小林師範の続々指導日記
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2016/05/30(月) 指導者の自戒 第4726回目
 最初に高体連様にお詫びですー昨日は、審判員にご招待頂いていたにも関わらず、全く失念しておりまして(手帳への転記ミス)、申し訳ありませんでした。今日より、更に一層高体連様に身も心も捧げる所存でございますので、ご勘如の程、宜しくお願い致します。
今日の午前中は、若干の空手道の事務処理をした後に、母親の自宅に行き、買い物等をしました。17時〜18時15分は、横浜道場(新橋コミュニテイハウス&ケアプラザ)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を組手中心で行いました。また、6月4日(土)の県連1級&段位審査を受審する人は、形を中心に行いました。
さて、タイトルの件ですが、私の尊敬する人の一人に(実はまだお会いした事がなく、その書籍しか知りませんが)牧野紀之先生がいます。いわば「在野の哲学者」です。自ら、大学院の哲学科を卒業するも自ら大学教授を道を選ばず、「大衆と共に歩む哲学」を提唱し実践している人です。もしかしたら、前にもこの文章はこのブログに書いているかも知れません。最近、牧野先生の著作を読み直していて、次の様な文章を読み、あらためて自戒をしなくてはいけないな、と思いました。
(転載開始)
 ・・・教師という職業がそうであるように、他人を教える、導くという地位は、とかくその人自身を堕落させる働きを持っているということである。これに気づかないような鈍感な精神の持ち主はどうしようもない。確かに、教師でも立派な人はいる。しかし、それは教師であるにもかかわらず立派なのであり、教師という地位の堕落作用に打ち克って立派なのである。
(転載終了)
 他人を教える、導くという地位にいますと、周りが「先生」と呼ぶものですから、自分が偉くなった様に感じたりします。でも、自分に関して言えば、空手道については皆さんより早く学び始め、そして素晴らしい先生や先輩や仲間に囲まれて、空手道については皆さんより少しは知識と経験がありますので、先生や先輩や仲間から教えて頂いたものを、身体文化として皆さんに(もっと大きく言えば後世に)伝える一端を担っているという事であり、自分が人間的に偉いから指導している訳ではありません、と考えています。
私が、皆さんから見て立派と評価されているかどうかは知りません。しかし、立派になりたいと思っていますし、努力をしているつもりです。


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