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2015/08/02(日)
天皇の料理番
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暑いですね。この辺は連日の36超えを記録しています。 我が家には、冷房は居間にしかないので、今日は家族全員が居間に集結。 「子供は個室にこもりがち」なんて、我が家には滅多に起きない事象。特にここ数日は二階の個室にこもるには我慢大会か決死隊か。 元々、屋根からの熱気を屋根裏、二階と二段階に防御する仕組みなので、冷房なしでも一階は比較的涼しいのです。 冬場は階段下でストーブを焚けば、暖気は二階に上ってそれなりの気温になりますが、冷気は上昇しないので、夏は二階で冷房した方が良いのかもしれません。
さて、TBSの『天皇の料理番』、録画予約してたのをやっと見終わりました。以前にやった分とコンセプトが違うシナリオだったのだなぁというのが感想の一番。前回は「日本としては未知の『フランス料理』を自国にもたらす」がメインで、クライマックスは『料理全書』の発行でした。国会図書館にこの本を読みに行ったのが、いわゆる「歴女」的行動の始まりかもしれません。この本が以後の日本でフランス料理を志す者の座右の銘になったかを実感させる本です。 さて、一方の今回は、前回は希薄だった家族のシーンが増えた前半、通りすがりのステップであった筈の町の洋食屋に宮内省出仕後も出入りするシーン、全編を通しての各厨房での人間関係。ポイントは「人の絆、連携、主張と場の合意、まごころ」であったと感じました。
元は同じ一つの自伝から、色々な主張の物語が作れるののだという見事な見本です。
ドラマの仕上がりは、久々に「ドラマのTBS」の本領発揮。 こういうのを見ると「ドラマがつまらない」とか「時代劇なんて今はウケない」というのは、単に手抜きなものを提供しているだけなのではと感じます。
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