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2004/07/27(火)
三菱自動車
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日曜日の深夜に「ドキュメント'04 検証 三菱自動車」という番組がありました リコール隠しの様子を再現フィルム形式で放送しててとても分かりやすかったです 途中から見たので、人名が実名かどうかは分かりませんが、全国ネットで名前流されたくないよなぁ〜と他人事ながら思いました(名前が仮名でも役職で分かる人には分かるだろうけど…)
見ての感想は、人は団体(組織)になると善悪の判断がつかなくなるんだなぁ〜(オウム然り)
舞台は三菱自動車 品質管理部 運輸省の抜き打ち監査に備えて、みんなで避難訓練のように監査訓練してるんですよ まずは、部長は受付けで時間稼ぎ その間に、社員達は、運輸省に見られてはいけない資料を紙袋に詰めて、9Fもしくは地下の倉庫へ運ぶ そして、システム管理者は、運輸省へ報告するもの・しないものと二重管理している障害データのうち、報告しないものを出力できないように設定を変更する が一連の流れ
当初は30分かかっていたのが、最終的には10分で作業できるようになったとか…(その努力を他に使え!)
何度かの練習ののち、資料(キングファイル等)が重くて紙袋が破けてしまうことが発覚、それを防ぐために紙袋は二重にして使うことになる(そういう発想を他に使え!)
最後には、その手順をまとめたマニュアルまであったとか…(別のマニュアル作れよ!)
練習の甲斐あって、最初の抜き打ち監査は無事乗り越えた (運輸省は顧客からのクレームで抜き打ち監査を実施) 品質管理部のメンバは、無事乗り切ったことで、飲み屋で祝杯をあげてるんだよぉ〜(←隠し通せたことに満足か!?)
しかし、2回目の抜き打ち監査ではまず資料隠しが発覚 (運輸省は内部タレコミにより抜き打ち監査を実施) データの二重管理だけは隠し通そうとしたが、システム変更が間に合わずしかたなくゲロ 社員に向かって取締役が言った言葉が 「内部告発により発覚してしまい残念」(←反省の色なしか!?) 呆れてしまいました
その時、反省のポーズを見せ、改善を約束したにもかかわらず、まだまだ隠していたことや、改善していないことがあったらしく、最近、はずれまくったり、燃えまくったりしているようです
番組を終わる頃には、「三菱はもう終わったな…」と思いました
COLTが出たときに、この車いいなぁ〜と思っていただけに残念!
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