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2016/11/29(火)
県青少年大会で感じた事 第4908回目
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今日の午前中は、12月の配布資料の作成と技術指導本部会の資料作りをしました。午後は、少しゆったり出来ました。16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心で行いました。19時〜21時は、長後公民館ホールでの自主稽古(主に12月の昇級審査受審者向け)でした。私は、不参加で藤沢長後道場の指導者が対応しました。 さて、タイトルの件ですが、県青少年大会は大きな事故もケガもなく、ほぼ定刻通りに終了しました。素晴らしい事です。でも、ちょっと感じた事があります。 まず、形の試合で、あるコートで選手がニーパイポを演武する時に、相手選手より前に(主審側に)出て来ましたところ、主審が下がる様に指示したという事です。その理由は、相手選手の演武が見えにくくなるから、という事らしいです。 しかし、ニーパイポを演武する選手は、この形が演武開始線よりかなり後ろ側で終わる事、この大会のコートの大きさは正規の8メートルより狭い(多分7メートル)という事で、前側で演武を開始しないと補助役員席にぶつかってしまうという判断で前に出て来たものと思います。また、本来、形の演武開始線はなくて、二人で同時演武する時の開始の目安として線が引かれる場合も有りますが、あくまでも目安であり、演武開始場所を明示するものではありません。(この大会では、演武開始線は引かれていませんでした。) その事が、勝敗に直接関係したかどうかは分かりませんが、主審が演武開始の場所を指示するのはあってはならない事です。試合終了後に、同コートの他の審判員がその事を指摘した様ですが、その後も同じ事をした様です。誠に残念です。 もう一つは、組手のコート割です。私のコートは、小学2年生男子の半数(58名)が試合をしましたが、進行表でも2時開始で5時終了となっていました。何と3時間です!確かに、計算上は私の経験からも1分フルタイムの場合には1試合3分程度で見積もりますので、58名×3分=174分で、ほぼ3時間になり、時程表としては、間違っていません。 しかし、これでは生徒も審判員も補助役員もかわいそうです。私の場合は、おしっこが耐えられませんでした。(笑)お前はトイレに行けば良い?いやいや審判長から、コート長は試合中はトイレに行くな!という強い要請があったのです。 そこで、1回戦が終わったところ(19試合)で、「トイレ休憩にします。」と言いました所、何人もの選手がトイレに行きました。2回戦終了後(16試合)にも同様にしました。やはり、何人もの選手がトイレに行きました。あるコートでは休憩もなく、我慢できなかった選手が漏らしてしまい、結局試合を棄権したそうです。コート長の配慮が足りない様に思いました。 というよりも、進行表作成の段階で、1カテゴリーが3時間もかかる様なものがダメなのです。私の経験から言っても1カテゴリー最長で1時間半です。組手で言えば、1分フルタイムの試合では、30名を超えてはそれに収まりません。大まかに言って組手で50名、形で60名を超えたらコートを分けるべきです。100名を超えたら4コートで行うのが、選手にも審判員にも補助役員にも負担が少なくて済みます。 また、小学生女子については、午前中は男子の後に、午後は最初に行う時程になっていました。女子形で上位に進んだ選手は、自分の形の競技が終了し、自分の組手の試合が始まるまで殆ど時間がなくて(20分程度)、お昼休みも事実上なかった様です。 進行上の都合もあるのでしょうが、「プレイヤズーファースト」という原則がここにも当てはまると感じました。
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