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2016/12/08(木)
日米開戦=真珠湾攻撃75周年の米国トップの談話 第4918回目
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今日の午前中は、昨日の経験を生かして、一つホームページの移行をさせました。午後は、疲れを癒しました。 18時〜18時45分は、横浜道場(上矢部地区センター)の幼年等の稽古でした。18時45分〜20時45分は、同所で昇級審査会でした。 さて、タイトルの件ですが、本日は日米開戦=真珠湾攻撃75周年です。日本が米国の挑発に乗り、勝利の見込みがない無謀な戦争に突き進んで行った日です。 以下は、オバマ大統領が演説の記事です。 (転載開始) オバマ氏は「攻撃で2400人を超える米国の愛国者が命を失った」とし、ミシェル夫人とともに犠牲者を追憶し、遺族らをたたえると表明した。そのうえで「(当時の)敵国が最も緊密な同盟国に変わった証左として、今月下旬に安倍晋三首相と戦艦アリゾナ記念館を訪れるのを楽しみにしている」と言及。「この歴史的な訪問は、和解の力と、75年前には想像できなかった同盟関係で結ばれた日米両国が、より平和で安定した世界のために手を携えて働いていくことの証しとなる」と強調した。 (転載終了) 日本は、「米国のために75年間良く尽した、褒めて遣わす」という風に読めます。 次は、トランプ次期大統領の演説の記事です。 (転載開始) トランプ氏は「(犠牲となった人たちが)分かち合った犠牲は、我々が享受している自由を守るために先人たちが支払った大きな代償を思い出させ、我々が今日直面する新たな課題に立ち向かうよう鼓舞している」と指摘。「米国にとっての敵国は過去75年間で変わってきたが、レーガン大統領がかつて言った『平和を追求するには、勝利に代わるものはない』という事実は変わらない」と述べた。 (転載終了) 日本は、「これからも米国のために尽くせよ」という風に読めます。 レーガンは、「力による平和」を掲げて、軍事力で「アメリカの平和」、「アメリカの為の平和」を推し進めました。そして、中南米の社会主義政権に対して寛容な態度を取った前カーター政権とは対照的に、「レーガン・ドクトリン」によってアメリカは徐々に、ラテン・アメリカの社会主義政権や反体制ゲリラに対して、タカ派的外交姿勢をとりはじめました。このようにして敵視された政権にはサンディニスタ民族解放戦線などの決してソ連やキューバのような共産主義を掲げるわけではない政権も多かったのですが、そのような事情は全て無視され、「反共」の理念の下に叩き潰されました。これは、1960年代から繰り返し批判されてきたアメリカの「ダブルスタンダード」(相手が親米反共であるか否かにより外交で正反対の態度を取ったこと)がまた浮き彫りにされる事を意味していました。トランプ氏もこの道を突き進む恐れがあります。
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