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2010/08/05(木)
インファナル・アフェア
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アンディ・ラウが出ていたり、フー・ジュンが出ていたりするので、気になっていた「インファナル・アフェア」、とうとう借りてきました。 現代劇でもアンディ・ラウ綺麗です。
話としては、20世紀末の香港。 「マフィアに潜入する警官」(これがトニー・レオン)と「警官として潜入するマフィア」(こっちがアンディ・ラウ)というネジレ構図。二人とも、結構危ない橋を渡ってお互いの味方に連絡を取ります。 着目点のもう一つは、電子機器の扱い。携帯電話やPCが重要なグッズとして扱われています。携帯電話でモールス信号のやり取りなんて、すごい発想!着信履歴を使ったテクも携帯電話だから可能になったこと。 その一方で、オーディオは真空管アンプだったりする。メディアはCDなんですけどね。
トニー・レオンの役は比較的判りやすい役です。最初から最期まで「警官」として一貫しています。 一方、アンディ・ラウの方は、途中でマフィアの手先であることに疑問を持って、親分を撃ち殺してしまいます。が、その後、トニーに正体を知られ、更に終盤のどんでん返し。この間の心の動きをほとんど台詞なしで表現します。二回見て、やっと読めました。
タイトルの「インファナル・アフェア」は原題「無限道」であり、「無間地獄」を意味します。転生するまで苦しまなくてはいけない地獄をさし、現世で生きること自体を「無間地獄」に例えています。生き残った方が苦しみ続けるという話。
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