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2013/06/02(日)
姿勢がいいね
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3月末で二武将が引退した忍城おもてなし甲冑隊ですが、二武将とも後任がやってきました。 1日がお披露目の日でしたが、所要があって、2日に行きました。 今日は旧暦で4月24日。
新暦だと、衣替えを越えたところ。 公家の装束の場合は、立夏を越えたら、夏装束。
もちろん、気温は夏並み。
というわけで、今まで着用していた、狩衣は着られません。
商店会でキャラ化した忍城の精鋭五人衆の甲斐姫をすることにしました。 ↓こんなん。 http://osijou.com/ ピンクの鬘は調達済み。 甲冑はまだ未完成なので、黒の袴に黒地にピンクの花柄の浴衣は二尺袖。これに太刀を佩きますと、もはや「単なる浴衣姿」ではありません。
鬘が色モノですからメイクはばっちり目。 でないと、このいでたちの中で顔だけが浮いて(いや沈んで)しまいます。
でかけてみると、駐車場は若干空いていました。 以前ほどの集客力はないのでしょうか?
と思いきや、昨日が甲冑隊のお披露目だったので、常連ファンは昨日に集中したのだとか。 逆に団体客が数組来ました。どうやら、団体ツアーのコースとしては定着しつつあるようです。こちらはおもてなし隊の動向には興味ないと見えて「え、何があるの?あ、そう」と。 おもてなし隊の動向とは無関係なツアー組みもされていることがわかります。
と言っても、いれば「一緒に写真撮ろう」というわけで、ボランティア武将達は何枚もの写真におさまりました。
今日の団体さんは年配の方がメインでしたが、「姿勢がいいねぇ」とやたら言われました。 今日に限って、何なのでしょうか?
太刀を身に着ける場合、姿勢が良くないと、太刀の重さをモロに感じます。なので、姿勢を正しく保つ必要があります。 「姿勢が正しい方が楽」って不思議な感じです。
腰骨位置で指一本入らぬようにきつく巻いた帯の位置で太刀の紐を結べば、太刀の加重は腰骨で均等になります。 この腰骨の重心を左右の足の間に落とすように立つには、背骨を真っ直ぐにするのが一番楽。
時代劇でも、太刀を差したお侍は、浪人だろうが、用心棒だろうが姿勢が良いです。 それは、案外とこんな理由だったのかもしれません。
今日に限って、そんなことを言われるのは、若い子に見られたからでしょうか?浴衣の柄も若者向け、鬘はピンク。 メイクはばっちり。 今日の格好なら、二十歳の娘っこと勘違いされてもおかしくありません。
売店の人や常連さんには「いつもは十二単してる人だよね」とバレバレでしたが。 ところで、十二単じゃなくて、狩衣なんですが。
おもてなし隊は4期始動で、お衣裳も一新されました。 が、なぜか冬物。 前以上に演武も派手になったので、この時期は相当に暑い。 早く、夏物も作ってあげてください。
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