優妃 讃良の着物についておもうこと
ご感想は掲示板 http://bbs1.fc2.com/cgi-bin/e.cgi/12019/まで
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年5月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2017/01/22 着物買うのに、いくら以上だと「高い」?
2016/11/27 着物を頼むなら呉服屋で
2016/11/26 夏は暑くて、冬は寒い
2016/07/10 はいからさんが通る の 時代の袴
2016/07/09 はいからさんが通る

直接移動: 20171 月  201611 7 6 5 3 月  20159 8 7 月  20149 8 7 6 1 月  20139 8 7 6 3 2 1 月  201212 11 5 3 2 月  201112 11 10 9 8 7 5 月  201012 11 10 9 8 6 5 2 1 月  200912 10 5 3 月  20085 4 3 2 1 月  200712 10 9 8 7 6 5 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 月 

2011/05/29(日) 昨今振袖事情
お姫さんが、来年は成人式らしい。
20歳を過ぎた1月にやるのか、その前なのか?
とにかく、毎日のように振袖の広告がポストに入っている。

で、気付いた共通点。
「モデル全員が茶髪」
「首から上だけみたら、着物姿とは思えないヘアとメイク」
「伊達エリはレースとラインストーンのてんこ盛り」
「帯揚げにレースは常識」
「裄は、手を下げて手首が隠れる長大サイズ」

10年位前だと「成人式用に髪を黒く染めなおす」とか言う程、茶髪に着物は似合わなかった。
時代は流れ、20歳を迎える女性の茶髪率はどれほどなのだろうか。ぱっと見で「黒髪をみつけられるか」という位に茶髪率は高い。
こうなると、着物の方が茶髪によりそうしかないようだ。
色柄もしかり。古典的なものよりも、ホテルのパーティの方で映えそうなデザインが多い。

ところで、この成人式の振袖、どこで、何をしにいくためのもの?誰に会いに行くためのもの?

少なくとも、うちの場合は、この振袖着て、双方の実家にご挨拶となる。昭和戦前生まれである。着物といえば従来のものという人間である。振袖もまた、従来のものを想定するだろう。

そも、成人式とは「成人したことを報告する儀式」である。
洋服ならぱりっとスーツでキメるのが相応しい。
あの振袖を洋服に置き換えるなら、「LisLisaでコーディネート」って感じ。若い子らしいコーディネートではあるが、「改まった格好」というにはなんだかなぁ。

「正式にキメるためのものでなく、パーティ用の着物」としては、好みのが一杯あります。海外のレセプションで、イブニング
ドレスの西洋人にヒケをとらないデザインです。

しかし、「成人式用の着物」としてはなぁ・・・

そして、問題の当のお姫さん

髪は黒髪、顔は切れ長の目を持つ従来の着物美人系
着物は大好き
「着物にレースやラインストーン」は「他の誰かがやってくれると素敵だなぁ」という主義。
浴衣の好みは注染めの藍のコーマ地にいくらか色を点在させたもの。
トドメに背は148cmという小柄。
  結構、ここは問題。振袖は総柄なので、背の高い子向けには柄も大きく描くのです。昔はこのお蔭で「大振袖でも中振袖にしかならない」なんて言う状態でしたが、今じゃ、長身向けはザラ。となると、逆におチビさんは柄が切れてしまう。

成人式に着物買うにしても、振袖にするかは微妙。
私が、江戸小紋と、訪問着で成人式して、この2つは今も現役に着ています。結婚式の参列のみならず、正月、京都の散策、お姫さんの卒入式と何度も登場。成人式専用の着物にはこんなことは望めません。

折角、大枚はたくなら、こんな風に何度も着られる着物がいいなぁと思う。

2011/05/28(土) 彩球オーディオ倶楽部
久々に彩球オーディオ倶楽部の受付をやりました。
私が参加するようになってから初の雨天。
「いや、はじめてじゃない」とな。
「誰だ、行いの悪いのは」
「雨男は誰だ」
なーんて、言いながら会場準備。

でも、ここの参加者はおとーさんが多いので、五月晴れの良い天気なんかだと、家族サービスに勤しまないといけないから、遊びにいけない雨天は好都合かも。
そして、自身が出るのに不都合な程の降りでもない。

結局180名程の盛況さで会を終えました。途中で帰る人が少なかったのは、企画の良さのようです。
「「300Bを聞き比べてみよう」といって、来場者も参加で、「聞香」の如くに真空管をあてる。

正解者は4名。「地獄耳で賞」を進呈。

本日の着物。蒸し暑い可能性も考えて、セオαの単。クリーム地に萌黄の濃淡で描いた水芭蕉の小紋。袴は黒で裾に桜花散らし。帯は半幅の黒繻子に金の織り柄。
夏着物ですが、やはり丁度よかったです。

今年は、5月でも比較的涼しい日が多く、普通の単で行こうかと思っていましたが、入梅だし、やはり、もう夏物の透けない単の時節になったようです。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.