とは何か・自分はなにか・人生どうあるべきか・どう生きるべきか」で悩んでいるのです。そういう過程の中で、今までの教えや権威に疑問を抱き、考え悩みそして成長して行くのです。
そして、その考えた結論を基に、人生を歩んで行きます。「離」と言っても、家を出るとか組織を別にするという事だけでなく、精神的な自立をも意味します。
で、今の私ですが、空手道に関しては、ある意味、自分の気持ちに反して「離」が組織的なものになってしまいましたが、哲学に関しては、やっとこの年になり「破」の「入り口」かな?と思い始めました。いままで、「権威」と思っていた人について、もやもやした気持ちが芽生え、これは違うかもしれないという風に考え始めました。はっきり「破」という風には言えませんし、まだその能力や知識が足りない様に思います。ですので「入り口」なのです。
そして、現時点では疑いを持ったのであり、否定をしている訳ではありません。今までは、その「権威」がこう言っていたから正しい、それと違うのは間違いである、と考えていたのですが、現在はでは、その「権威」はどう考えてそう言ったのか?他の考え方はないのか?という段階です。考え悩んだ末に、その「権威」の考えに戻ったのであれば、これもまた「離」なのだと思います。
今まで信じていたものを100%信頼が出来なくなったので、これからどうなって行くのか不安でもありますが、しかし、もしかしたら成長出来るきっかけになるかもしれない、というかすかな希望も持っています。
「離」まで行く事が出来るのでしょうか?


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